最近、運転者の居眠りや体調不良などが原因で、重大事故を起こす例が見られます。睡眠不足などが運転に悪影響を与えることをよく理解させてください。
点呼や朝礼などで健康観察を徹底し、眠気があるときには休憩や仮眠をとるよう指導しましょう。
また新型コロナウイルス感染症などの影響から、社会全体のストレスが高まって、何となく心身が不調だという運転者も増えているようです。
交通安全運動の機会に運転者の安全意識を再確認するとともに、笑顔で安全運転を確保するためストレス解消などができるように配慮してください。
■「眠気」がしたら迷わず休憩を
あくびが出たら、居眠りのサイン
春眠暁を覚えず……春になると気持ちよく、つい朝寝をしたくなるものです。
朝の冷込みがなくなり身体にとってはありがたい時期ですが、最近は新型コロナウイルス感染症や雇用への不安等から、夜に深い眠りが得られないという方がいるようです。このほか、週何回かのリモート勤務など変則的な勤務が続き、睡眠のリズムが崩れてしまったという人がいます。
また、季節の変わり目は気温が上がって代謝量が増えたことで、逆に副交感神経が刺激され、誰でも昼間急に眠くなることがあります。
運転中の急な眠気は、病的なものでないとしても危険ですので注意しましょう。
とくに昼食後に「あくびが出る」「目がしょぼしょぼする」などの兆候が現れたら、少し運転を休憩して眠気ざましをすることが重要です。
■睡眠時間が5時間未満だと事故発生率は4倍以上に
米高速道路交通安全局(NHTSA)が午前6時から深夜0時までの時間帯に発生した交通事故4,571件の原因について、運転者7,234人を対象に実施した調査のデータがあります。
これを事故前の24時間にどれだけ睡眠を取っていたかによって分類したところ、適切な睡眠時間とされている7時間超だった運転者に比べて、4時間未満しか眠っていないと事故発生率は11.5倍に跳ね上がりました。
また、4~5時間だと4.3倍に上昇しています。さらに5~6時間眠っていても事故は1.9倍、6~7時間で1.3倍に増えることがわかっています。
私達は、「速度を抑えているから」「車間距離をとっているから」「前方やミラーに注意しているから」交通事故は防げるはずだ…と考えて運転していますが、「睡眠不足」のためにそうした努力のすべてが吹き飛んでしまいます。
少しの眠気も軽視しないでください。
■以下の項目をチェックし、すべてハイとなるように自らの態度を反省してください
・運転業務のある前日は、十分な睡眠時間を確保するように努めている
・運転中に少しでも眠気を感じたら、迷わず安全な場所に車を止め休憩する
・目がショボショボしてきたら、マイクロスリープの危険を警戒する
・睡眠不足の日は、休憩を頻繁にとるように心がけている
・眠気を感じる日には、食後には少し長い時間休憩をしている
・花粉症の薬で眠気の出るタイプは、昼食後に飲まないようにしている
・夜間走行時はときどき休憩して、SA等で明るい光を体に浴びるようにする
・食事のあとは、20分~30分ほど少し仮眠をしてから運転する
・休憩後は身体を動かし、コーヒーなどの摂取を心がけている
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
■交通安全運動に参加し、安全意識を高めよう
4月6日から、2021年(令和3年)春の全国交通安全運動が実施されます。
春は、 高齢者や新入学の子どもと遭遇する機会が多い時期ですので事故防止活動が重要です。
事業所でも運動の趣旨を踏まえて、地域や業域の交通安全活動に積極的に参加しましょう。
運動の実施期間は、4月6日(火)~15日(木)の10日間で、期間中の4月10日は「交通事故死ゼロを目指す日」となっています。
依然として歩行者の交通事故被害が目立っていますので、運動の重点項目には、
「子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保」が第一に掲げられています。
