新型コロナウイルスの感染防止のために、しばらく学校が休校になっていましたが、6月1日から全国各地で本格的に学校が再開されています。
子どもたちにとっては待ちに待った登校だとは思いますが、心配なのが子どもの交通事故です。というのは、教室などに多くの子どもが集まるのを防止するために、分散登校が実施されているからです。
いつもなら、朝の登校時間や下校時間に子どもたちが道路を歩いているので、その時間に運転するドライバーは、それなりに飛出しなどに注意していると思います。
ところが、分散登校となるといつもは子どもがいない時間帯に道路を歩いていたりしますので、子どもがいない時間帯だと漫然と走行していると事故を起こすことになります。
加えて、いつもなら学校などで行っている新入児童への交通安全教育も十分ではありませんので、交通ルールに不慣れな子どもたちも大勢いると思います。
交通社会に慣れない子どもたちを守るのは、ドライバーの責任です。子どもを見かけたらいつも以上に注意して運転してください。
(シンク出版株式会社 2020.6.4更新)
トラック運送事業の運行管理者の皆さんに好評を博してきたドライバー教育ツールのパート4を発売しました。
貨物自動車運送事業の運転者に対する指導・監督の指針12項目に準拠した教育資料が満載です。
今回も、運転者用資料と管理者用資料に分かれてイラストと図解を中心に展開しています。すべて新しい内容のものですので、パート1から3までご購入いただいた皆さんもぜひご利用ください。
また、今回は巻末資料として初任運転者向けの資料が充実し、初任運転者指導用記録簿や添乗指導項目等を掲載しました。新入運転者教育にご活用ください。