11月は、日没時刻が5時前後となり、夜間運転事故の増加が懸念されます。
夜間の事故は歩行者・自転車の被害が多いのですが、その背景には、歩行者や自転車などを軽視する運転者の意識があると思われます。
横断歩道で歩行者の姿を見ても一時停止しない運転者は、「歩行者が止まって車を待つのがあたり前」という意識でいますので、いずれ横断歩行者との衝突事故を起こす危険があります。今一度、道路交通法を守って運転することの重要性を訴えてください。
さらに、ここ1年の道路交通法の改正を踏まえて、危険運転等で運転者失格とならないように配慮しましょう。
健康面では、依然として新型コロナウイルス予防対策が重要ですが、インフルエンザ予防にも配慮しておきましょう。
■横断歩道のルールを再確認しよう
──歩行者の横断を優先することが運転者の義務
日没時間が早まり、夕方は前方が見えにくくなって、歩行者事故が増加する時期です。
歩行者死亡事故の約7割が道路の横断中に発生していますが、その中には、横断歩道を横断中の歩行者も含まれます。
なぜ、横断歩道上でひかれるかというと、運転者の多くが横断歩道に歩行者がいても、一時停止をする習慣がないからです。
JAF(日本自動車連盟)の調査では、全国の平均で17.1%の運転者しか停止しないことがわかっています。
このため、車に止まる意志がないことに気づいて歩行者が待っている場合は交通事故になりませんが、歩行者が車に気づかなかったり、車が止まって横断を優先してくれると思いこんでいると、減速しなかった車に衝突されて死亡事故につながるのです。
マナーの問題ではなく、明らかに法律違反
道路交通法では、車等の運転者は
と定められています。
つまり、たとえ歩行者が停止して待ってくれたとしても、そのまま通行するのは単なる交通マナーの問題ではなく、明らかに「横断歩行者等妨害等」の交通違反を犯しているということです。
直進時の前方にいる横断歩行者はもちろん、右左折時に横断歩道を横切るときにも、歩行者の存在を確認してください。
(※右上は、警察庁作成のポスターです。詳しくは警察庁のWEBサイト「横断歩道は歩行者優先です」を
参照してください)
■以下の項目をチェックし、自らの運転態度を反省してください
・「前方に横断歩道あり」の道路標示を見たら横断する歩行者を予測する
・横断歩道の手前では減速し、徐行を準備するよう心がけている
・横断しようとする歩行者を見かけたら、早めに減速して静かに停止する
・横断歩行者の前では完全にタイヤを止めて、ジリジリ動かない
・右折する際は右折する先の横断歩道で一時停止して左右を確認している
・左折するときは、横断歩行者や自転車の姿を念入りに確認する
・夕方は早めにライトを点灯して、周囲に自車の接近を知らせる
・夜間にダイヤマークを見たら上向きライトを活用して横断歩道を確認する
ハイ・イイエ
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■法令遵守意識の徹底を
最近、ひき逃げ事故のニュースが多くなっていますが、中には事業用自動車の運転者や会社員が業務中・通勤中に起こした事件も少なくありません。
ひき逃げした理由も「人とは思わなかった」「何かに当たったと思ったがそのまま走行した」といったケースが目立ち、「急いでいたから」などの理由で、後から現場に戻って逮捕される例がみられます。
運転者には、運転中に異音がしたり違和感があったら、人に当たった可能性が高いので、そのまま行くことのないように厳しく指導しましょう。
そして、救護義務違反や危険防止措置違反が重罪であることをもう一度徹底しておきましょう。