事業所では通勤のマイカー・バイク、自社の営業車両が不用意に生活道路を走行したり、横断歩道などで横断する歩行者の通行を妨げないないよう、再度指導を徹底しましょう。
なお、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、交通安全講習などを企画した場合、大人数で密集したり、閉鎖空間で行うことは避けるように配慮してください。
◆運動の実施期間
2021年4月6日(火)~15日(木)
◆交通事故死ゼロを目指す日
2021年4月10日(土)
◆運動の全国重点
※令和3年の「全国交通安全運動ポスター・チラシ」は 内閣府のWEBサイト から
自由にダウンロードして利用できます。
コロナ禍のストレスを癒そう
在宅勤務やテレワークをする人が増え、新型コロナウイルスの感染が減った後もリモート勤務の割合を維持するという事業所があります。事務所費の削減やオンライン化による業務効率化が期待できるからです。
また、時差出勤や自治体の要請等により、事務所に通勤する人でも自宅にいる時間は増えているようです。
一方で、「閉じこもりによるストレス」や「感染への不安」から、心身の不調を訴える人が増えています。自らストレス解消の試みを積極的に行いましょう。
■筋肉が固くなると心も固まる
身体をじっとしたまま、パソコンの画面などを見続けていると筋肉が固まりますが、これは心のケアにとってもマイナスであると専門家が警鐘を鳴らしています。
血流の滞りや筋肉量の低下などは精神の不調と密接に結びついていることが、最近の研究で明らかになっています。
■「あかさたな はまやらわ」でストレス解消
臨床心理などの専門家で組織する「日本ストレスマネジメント学会」では、外出を控えて家の中で過ごす時間が増えたので、自宅生活のなかで心と身体の健康を保つ重要性が増してきているとして、「あかさたな はまやらわ」の頭文字でまとめた、自宅などにおける簡単な心身のケアを呼びかけています。
「あ」→歩く 「か」→かがむ などの運動や呼吸訓練、笑いなどは感染を防ぐ免疫力を高める上でも重要であるとアピールしています。
※日本ストレスマネジメント学会ライフスタイル実践領域部会の資料を基に作成しました。
■目に入る景色を変えると気分転換に
また、視界に入る風景がずっと同じ状態が続くと、人間の脳は退屈してふさぎ込むという研究があります。
そこで、ストレスマネジメントの専門家は、「目に入る景色を変えてみる」という戦略をすすめています。
具体的には、食料品などの買い物に行く場合も、いつもの最短距離の道を使わずに少し遠回りして色々と違う経路を歩いてみると、景色の変化や新しい発見に刺激され、自然に心が和む効果があるそうです。
「旅の癒やし効果」とは知らない街を歩くことで心が刺激される心理的な影響が大きいことを示しています。
部屋の模様替えをして壁紙を張り替える、気に入った絵やポスター、置物等を買ってきて飾るなどの行動も心によい刺激を与えます。
散歩・ジョギングなどをする道もたまには変えてみて、美しい夕焼けが見える川沿いとか山の景色が綺麗な場所などを調べて行くと、爽快感はより高まるのではないでしょうか。
パソコンやテレビを消して散歩に出かける努力が大切です。
2021年(令和3年)4月1日から改正高年齢者雇用安定法(通称「70歳就労法」)が施行されます。
この法律は、70歳までの就労機会を確保するという目的で企業に努力義務が課せられます。
具体的には、現行で65歳までの高年齢者雇用確保措置(雇用延長)が事業者に義務づけけられていることに加えて、新たに65歳から70歳までの高年齢者就業確保措置を講ずることが求められるようになります。
実際に、今後は65歳を超えて雇用されたり契約者として運転する人がますます増えると考えられます。
加齢に伴う身体機能の衰えなどが問題になる年齢層ですので、高齢運転者を雇用する事業所は、安全運転や健康管理の指導などを重視して教育計画を練ってください。
また、職場環境の改善として、以下のようなエイジ・フレンドリー対策を行うことが重要です。
・倉庫内や車庫内の通路を含め、作業場所の照度を高める
