皆さんのなかで、少しぐらい酒気を帯びていても気をつけて運転すれば事故にならないし、見つからないといった誤った考えの人はいないでしょうね。
アルコールが体内にあると、感覚や操作能力に影響を受けるので、自分では慎重に運転しているつもりでも、周囲から見ると明らかに正常とは言えない動きをします。
ですからパトカーなどが近くにいれば、酒気帯び運転はすぐ発覚します。
さる9月18日午前4時半ごろ、徳島市内でワゴン車を運転していた45歳の主婦が、酒気帯び運転の疑いでパトロール中の警官に現行犯逮捕されました。
この女性は事故や違反をしたわけではありませんが、方向指示器を点滅させたのに車線変更しないなど不自然な運転をしていることに警察官がピンときて停車させ、アルコールの匂いに気づき飲酒検知をして発覚したのです。事故を起こす前で幸いでした。
警察官はプロですから、酒気を帯びた運転者の行動は手に取るようにわかるそうです。飲酒運転は百害あって何の利もありませんので、絶対にしないでください。
(シンク出版株式会社 2019.9.26更新)
いわゆる二日酔いや、少し仮眠したから大丈夫と思って車を運転し、飲酒運転に陥る事例が後を絶ちません。
小冊子「『酒気残り』による飲酒運転を防ごう」は、川崎医療福祉大学の金光義弘特任教授の監修のもと、酒気残りのアルコールが身体に与える影響や、本人の 自覚と実際のアルコール含有量のギャップなどを紹介しており、「酒気残り」による飲酒運転の危険をわかりやすく理解することができます。