ひき逃げに限らず、危険な運転行動に対する社会の目は非常に厳しくなっていて、昨年12月と今年6月に行われた道路交通法の改正も「ながらスマホ運転」「あおり運転」の厳罰化が中心でした。
運転者には道路交通法など交通ルールについて定期的に教育を繰り返して、法令遵守の意識を高めておくことが重要です。
とくに、最近の法改正によって、交通違反で仕事を失う可能性があることをしっかり自覚させることが大切です。
たとえば下表のように、危険・迷惑運転の罰則・行政処分の内容をみると、懲役刑を受けたり、運転免許取消しとなる可能性の大きいことがわかます。
しかも何年間も免許の再取得ができない状況に陥るため、運転者としての再就職はできないこともあります。
危険・悪質違反 | 罰則 | 行政処分 |
スマートフォン・携帯・ カーナビ等の「ながら運転」 (2019年12月施行) |
・交通の危険 1年以下の懲役または50万円以下の罰金 ・保持 6月以下の懲役または10万円以下の罰金 |
・交通の危険 違反点数6点 ・保持 違反点数3点 |
あおり運転 =妨害運転違反 (2020年6月施行) |
・交通の危険のおそれ 3年以下の懲役または50万円以下の罰金 ・著しい交通の危険 5年以下の懲役または100万円以下の罰金 |
・危険のおそれ 違反点数25点 ・著しい危険 違反点数35点 |
ひき逃げ =救護義務違反 |
・事故が運転者の運転に起因する場合 10年以下の懲役または100万円以下の罰金 ・それ以外の場合 5年以下の懲役または50万円以下の罰金 |
違反点数35点 |
※違反累積点数6点以上で免許停止、15点以上で免許取消、25点以上で免許取消後の欠格期間2年、35点
以上で免許取消後の欠格期間3年(免許停止処分等の前歴がない場合)
インフルエンザ予防も徹底しよう
■ワクチン接種を早めに予約しましょう
この冬、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザとの同時流行が懸念され、医療現場の混乱を避けるため、インフルエンザワクチンの積極的な接種が呼びかけられています。
厚生労働省によると、今シーズンは平成27年以降で最大となる約3,178万本(最大約6,300万人分)を確保できるということです。
ワクチンがなくなるのでは、と心配する必要はありませんが、例年になく早めに接種する人が増えると予想されますので、流行に備えて、早めに医療機関への予約をしておく方が得策です。
同省では、重症化リスクの高い65歳以上の人などの接種を優先するように求めていますが、すでに10月1日から高齢者等の接種は始まっていて、高リスクではない一般の人も10月26日以降には接種を行うように医療期間へ指導しています。 なお、ワクチン接種後、免疫となる抗体ができるまでおよそ2週間かかり、その効果は数か月有効と言われています。
■流行を弱めることに貢献する
ワクチンを摂取したからといって、絶対にこの冬インフルエンザに罹らないという保証はありませんが、罹りにくくなり、罹患しても軽症ですむことが実証されています。
「自分は若くて体力があるのでワクチンを打たなくても症状が軽いはずだ」と考える人も、早めにワクチンを打つことで、社会的な大流行を防ぐことに貢献できます。
副作用の心配の少ない方は、身体的な理由からワクチンが打てないなど高リスクの人たちを守るために、ワクチン接種に協力しましょう。
なお全ての感染症予防の基本は、3密を避け手洗いと手指の消毒、人前でのマスク着用です。同時流行を防ぐため、引き続き努力を続けましょう。
■過重労働をしている運転者はいませんか?
