新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、小学校などの休校が続いている地域がたくさんありますので、昨日に続いて子どもの事故の話題を取り上げます。
さる4月9日正午ごろ、川崎市の路上で小学3年生の男の子が自転車で道路を横切ろうとしたところ、走ってきた乗用車にはねられ、意識不明の重体になる事故がありました。
事故の現場は、片側1車線の見通しのよい直線道路で、乗用車を運転していた男性は、「男の子に気付くのが遅れた」と話しているということです。
小学生は、対向車線の車の間から出てきたということで、近くの公園の方向に向かっていたとみられています。
普段なら小学生は学校に行っていて路上では見かけない時間帯でも、休校のため公園で遊んでいることがあります。
今の時期に公園付近など小学生が集まりそうな場所を走行するときには、「この時間帯なら小学生はいないだろう」と油断しないようにしてください。
とくに、対向車線の車の間から出てくる子どもの自転車には十分に注意しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2020.4.16更新)
一歩間違えると、自分のクルマがかけがえのない命を奪う凶器になってしまうことがあります。
交通事故は、被害者や当事者だけでなく、その家族や周囲の人々の人生をも狂わせてしまうのです。
本作品では、大津で発生した保育園児死傷事故やながらスマホによる死亡事故など、最近発生した悲惨な交通事故を2例取り上げています。
事故を起こしたドライバーが負う4つの責任(刑事・行政・民事・社会的)を紹介し、また、交通事故の遺族の取材を通じて、事故の恐ろしさと、かけがえのない命の重さを訴えます。