・フォークリフト等各種警報音を中低音域にして、高齢者でも聞き取りやすくする
・倉庫など作業場所の階段に手すり、滑り止め路面のスロープなどを設置する
・出入口にある段差などの危険箇所には、標識・表示を設置する
・無理のない作業姿勢を取れるよう、積荷置き場等作業台の高さなどを調整する
■70歳までの就業確保の努力義務
高年齢者就業確保の努力義務としては以下の5つのいずれかに務めることが挙げられています。とくに、4,5の業務委託=つまりフリーランサー的な高齢労働者=との契約の継続が新たに期待されています。
【高年齢者就業確保措置──すべて努力義務】
なお、業務委託契約については、4月1日以降は65歳を超えても、労災保険料の特別徴収の対象となります。70歳までの高年齢運転者と継続的に業務委託する場合で、委託する運転者等への指揮命令権限が事業者にあり、労働時間などを拘束している場合は雇用契約と同様にみなされ、労働保険・雇用保険は、事業者に加入・支払い義務が発生しますので、注意しましょう。
【※参考】
厚生労働省の2021年1月の公表資料によると、66歳以上まで働ける制度のある企業は前年比2.6ポイント増加の33.4%、70歳以上まで働ける制度のある企業は同2.6ポイント増加の31.5%となっています(従業員数31人以上の全国企業16万4,151社の高年齢者雇用状況をまとめたもの)。
健康起因事故の多発を受け、国交省が健康管理の徹底を求める
国土交通省は、事業用自動車の運転者が疾病による原因で事故を起こしたり、運転を中断したりしたケースが増加していることを踏まえ、関連通達を改正し、令和3年度から、健康診断の未実施など健康状態の把握を行わないで重大事故などの悪質な違反が発生した場合は、行政処分の対象に追加することを決め、近々、通達を改正する見込みです。
(※2021年5月28日通達/6月1日施行)
改正する通達は「自動車運送事業者に対する行政処分等の基準」で、初違反で40日車、再違反で80日車という厳しいものです。
運行管理者としては、運転者に健診を受診させることはもちろん、その後の管理・指導を徹底しましょう。
以下の違反を新たに行政処分の対象に追加 | ||
・未受診者による健康起因事故が発生したもの | 初違反: 40日車 | 再違反: 80日車 |
※(注1)健康起因事故とは、運転者が脳疾患、心臓疾患および意識喪失により生じた重大事故をいう。
※(注2)事業者が、過去1年以内に法定の健康診断を受診させずに乗務させていた場合などに適用。
1 疾病、疲労等の恐れのある乗務 | ||
① 未受診者1名 | 初違反: 警 告 | 再違反: 10日車 |
② 未受診者2名 | 初違反: 20日車 | 再違反: 40日車 |
③ 未受診者3名以上 | 初違反: 40日車 | 再違反: 80日車 |
2 疾病、疲労等による乗務 |
初違反: 80日車 | 再違反: 160日車 |
3 薬物等使用乗務 | 初違反: 100日車 |
再違反: 200日車 |
他社の健康職場づくりの実践を参考にしよう
全日本トラック協会では、トラック運転者の過労死等根絶への取組みとして『過労死等防止計画』を策定し、「2022年度までに脳・心臓疾患による過労死等の発症を20%削減」すること等を目標に掲げています。
具体的には、長時間労働の削減、健康管理強化などが中心ですが、このたびこの一環として、積極的に従業員の健康管理に取り組んでいるトラック運送事業者の優良事例を紹介した、『健康職場づくり-事業者訪問PART2』を発行し、WEBサイトで紹介しています。
事業規模数十人の中小業者による活動事例も多く、創意と工夫あふれる具体的な実践例は他の事業者が取り入れやすい内容となっています。
同協会では、広く全国のトラック運送業界の事業者が参考にして、積極的に健康管理に取り組んでほしいと呼びかけています。
*詳しくは、同協会のWEBサイトを参照してください。
日 付 | 行 事 等 |
1日(木) ~30日(金) |
