先日、このコーナーで路上に落ちていたガソリン缶に乗り上げたタクシーが炎上したというお話をしましたが、今度は路上に落ちていた鉄筋を踏んだ車の乗員がケガをする事故がありました。
さる8月13日午後4時頃、兵庫県たつの市の太子竜野バイパスを走行していた乗用車が路上に落ちていた鉄筋を巻き込み、助手席の女性が鼻や頬を骨折する重傷を負いました。
運転していた男性は、「道路に落ちていたものが鉄筋だと思わず踏んでしまった」と話しており、鉄筋は長さ約3m、直径1.2cmで、助手席の底部分から車内に突き抜けたものです。
走行中に、前方の路上に落ちている物を見つけても、それがどのような大きさで危険な物なのかを一瞬に判断することは非常に困難です。
よほど大きな落下物なら何とか避けようとするのですが、高さが低い物ならば乗り越えて行こうとすると思います。
段ボールのような柔らかいものなら踏んでも大きな影響はないのですが、この事例のように落下物の種類によっては自車が大きく傷ついて、走行に支障をきたすことがあり注意が必要です。
交通状況にもよりますが、乗り越えることができそうに見える落下物でも出来るだけ避けるようにして、どうしても避けられない場合には可能な限りスピードを落として通過するようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2019.8.30更新)
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