4月は新学期を迎え、新入学児童・生徒の交通事故に配慮したい時期です。
今年は新型コロナウイルスの関係もあり、学校の開校が例年通りに行われるか、不透明な部分があります。
ただし、地域によって休校が続いていても、普段は学校内にいるはずの児童が、自宅待機のため昼間から生活道路で遊んでいることも考えられ、運転者の注意が必要です。
春になり気候がよくなると、気が緩みつい景色などにわき見をしたり、油断して事故を起こすこともあります。
初心に戻り危険予測意識を高めるように指導しましょう。
■慣れ・油断の運転行動をコントロールしましょう
通り慣れた道路でも、「もしや」と危険予測をしてください
私達は、いつも同じような道路を運転することが多く、どうしても危険に対する感受性が鈍くなります。
「ここは交差交通の車が来ない交差点である」とか「道路を横断する歩行者の姿を見たことがない」といった経験があると、つい危険を発見しようという意識が薄れてしまい、それが見落としにつながる場合があります。
そこで、よく知っている場所を走行するときには、あえて、慣れ親しんでいる状況とは逆の状況を予測し、
「今日こそ、バイクが飛び出してくるかも」
「歩行者が横断をしているかも」
といったイメージトレーニングをすることをおすすめします。
今まで考えていなかった危険を意識してみると、確認しなくては不安だという気持ちになりますので、運転行動が慎重になり気づかなかったことにも目がいくようになります。
この状況はよくわかっているという思い込み
運転中の油断は、ベテランドライバーほど陥りやすいといえます。
運転経験が長くなると、運転状況の読みが上手になって、起こりうるパターンがわかってきます。しかし、そこに落とし穴があります。
渋滞に入ると、ノロノロ運転だからわき見をしても大丈夫だろうという心理になります。速度が速いときと違ってわき見に対する恐怖感がなくなります。
さらに低速になると互いに少しでも前に進みたいので、まさか止まることはないというのが暗黙の了解事項です。しかしときには、ノロノロとはいっても車の流れが動いているのに、何らかの理由で止まってしまう車がいるのです。
このため、まさかと思ったときには追突してしまいます。初心運転者のほうが渋滞でもスピードコントロールに緊張して前方から目を離せないので、追突しにくいといわれています。
自分が、リラックスして「こんな状況はよくわかっている」と感じるとき、油断から、想定外の動きをする車や歩行者等との事故に巻き込まれる危険を予測しましょう。
■下の項目をチェックし、自らの運転態度を反省してください
・渋滞でノロノロ運転になると、つい助手席の伝票などを確認したくなる
・自分は運転経験も長く運転知識も豊富なので、事故を起こすとは思わない
・深夜の赤点滅信号では滅多に車が来ないので減速程度で十分に通過できる
・自社の駐車場に車を入れるときには、素早く入れるのが得意である
・通り慣れた交通量の少ない交差点では一時停止することが面倒になる
・自宅近くの慣れた交差点では、ぼんやりと無意識に右左折することがある
・流れに乗って走行しているときには、前の車が止まることは考えない
・横断歩道で待っている人がいても自車が減速しなければ横断するはずはない
ハイ・イイエ
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■春の全国交通安全運動に参加しよう
2020年(令和2年)春の全国交通安全運動が、4月6日(月)~15日(水)の10日間実施されます。事業所でも管理者・運転者が積極的に運動に参加してください。運動期間中の4月10日は、交通事故死ゼロを目指す日となっています。
入学や進級を迎える4月以降に小学生の歩行中の交通事故が増加する傾向にありますので、子どもなど歩行者の安全確保を図る必要があることが強調されています。
事業所では通勤のマイカー・バイク、自社の営業車両が不用意に生活道路を走行したり、歩行者の多い場所で無理な運転をしないように指導しましょう。
とくにこの春は、公共交通機関での感染を恐れてマイカーやバイクでの通勤を希望する従業員が増えることが予想されますが、高齢者や子どもと遭遇する機会が多い道路では事故の危険が増大することをしっかりと指導しましょう。
