さる8月11日午前7時15分ごろ、埼玉県秩父市の国道トンネル内で、大型バイクを運転していた横浜市の男性(54歳)が転倒、滑走して前方を走行していた友人のバイクと衝突し、男性が胸を打って死亡する事故が発生しました。
事故現場は片側1車線の直線道路で、ツーリング仲間2人で山梨県方面に向かって走行中に、男性が何らかの原因で転倒したとみられています。
トンネル内は暗いので、路上の石など障害物の発見が遅れて転倒した可能性もあります。
この季節はツーリングのバイクが増え、公共交通機関を避けてバイクなどで旅行をする人は少なくないようです。皆が運転スキルの上級者とは限りませんので、バイクに乗る人はもちろん、四輪運転者もバイクとの事故には十分に注意しましょう。
前方にツーリングバイクなどの姿を見かけたら、少し車間距離を保ってその動きに十分に注意するとともに、対向車線にバイクがやってきた場合も、バイクの動静から目を離さないように注意して、転倒事故などが起こっても被害が最小限ですむように努めましょう。
(シンク出版株式会社 2020.8.18更新)
近年は地球温暖化などによる異常気象により、豪雨や強風・突風、猛暑、豪雪などによる自然災害が多発しています。
また我が国は地震大国ですので、いつ何時、大きな揺れに襲われるかもわかりません。しかしながら、日々自然災害への対応意識を高めておけば、被害を最小限に留めることができます。
本書は、運転中に自然災害に見舞われた以下の6つの運転場面を提示しており、それぞれの危険要因と対処方法を考えていただく教育教材です。