11月は「過労死等防止啓発月間」にあたるため、厚生労働省の主導で「過重労働解消キャンペーン」が実施されます。
厚生労働省が、平成元年度に実施した同キャンペーンの重点監督結果によると(8,904事業場が対象)、監督を実施した事業場のうち3,602事業場(40.5%)で違法な時間外労働が認められています。
このうち、時間外労働の実績が最も長い労働者の時間数が月100時間を超えるものは 913事業場(25.3%)、月100時間を超えるものが 5373事業場(14.9%)、月150時間を超えるものが 110事業場(3.1%)などとなっています。
また、過重労働による健康障害防止措置が未実施のものが1,832 事業場(20.6%)ありました。
月80時間以上の長時間労働は健康障害に結びつき、厚生労働省の指導では心身両面の被害に焦点が当たっています。
■脳心臓疾患や「うつ」の引き金に
長時間労働では脳・心臓疾患の罹患率が急拡大するだけでなく、「うつ病」などの発症率が上がるとされています。
実際に過労死の原因の一つは、残業などが引き金となってうつ病を発症し、それが自殺に結びつくケースです。
過労死等を引き起こさないためには、管理者が時間外労働や休日労働などの実態を把握し、それを容認する雰囲気が職場にないか把握することが重要です。
きめ細かい配慮をして、無理をしている従業員がいる場合は、トップに進言して対策を練ってください。
電通で、長時間残業を強いられた24歳の女性社員が自殺し、過労死と労災認定された事例も、「当社ではこれぐらいの残業が当たり前」という歪んだ社風と上司の意識の低さが大きな要因となっています。
すぐに健康被害が顕在化しなくても、残業や休日出勤の続く従業員は、疲労からマイカー通勤による帰宅時などに交通事故を起こす危険性が高まることも念頭に置いておきましょう。
「墜落・転落」防止に取り組もう
陸上貨物運送事業における労働災害による死傷者数をみると、荷役作業中に発生したものが7割と目立っていて、その中でもとくに荷台からの転落が最も多くなっています。
転落の内容として、荷台への昇降時が4割ともっとも多く、とりわけ荷台から降りるときがもっとも危険となっています。
このため、厚生労働省はリーフレット資料等を作成して啓蒙に努めています。
資料ではトラックドライバーの転落労災防止のポイントとして、以下の点を強調しています。
●バン型車のリア部では
リアドアのグリップ(取手)を持ち、リアドアバンパーまたはステップに片足をかけ、足元を見ながら乗り降りする。
●バン型車のサイドドア部では
ドアフレームのグリップ(取手)を持ち、足元を見ながらサイドステップに片足をかけて乗り降りする。グリップが両側にあると、3点確保で安定しやすい。
●ウイング型、平ボディ車のアオリ部では
アオリ内側の回転式ステップや 持ち運び可能な荷台用ステップを用意して乗り降りする。また荷台床面か車体内部にグリップ(取手)を整備して利用する。
※図は厚生労働省リーフレット「陸上貨物運送事業におけるトラック荷台からの転落を防ぐために」より
冬場に向けてチェーン搭載やスタッドレスタイヤへの履替え、雪道用のグッズ搭載などに目を配ってください。
出発地では雪の心配がない場合でも、貸切バスや長距離貨物運送などの事業用自動車は運転者が寒い地域に出向く可能性が高いので、管理指導が必要です。
寒冷地に出かける運転者には、スタッドレスタイヤが装着してあるかをチェックさせ、冬用の靴や滑り止めなどを持っていくこともアドバイスしましょう。雪国では普通の靴のままだと、車から降りたときに転倒する恐れがあります。
北海道など11月に降雪が始まる地域では、11月初旬からスリップ事故や路外への逸脱事故がよく発生していますので、注意させてください。
なお、大型自動車では、スタッドレスタイヤなどへの交換後に落輪事故が発生する例が目立っています。ホイールナットの点検やタイヤ交換後の増し締めなどにも気を配りましょう。
■こんな事故が起こっています
2019年11月16日、北海道砂川市の道央自動車道で単独事故を起こして止まっていた乗用車に大型バスが追突し、乗用車に乗っていた57歳の女性が死亡する事故が発生しました。
警察はバスの運転者(29歳)が前をよく見ていなかったとして過失運転致死傷罪の疑いで逮捕しました。
運転者は「乗用車に気づきブレーキをかけたが、スリップしてぶつかった」と供述しています。
路面は雪に覆われたアイスバーン状態だったということで、乗用車・バスがそれぞれスリップして事故を起こしたものとみられています。
日 付 | 行 事 等 |
1日(日)~ 30日(月) |
・過労死等防止啓発月間(過重労働解消キャンペーン)──厚生労働省が主唱し、著しい過重労働や賃金不払残業の撲滅に向けた監督指導や電話相談(0120-794-713)などを実施します。 ★著しい過重労働、長時間残業はないか? ★36協定の違反はないか? ★悪質な賃金不払残業はないか? |