◆運動の実施期間
2020年4月6日(月)~15日(水)
◆交通事故死ゼロを目指す日
2020年4月10日(金)
◆運動の全国重点
※全国交通安全運動のポスターや資料は内閣府のWEBサイトからダウンロードできます。
【事業所などにおける実施要領】
手洗い励行と消毒、咳エチケットを徹底しましょう
■感染症対策が重要です
依然として全世界的に新型コロナウイルスの流行が続いています。
引き続き、感染症予防の意識を高め、とくに業務中も手洗いなどをこまめに行うことが重要です。
接客の担当はもちろん、すべての従業員の皆さんは、手洗いの徹底とアルコール消毒などウイルス・細菌の除去を徹底してください。
流通が不足しているマスクは、細菌と違って極端に小さいウイルスに対する感染予防効果があるかどうかは疑問視されていますが、咳やくしゃみをするときある程度飛沫を飛ばすことを防ぐことができます。
また、周囲の人の不安を和らげるという効果があります。
エチケット的に必要のある立場の人は確保を心がけましょう。
業務中の感染予防はもちろん、私生活でも集団感染の危険の多い場所の出入りには気をつけてください。厚生労働省のホームページによると、集団感染の共通点は──
とくに、「密閉され換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」であり、風通しが悪い狭い場所に密に集まって集団で過ごすことを避けてください。──と警戒を呼びかけています。
ライブハウスなどでの集団感染が報道されていますが、一般の人達で上記の条件に最も合致するのは通勤電車・通勤バス等の公共交通機関です。在宅勤務ができない人は自衛のしようがないと感じられますが、時差出勤、自転車出勤などができる職場であれば、相談して工夫しましょう。
【新型コロナウイルス感染症に関する参考ページ】
※一般的な感染症対策(PDFチラシ/厚生労働省)
※新型コロナウイルス感染症について(全般──厚生労働省)
全国交通安全運動の実施要綱にも記載されていますが、シートベルトの全席着用が課題となっています。
後部座席における着用率が依然として横ばい状態だからです。
2019年11月おける一般道路の後部座席着用率は39.2%にとどまっていて、前年の38.0%に比べてわずかに上昇していますが、依然として4割に満たない低い率です。
シートベルトやチャイルドシートの非着用により乗員の被害が拡大するのは以下のような事故例をみても明らかです。シートベルトの着用が運転者の責任であることを強く指導していきましょう。
・非着用の乗客だけが重傷──2018年6月、対向車線にはみ出したタクシーが乗用車と衝突した事故では、タクシー運転者と乗用車の乗員など4名は軽傷でしたが、タクシーの乗客のみがシートベルト非着用のため重傷を負いました。
・低速の追突で乳児死亡──2019年8月、お盆の渋滞中に起きた車3台の追突事故で、前方不注意のため最初に追突した車に乗っていた1歳の女の子が首を強く打って死亡しました。女の子はチャイルドシートを使用しておらず、事故の衝撃で死亡したと見られています。
・死者の92%が非着用──2016年1月、スキーツアーバスが道路から転落し、乗客・乗員15名が死亡した事故では、死亡した乗客13名のうちシートベルトを着用していたとみられる痕跡が体に残っていたのは、1人だけだったことがわかっています。犠牲者の中には頭や首を骨折している人が多く、ベルト非着用も要因の一つとみられています。
令和元年6月に公布された改正道路交通法のうち、まだ施行されていなかった次の3点が4月1日から施行されます。
1 加速車線・減速車線の最高速度を
本線と同じに(施行令の改正)
高速道路や自動車専用道の本線車道の最高速度は基本が100km/hであるにもかかわらず、道路交通法施行令の規定では加速車線・減速車線の最高制限速度は60km/hとされてきました。
この規定を正直に守ると、本線車道の車の通行を阻害する速度で進入したり流出する危険があると指摘されていましたが、改正により、本線と同じ速度で流入・流出することができます。
すでに実態として多くの運転者は、安全のため80km/h程度など実際の流れの速度に加速して高速道路に流入し、流出時も急に60km/h以下に落とすことはありません。
