8月下旬となり、日中の気温は少し低くなってきましたが、前線の影響で雨が増え湿度が上がっているため、熱中症などに注意すべき日々が続いています。
夏の暑さによる疲れが出やすい時期ですので、いつもより休憩を増やし、無理をしないことが大切です。
さる8月17日の午後5時前、埼玉県飯能市で軽自動車が対向車線にはみ出してゴミ収集車と正面衝突し、軽自動車に乗っていた夫婦と乳児の家族3人が死亡する事故が発生しました。
軽自動車は対向車線を5秒ほど走行し、ノーブレーキで衝突していますので、運転していた36歳の男性が何らかの理由で意識を失っていた可能性があります。
持病など疾病が原因かも知れませんが、家族ドライブに出た帰りの疲労で、一時的な居眠運転に陥っていたことも考えられます。
若い人でも、暑さで疲労が激しいとつい居眠りをしてしまう危険があります。多くはガードレールなどに車体が接触して気づくのですが、運が悪いと悲惨な事故を招くこともあります。
夏の疲れを甘く見ないで、早めの休憩を心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2019.8.26更新)
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