1日(日)~ 3月31日 |
・冬の省エネキャンペーン──暖房の使用などによってエネルギーの消費量が多くなる季節ですので、積極的な省エネキャンペーンが行われます。 |
1日(日)~ 30日(月) |
・エコドライブ推進月間──警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省で構成するエコドライブ普及連絡会は、11月をエコドライブの推進月間として積極的な広報を行いエコドライブ研修会などを通じて普及・推進を図ります。詳しくは、環境省のWEBサイトを参照してください。 |
1日(日)~ 30日(月) |
・フォークリフト等の特定自主検査強調月間──フォークリフトなど荷役運搬機械や建設機械は資格を持つ検査者による年1回の「特定自主検査」が必要、その啓蒙月間です(詳しくは、建設荷役車両安全技術協会のWEBサイトを参照してください)。 |
9月~ 11月 30日(月) |
・大型自動車の点検整備推進月間 ──大型自動車を使用する事業所は9月から11月までの3か月間、定められた項目での重点点検を行い、点検結果を各運輸支局等に報告します。 |
1日(日)~ 10日(火) |
・TRY-LIGHT LIVE活動──「おもいやりライト運動」事務局がドライバーに早めのヘッドライト点灯を呼びかける活動。11.10(イイ テン トウ)の日に向けて全国各地で活動します。詳しくはこちらを参照。 |
1日(日)~ 14日(土) |
・「危険物の荷卸し時における相互立会いの推進」全国キャンペーン──石油連盟、全日本トラック協会 タンクトラック・高圧ガス部会などの共催。石油や高圧ガス等の荷卸し時に荷卸・荷受双方の危険物取扱者立会いを行い、事故防止の徹底を求めています。詳しくはこちらを参照。 |
3日(火) |
・文化の日 ──旧「明治節」、戦前は明治天皇の誕生日であることで祝日となっていました。1946年に日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、1948年(昭和23年)文化の日となりました。 |
5日(木) |
・津波防災の日(世界津波の日)──この日は1854年の安政南海地震による津波が和歌山県を襲った際の「稲むらの火」の逸話にちなんでいます。 津波が襲ったとき、濱口梧陵(儀兵衛)が取入れの終わった稲わらに火をつけて、村人を安全な場所に誘導したという実話があります。津波の脅威を共有し対策を進めるため、2015年に国連でも制定されました。 |
7日(土) |
・立冬──24節気の一つ。暦の上での冬の始まり。日の光が弱くなり、朝夕など冷え込む日が増えてきます。 |
9日(月) |
・119番の日──消防庁が電話番号「119」に因んで1987(昭和62)年に制定しました。 |
9日(月) |
・シンポジウム「自動運転の普及と事業用自動車ドライバーの運転行動」 関西大学社会安全学部・独立行政法人自動車事故対策機構共催 ・於:関西大学梅田キャンパス 8階 Me RISE ホール ・日時 13:30-16:30(開場/12:30) ・参加料は無料(※コロナ禍の状況次第ではオンラインセミナーに 切り替える場合があります) ・申込は、関西大学社会安全学部ホームページより |
9日(月)~ 15日(日) |
・秋季全国火災予防運動──火災が発生しやすい時季を迎え、119番の日から1週間、全国の消防本部等が火災予防を訴えます。 |
10日(火) |
・11月の製品安全点検日 ──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
10日(火) |
・いい点灯の日──「おもいやりライト事務局」が企画する一斉点灯の実施日。11.10(イイ テン トウ)の語呂合わせから。「見るためだけではなく、見られるための光を」を合言葉に点灯を呼びかけます。 |
12日(木) |
・第56回 全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会 会場:広島県広島市 主催:陸上貨物運送事業労働災害防止協会 新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、中止となりました。 |
14日(土) | ・世界糖尿病デー ── 国連が2006年採択しました。厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40歳以上の日本人男性の21.6%・女性の9.8%が糖尿病と指摘されていて、男性の19.9%、女性の8.9%は糖尿病が強く疑われるとされています(平成30年度)。血糖値管理を徹底して低血糖症状などによる意識喪失事故を防ぎましょう。 |