法令を現状に合致させるための改正ですが、運転経験の浅い初心運転者などは60km/h以下でなければ流入・流出してはいけないと思い込んでいるかも知れませんので、改正法施行の機会に、高速道路などへの安全な流入・流出方法について指導しましょう。
2 自動運転(当面はレベル3)の実用化に伴う使用条件違反の新設(法並びに施行令の改正)
自動運行装置の条件を満たさない(条件から外れた)状況で、自動運転システムを使用することを禁止し、罰則を設けました。レベル3の自動運転はスピードや天候といったシステムの使用条件から外れた状況での使用は危険ですので、条件から外れた自動運転を防ぐ目的の規定です。
罰則 3月以下の懲役または5万円以下の罰金
違反基礎点数 2点
反則金 大型車1万2千円・普通車9千円・二輪車7千円・原付6千円
3 作動状態記録装置の不備、整備不良
同じく、自動運転中の走行データを正確に記録できない車の運転を禁止し、記録装置の整備不良を含めて罰則を設けました。
罰則 3月以下の懲役または5万円以下の罰金
違反基礎点数 2点
反則金 大型車1万2千円・普通車9千円・二輪車7千円・原付6千円
→ ※ 詳しくは、こちらを参照
「ドライバーの健康管理の徹底」について再度指導しましょう
■重大事故の背景に健康管理の不徹底
がある
国土交通省が2020年になって公表した事業用自動車事故調査委員会の報告書では、調査した事故3件について、いずれも体調管理や持病の経過観察など健康管理が不徹底であったとしています。
この報告を踏まえて、国土交通省では、トラック・バス・タクシーなどの自動車運送事業者に対して、運転者の健康管理など同種の事故の再発防止に取り組むように求めています。
事業者の皆さんは今一度、運転者の健康管理について日常的に指導するとともに、経過観察の重要性を意識しましょう。
事故の事案は次の3つです。
①大型トラック衝突事故/愛知県岡崎市 (特別重要調査対象事故)
平成30年2月15日、愛知県岡崎市の国道1号で大型トラックが交差点で信号待ちをしていた車列に追突し計6台の多重衝突事故となった。事故により軽乗用車の運転者が死亡するなど6名が死傷した。
【事故調査委員会の分析では、以下の点を事故の重要な背景として指摘しています】
・大型トラックの運転者が、事故前日から続く体調不良を感じたまま運転を継続した
・トラック事業者は、運転者の出庫がほぼ毎日3時頃と早いため、約2か月前から始業点呼を実施
していなかった。前日からの体調不良に運行管理者が気付くことがないまま、運行を開始した
・運転中に体調悪化を感じていたが、運行管理者に連絡するなどの回避行動をとらなかった
②中型乗合バスの衝突事故/東京都世田谷区
平成29年11月25日、東京都世田谷区の都道で乗合バスが乗客16名を乗せて走行中、道路左側の歩道に乗り上げ電柱に衝突し、乗客12名と運転者が軽傷を負った。
【事故調の分析】
・運転者は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査で「経過観察」と判定されていたが、その後のフォ
ローを行わずに運転させていた
・運転者に、走行中に強い眠気を感じたときの対処について「直ちに車両を安全な場所に停車させ
て、運行管理者に報告し、指示を受ける」など、十分な指導教育を行っていなかった
③タクシーの衝突事故/長崎県平戸市
平成30年6月19日、⾧崎県平戸市の県道で、乗客1名を乗せたタクシーが片側1車線の左カーブにおいてセンターラインを越えて対向車線にはみ出して対向乗用車と衝突し、乗客1名が重傷を負い、乗用車の3名が軽傷を負った。
【事故調の分析】
・運転者は、以前から日中眠い状態が続き、事故当日も眠気を感じたまま運転していて意識が低下
し、前方不注視の状態となった
・運行管理者による健康管理マニュアルに基づく運転者の健康管理や指導が十分でなかったことか
ら、運転者が以前から日中眠い状態が続いていたことについて報告していなかった
・運転者は事故後に睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査を受け、重症であることが判明した
