さる5月14日午前8時前、北海道江別市の道路を走行していた乗用車が、対向車線からUターンしてきた軽乗用車と衝突し、軽乗用車の運転者が死亡する事故がありました。
事故の現場は片側2車線の直線道路で、軽乗用車が歩道側の車線からUターンしようとしたところに、走行してきた乗用車が衝突したものです。
事故の原因は、軽自動車の運転者が安全確認を怠り、強引にUターンしたことにあるのですが、衝突した乗用車のドライバーが少しでも予測していれば、防げた可能性はあったのではないでしょうか。
片側2車線の道路でUターンをする場合には、ある程度の走行距離が必要ですので、中央線寄りの車線からではなく歩道側の車線からターンすることがあります。
そして、Uターンするときには止まっている状態からすることはほとんどなく、少し動きながら隣車線を気にしつつ勢いをつけて一気にUターンをするパターンが多くなります。
対向車線の左車線にいる車が、不可解な動きをしているときには「Uターンしてくるかもしれない」と警戒しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2020.5.25更新)
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