新型コロナウイルスが世界的に流行し、国内感染者も増加しているので心配です。
都市部の電車・バスなどの公共交通は、「換気の悪い密閉空間で」「不特定多数の人と接する」場所ですので、感染の危険性が高いと感じられがちです。
そのため、バイクや自転車による通勤を希望する社員が増えているというニュースを見ました。
自転車・バイク通勤に条件を設けている会社では簡単に認められないでしょうが、「自衛のため」という切実な心理に対して頭から否定するわけにもいきません。
しかし、これらの「にわかバイク・自転車通勤者」は道路交通上、大きな危険をはらんでいます。
長距離の自転車通勤などは経路に慣れるまで日数がかかり、本人の予想以上に時間を要して始業時間に遅れそうになることもあります。また、すぐには安全運転のスキルも向上しません。
このため、急ぎの心理から危険な信号無視・一時停止無視をしたり、交通量の多い幹線道路で車道中央に出て走行するなど危険な行動をする可能性があり、歩行者への加害事故も心配です。
車での通勤や早朝の配達業務などに従事する運転者は、バイク・自転車の行動に注意し、危険な行動をするかも知れないことを予測しましょう。
自転車・バイク通勤に切り替える人は、十分な準備と賠償保険への加入などをして安全運転を心がけてください。
(シンク出版株式会社 2020.3.18更新)
自転車の運転に免許証は必要ありませんが、そのため、交通ルール・マナーを十分に理解しないまま危険な運転をしている人が後をたちません。
このテストは日頃の自転車の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えることで、普段どれぐらい自転車を安全に運転できているかを簡単に知ることができるテストです。
診断結果をみて反省することで、日々の自転車の安全運転に活かすことができます。