※詳しい事故の調査報告書(PDF)は、こちらの国土交通省webサイトからダウンロードできます。
日 付 | 行 事 等 |
1日(水) ~30日(木) |
・未成年者飲酒防止強調月間(国税庁/厚生労働省など)──未成年者の飲酒防止を徹底するため、毎年4月にはポスターや各種媒体を通じて集中的に広報が行われます。飲酒運転に関連した資料も配布されます。 (詳しくは国税庁のwebサイトを参照) |
1日(水) ~30日(木) |
・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」準備期間 厚生労働省が主唱する熱中症予防対策キャンペーンは、5月1日から9月30日まで。4月は準備期間として、夏期の暑熱環境下における作業計画の策定などを行なうよう呼びかけます。 |
1日(水) |
・改正道路交通法の一部施行 令和元年6月5日に公布された改正道路交通法のうち、自動運転に関連する条項が、道路運送車両法の施行に伴い同日の4月1日から施行されます。 【レベル3の自動運転の実用化を図り、以下の違反を新設】 ・自動運行装置使用条件違反──条件から外れた状況での自動運転システムを使 用した場合/違反点数2点/反則金 大型車1万2千円・普通車9千円等 ・作動状態記録装置不備──自動運転中の走行データを正確に記録できない車の 運転を禁止/違反点数2点/反則金 大型車1万2千円・普通車9千円等 |
1日(水) |
・改正労働基準法を中小企業にも施行──「時間外労働の上限規制」 残業時間の上限は、原則として月45時間・年間360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできない(大企業はすでに2019年4月1日より施行ずみ)。臨時的な特別の事情があっても、以下の基準を超えない。 ★年間720時間以内 ★複数月の平均が80時間以内 ★休日労働を含んで月100時間未満 (※トラック・バス運転者等は2024年4月まで施行を猶予されますが、 運送事業者従業員でも事務職員・バスガイドなどは対象となります) |
1日(水)~ |
・オートライト機能を義務付け──道路運送車両の保安基準の改正により、4月1日以降に販売される乗用車(新型車のみ)に周囲が暗くなると自動的にヘッドライトを点灯するオートライト機能の搭載が義務付けられます。 |
6日(月)~ 15日(水) |
・春の全国交通安全運動実施──詳しくは、内閣府のWEBサイトを参照してください。 |
7日(火) |
・世界保健デー──世界保健機関(WHO)の設立記念日。世界各国で健康的な生活について考えてもらうためのさまざまなイベントが開催されます。 |
8日(水) |
・タイヤの日──日本自動車タイヤ協会が制定。ドライバーにタイヤへの関心を高め、空気圧のチェックなどの啓蒙推進活動を行なっています(タイヤ協会のwebサイトを参照)。 |
10日(金) |
・法テラスの日(日本司法支援センター)──同センターの設立日を記念して、各地の法テラスでは、この日を中心に弁護士・司法書士などによる無料法律相談会が開催されます。 |
10日(金) | ・瀬戸大橋開通記念日──1988(昭和63)年、瀬戸大橋が開通し、本州と四国が橋で結ばれました。 |
12日(金) |
・祇園暴走事故から8年が経過──2012年4月12日、京都市祇園で運転者が発作により車のコントロールを失い軽ワゴン車が歩行者をはねて運転者を含む7人が死亡し12人が重軽傷を負いました。勤め先の会社は倒産しています。健康起因事故への社会的関心が高まり道路交通法改正の一つのきっかけとなりました。 |
13日(月)~ 19日(日) |
・第61回科学技術週間──毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間は「科学技術週間」と定められています。 |
14日(火) |
・4月の製品安全点検日
経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
18日(土) |
・鹿沼クレーン車6人死亡事故から9年が経過──2011年4月18日、栃木県鹿沼市樅山町で「てんかん患者」の男性がクレーン車を運転中、てんかん発作が原因で意識を失い、集団登校中だった児童の列に突っ込み6人がはねられ全員が死亡しました。免許更新時の手続を見直すきっかけの一つとなりました。 |
