少しでも健康に不安があれば運転を控えよう

 健康に起因する事故の裁判を見ていると、運転者の責任を認めたり、認めなかったりいろいろです。

 

 その判断の分かれ目を大雑把に言うと、本人が運転中に発作を起こしたり、意識不明に陥る危険性を認識していたかどうか、他人からその危険性を指摘されていたかどうかにあるように思います。

 

 しかし、自分の健康に関して運転中に事故を起こす危険性を認識しているかいないかについては、症状や発症頻度など程度の問題があり、その判断については非常に難しい問題です。

 

 裁判になっているぐらいですから、被害者が死亡するなど大きな事故になっているのですが、健康に関する問題は本人しかわからないことが多くありますので、裁判になれば当然危険性を認識していなかったなどと主張すると思います。

 

 しかし、事故を起こした本人は、運転する前に少々調子が悪いと感じていたりすることが少なくありませんし、以前から体調が優れないと不安を感じていたりすることがあります。

 

 健康的に不安があっても事故を起こすとは限りませんが、リスクが高くなるのは確かです。少しでも健康に不安があれば、運転を控える勇気も必要ではないでしょうか?

 

 車の運転は、一歩間違えれば人の命を奪う危険な行為であることを忘れてはなりません。

 

(シンク出版株式会社 2020.12.9更新)

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 具体的な健康管理の弱点を知ることができますので、自身の健康を守り安全運転に活かしていただくことができます。

 

 

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