・20歳未満飲酒防止強調月間(国税庁/厚生労働省など)──20歳未満の者の飲酒防止を徹底するため、毎年4月にはポスターや各種媒体を通じて集中的に広報が行われます。飲酒運転に関連した資料も配布されます。 (詳しくは国税庁のwebサイトを参照) |
1日(木) ~30日(金) |
・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」準備期間 厚生労働省が主唱する今年の熱中症予防対策キャンペーンは、5月1日から9月30日まで。4月は準備期間として、夏期の暑熱環境下における作業計画の策定などを行なうよう呼びかけています。 |
1日(木) |
・労働基準法施行規則等の一部改正──36協定届の様式が新しくなり、使用者の押印・署名を廃止、労働者代表についてのチェックボックスの新設等。詳しくは、厚生労働省のWEBサイトを参照してください。 |
1日(木) |
・改正バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)施行──車椅子使用者用駐車施設等を円滑に利用するための配慮やエレベーター・エスカレーターの行き先案内や視覚障害者誘導用ブロックの経路案内などの音声による情報提供を義務づけなど。 |
4日(日) |
・第二京阪3人死亡事故から1年が経過──2020年4月4日昼2時ごろ、大阪府枚方市の第二京阪道路で路肩に2台のトラックを止めて荷台の幌をかけ直す作業をしていたところに後続の大型トラックが追突、20代から40代の男性3人が死亡しました。運転者は不注意で前をよく見ていなかったと供述しています。 |
6日(火)~ 15日(木) |
・春の全国交通安全運動実施──詳しくは、内閣府のWEBサイトを参照してください。 |
7日(水) |
・世界保健デー──世界保健機関(WHO)の設立記念日。世界各国で健康的な生活について考えてもらうためのさまざまなイベントが開催されます。 |
8日(木) |
・タイヤの日──日本自動車タイヤ協会が制定。ドライバーにタイヤへの関心を高め、空気圧のチェックなどの啓蒙推進活動を行なっています(タイヤ協会のwebサイトを参照)。 |
10日(土) |
・法テラスの日(日本司法支援センター)──同センターの設立日を記念して、各地の法テラスでは、この日を中心に弁護士・司法書士などによる無料法律相談会が開催されます。 |
10日(土) |
・瀬戸大橋開通記念日(33周年)──1988(昭和63)年、瀬戸大橋が開通し、本州と四国が橋で結ばれました。 |
12日(月) |
・祇園暴走事故から9年が経過──2012年4月12日、京都市祇園で運転者が発作により車のコントロールを失い軽ワゴン車が歩行者をはねて運転者を含む7人が死亡し12人が重軽傷を負いました。勤め先の会社は倒産しています。健康起因事故への社会的関心が高まり道路交通法改正の一つのきっかけとなりました。 |
12日(月)~ 18日(日) |
・第60回科学技術週間──毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間は「科学技術週間」と定められています。 |
13日(火) |
・4月の製品安全点検日
経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
18日(日) |
・鹿沼クレーン車6人死亡事故から10年が経過──2011年4月18日、栃木県鹿沼市樅山町で「てんかん患者」の男性がクレーン車を運転中、てんかん発作が原因で意識を失い、集団登校中だった児童の列に突っ込み6人がはねられ全員が死亡しました。免許更新時の手続を見直すきっかけの一つとなりました。 |
19日(月) |
・地図の日──日本で初めて精巧な日本地図を作った偉人・伊能忠敬が1800年の旧暦閏4月19日に江戸を出発し、蝦夷の地の測量へ出発したことにちなんでいます。別名「最初の一歩の日」とも言われます。 |
20日(火) |
・穀雨 |
22日(木) |