15日(日) |
・世界道路交通被害者追悼の日(毎年11月第3日曜日)
交通事故被害者の救済及び、交通事故予防のための取組みの重要性を啓発するための国際デー。2005年10月26日の国連総会決議で毎年11月の第3日曜日と定められました。詳しくは「世界道路交通被害者の日」世界事務局のWEBサイト 、または英国のロードピースのWEBサイト(英文)を参照して下さい(Victimsを犠牲者と訳す場合もあります)。 ※The World Day of Remembrance for Road Traffic Victims |
16日(月)~ 1月10日 |
・第60回「正しい運転・明るい輸送運動」
全日本トラック協会主催──詳しくは、全ト協のWEBサイトを参照してください 。 |
21日(土) |
・名神高速道スマホ脇見事故から3年──2017年11月21日滋賀県の名神高速道路上でスマートフォンで運行計画アプリなどを操作して10秒間もわき見し、渋滞に気づかないまま乗用車などに追突し4人が死傷しました。 刑事裁判で裁判長は「通常の過失態様を逸脱する運転」と批判し「一般的な過失運転の量刑では軽すぎる」として、検察の求刑(禁錮2年)を上回る「禁錮2年8月」の実刑判決を言い渡し、注目されました。 |
22日(日) |
・小雪 |
23日(月) |
・勤労感謝の日──第二次世界大戦前は新嘗祭(にいなめさい)の日とされていましたが、戦後のGHQ占領政策によって天皇行事・国事行為から切り離される形で「勤労感謝の日」に改められました。 |
28日(土) |
・東名高速飲酒運転死亡事故から21年──1999年11月28日、東京都世田谷区の東名高速道路東京IC付近で、家族4人が乗った普通乗用車に飲酒運転のトラック(高知県の運送会社)が追突、乗用車が炎上し幼い女児2人が死亡しました。事故によりトラック運転者の常習的な飲酒運転が判明し、社会に大きなショックを与え飲酒運転の罰則強化に結びつくとともに、遺族らの粘り強い活動はその後の「危険運転致死傷罪」成立に大きな影響を与えました。 |
10月15日 ~ 11月16日(月) |
・交通事故総合分析センター第23回交通事故・調査分析研究発表会 WEB開催(ITARDAホームページ上で公開) 詳しくは、交通事故総合分析センターのWEBサイトを参照。 |
~ 11月 |
・過重労働解消のためのセミナー(厚生労働省委託事業)──長時間労働削減対策などに必要な知識やノウハウ、取り組み事例の紹介。各都道府県別に各回100名定員で開催(大都市圏は複数回実施)されます。 詳しくは、過重労働解消セミナー運営事務局のWEBサイトを参照してください。 |
11月中旬 | ・2020年9月末までの交通事故発生状況発表(警察庁) |
11月下旬 |
・2020年9月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
11月下旬 |
・2021年使用 交通安全年間スローガンの公表 毎日新聞紙上、全日本交通安全協会ホームページなど |
申込み受付中 |
・荷主と運送事業者の連携による 物流効率化に向けたセミナー(国土交通省委託事業) 最近の物流政策を踏まえ、物流効率化取り組み成功事例の発表等 2021年1月~2月/ 東京・名古屋・大阪・新潟で開催 詳しくは、事務局である富士通総研のWebサイトを参照。 (東京・名古屋はオンライン・セミナー参加も可能) |
◆11月の日没時刻 (国立天文台 暦計算室による)
1日(日) | 福岡 17:26 |
大阪 17:04 |
東京 16:46 | 札幌 16:27 |
15日(日) |
福岡 17:16 |
大阪 16:53 |
東京 16:34 |
札幌 16:11 |
30日(月) | 福岡 17:10 |
大阪 16:47 |
東京 16:28 |
札幌 16:01 |
夏至(6月21日)の頃は、札幌でも日の入り時刻は19時18分ごろでした。今や全国的に16時台から17時台。3時間近く日没が早くなりましたが、運転する時間は変わっていない方が多いでしょう。歩行者の姿を非常に見落としやすくなっていますので、早めのライト点灯が極めて重要です。
早めに点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。ライト活用を意識して、周囲の警戒を徹底しましょう。
遅くても日没の30分前にはぜひ点灯してください。また、薄暮・夜間は横断歩道の発見遅れが目立ちます。ダイヤマークを見かけたら前方の横断者を予測しましょう。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
また、JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light
のサイトを参照してください