最近、日本列島に梅雨前線が停滞し日本各地で大雨が降り、ニュース報道で河川があふれて道路が冠水している光景をよく見かけるようになりました。
さる7月1日午後4時ごろ、鹿児島市を流れる稲荷川沿いの道路を建設作業用のクレーン車が走行していたところ、突然、道路が陥没してクレーン車が穴に落ちて動けなくなる事故がありました。
鹿児島県などによりますと、道路の下の土砂がなくなり空洞になっていたということで、大雨の影響で土砂が川に流れ込んだ可能性があるとみています。
川沿いにある道路は、大雨によって冠水することがよくあります。そういうときには道路と河川の境が分からなくなりますので、走行するのは危険です。
しかし、道路が冠水していなければ普通の通行できると感じてしまうのですが、実際にはこの事例のように道路下の土砂が流されて空洞になっていることがあります。
大雨が降っているときには、できるだけ川沿いの道路をさけて走行するようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2019.7.5更新)
運転するにあたっては、常に快適な環境とは限りません。雨の日や、夜間は見通しが悪くなりますし、堤防道路や山間部などは、幹線道路と大きく道路環境が異なります。
本冊子は、「雨天走行」や「トンネル走行」、「夜間走行」、「渋滞走行」、「山間部の走行」といった悪条件下における事故防止をねらいとした教育教材です。
各場面で注意すべき要点を簡潔にまとめていますので、事故防止のポイントを簡単に理解していただけます。