・アースデイ(Earth Day)──地球環境について考える日として提案された記念日。すでに国連では3月21日をアースデイとして行事等を行ってきましたが、米国の学生を中心に4月22日のアースディ活動が盛り上がり、国連は22日を「国際母なる地球デー(International Mother Earth Day)」と定義しています。 |
23日(金) |
・亀岡児童交通死事故から9年が経過──2012年4月23日、京都府亀岡市篠町で小学校へ登校中の児童と引率の保護者の列に無免許運転の軽自動車が突っ込み、計10人がはねられて3人が死亡、7人が重軽傷を負う事故が発生しました。危険運転致死傷罪は適用できませんでしたが、遺族の怒りは大きく、無免許運転事故への罰則強化を図る一つのきっかけとなりました。 |
28日(水) |
・洗車の日──自動車用品小売業協会は4月28日を「洗車の日」に制定し、前後にイベント等で洗車を呼びかけています。
4と28で「ヨイツヤ(良い艶)」と読む語呂合わせです。 |
28日(水) |
・労働安全衛生世界デー・国際労働災害犠牲者追悼日──「仕事における安全と健康のための世界の日」です。労働災害の犠牲者を追悼し再発防止を図る国際的な記念日として、2002年に国際労働機関(ILO)が国連の国際ディの一つと認定しています。 |
29日(木) |
・関越道「高速バス居眠り運転」事故から9年が経過──2012年4月29日に群馬県の関越自動車道上り線藤岡ジャンクション付近でツアーバスが防音壁に衝突し、乗客7人が死亡、乗客乗員39人が重軽傷を負う事故が発生しました。 この事故を契機に、ツアー貸切バス・高速バスの安全対策が強化され「高速乗合バス」に一本化されました。 |
29日(木) |
・昭和の日 |
4月上旬 | ・令和2年中の労働災害の動向について(厚生労働省) |
3月上旬~ 4月24日 |
・37回 安全衛生標語の募集──中央災害防止協会。 「2021年度 年末年始無災害運動標語」、「2022年 年間標語」の募集。 締切りは4月末。詳細は、同協会のWEBサイトを参照。 |
~4月末 |
・2021年度の「安全衛生標語」募集──陸上貨物運送事業労働災害防止協会。「荷役」「交通」「健康」の3部門で募集し、秋に開催する全国大会で顕彰。締切は4月末、詳しくは、同協会のWEBサイトを参照。 |
2020年12月~ 4月30日 |
・令和2年度 安全衛生教育促進運動──中央労働災害防止協会(中災防)が提唱し展開する活動。年間計画を定めて、雇入れ時教育、特別教育などの義務付けを踏まえ安全衛生教育の確実な実施を促しています。特にコロナ禍で安全衛生教育が十分行えなかった状況の改善を求めています。 |
4月下旬 |
・2021年3月中の交通事故死者統計の発表(警察庁) |
◆4月の日没時刻 (国立天文台 暦計算室による)
1日(木) | 福岡 18:39 |
大阪 18:19 |
東京 18:03 | 札幌 18:01 |
15日(木) |
福岡 18:49 |
大阪 18:30 |
東京 18:14 |
札幌 18:17 |
30日(金) | 福岡 19:01 |
大阪 18:42 |
東京 18:27 |
札幌 18:34 |
4月ともなると、日の入りが遅くなり7時前という地域があります。運転しやすいと油断しがちですが、薄暗い場所にいる高齢歩行者などは車を発見しづらくなっています。運転者は常に早めのライト点灯を意識してください。
あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。ライト活用を意識して、周囲の警戒を徹底しましょう。
薄暮・夜間には横断歩道上の歩行者の発見遅れが目立ちます。前方の路面にダイヤマークを見かけたら横断者の存在を予測しましょう。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
また、JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light
のサイトを参照してください