さる9月12日午前5時半ごろ、熊本市北区の国道3号で、60歳代の会社員の男性が運転する軽トラックに50歳代の男性がはねられて死亡する事故がありました。
事故の現場には、死んだネコに加えてスコップや清掃用品が残っていたことから、男性は死んだネコの死骸を処理していたときにはねられたとみられています。
車を運転していると、路上で小動物が死んでいる姿を見かけることがあります。死んだ男性は、路上にネコを発見し、そのまま放っておくと次々と車に轢かれて無残な姿になるのが忍びなくて、何とか片付けようとしたのだと思います。
その気持ちは非常に尊いものだと思いますが、道路規制もしていない路上に出るのは非常に危険です。
走行してくる車は、思っている以上に速いですし、車を運転している人も、まさか路上に人がいるとは思っていませんので、ブレーキ反応なども遅れてしまいます。
路上に動物の死骸を見つけたら、国や都道府県などの道路管理者へ通報するか、道路緊急ダイヤル「#9910」に通報して、死骸の処理をしてもらいましょう。
(シンク出版株式会社 2019.10.1更新)
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