19日(日) |
・地図の日──日本で初めて精巧な日本地図を作った偉人・伊能忠敬が1800年の旧暦閏4月19日に江戸を出発し、蝦夷の地の測量へ出発したことにちなんでいます。別名「最初の一歩の日」とも言われます。 |
19日(日) |
・穀雨 |
23日(木) |
・亀岡児童交通死事故から8年が経過──2012年4月23日、京都府亀岡市篠町で小学校へ登校中の児童と引率の保護者の列に無免許運転の軽自動車が突っ込み、計10人がはねられて3人が死亡、7人が重軽傷を負う事故が発生しました。危険運転致死傷罪は適用できませんでしたが、遺族の怒りは大きく、無免許運転事故への罰則強化を図る一つのきっかけとなりました。 |
28日(火) |
・洗車の日──自動車用品小売業協会は4月28日を「洗車の日」に制定し、前後にイベント等で洗車を呼びかけています。
4と28で「ヨイツヤ(良い艶)」と読む語呂合わせです。 |
28日(火) |
・労働安全衛生世界デー・国際労働災害犠牲者追悼日──「仕事における安全と健康のための世界の日」です。労働災害の犠牲者を追悼し再発防止を図る国際的な記念日として、2002年に国際労働機関(ILO)が国連の国際デーの一つと認定しています。 |
29日(水) |
・関越道「高速バス居眠り運転」事故から8年が経過──2012年4月29日に群馬県の関越自動車道上り線藤岡ジャンクション付近でツアーバスが防音壁に衝突し、乗客7人が死亡、乗客乗員39人が重軽傷を負う事故が発生しました。 この事故を契機に、ツアー貸切バス・高速バスの安全対策が強化され「高速乗合バス」に一本化されました。 |
29日(水) |
・昭和の日 |
4月上旬 | ・令和元年中の労働災害の動向について(厚生労働省) |
3月上旬~ 4月24日 |
・36回 安全衛生標語の募集──中央災害防止協会。 「2020年度 年末年始無災害運動標語」、「2021年 年間標語」の募集。 締切りは4月24日(金)。詳細は、同協会のWEBサイトを参照。 |
~4月16日(木) |
・令和元年分の所得税および復興特別所得税の確定申告(2月15日~) 新型コロナウイルス対策により、例年より1か月延長されました。 |
~4月末 |
・2020年度の「安全衛生標語」募集──陸上貨物運送事業労働災害防止協会。「荷役」「交通」「健康」の3部門で募集し、11月に滋賀県で開催する全国大会で顕彰。締切は4月30日(木)詳しくは、同協会のWEBサイトを参照。 |
~4月末 |
・令和元年度 安全衛生教育促進運動──中央労働災害防止協会(中災防)が提唱し展開する活動。年間計画を定めて、雇入れ時教育、特別教育などの義務付けを踏まえ安全衛生教育の確実な実施を促しています。 |
4月下旬 |
・2020年3月中の交通事故死者統計の発表(警察庁) |
◆4月の日没時刻(国立天文台暦計算室による)
1日(水) | 福岡 18:39 |
大阪 18:19 |
東京 18:03 | 札幌 18:01 |
15日(水) |
福岡 18:49 |
大阪 18:30 |
東京 18:14 |
札幌 18:17 |
30日(木) | 福岡 19:01 |
大阪 18:42 |
東京 18:27 |
札幌 18:35 |
4月になると日は長くなり、日没が7時前後という地方もあります。しかし、新学期が始まって夕方は小中学生の姿が多く、暖かくなったことにより高齢者も活動的となりますので、早めのライト点灯が重要です。
早めに点灯すると遠方の歩行者の姿も確認しやすくなります。ライト活用を意識して、周囲の警戒を徹底しましょう。
早めに点灯するあなたの思いやりが、交通事故減少に結びつきます。遅くても日没の30分前にはぜひ点灯するとともに、夕刻に増える歩行者事故を警戒して運転してください。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
また、JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light
のサイトを参照してください