7月は、暑さのためボンヤリしたり一瞬の居眠り事故が起こりやすいので注意させましょう。
7月1日からは、全国安全週間が実施されます。職場や運転の現場における潜在的な危険を発見し、改善する意識を高めましょう。
構内事故や荷降ろし作業中の転落事故防止などにも注意を向けてください。
また、バスでは車内事故の防止に努めましょう。
なお、熱中症の被害が本格化する時期ですので、水分・塩分補給などが重要です。感染対策のマスクもリスクとなることを指導してください。
■暑さによる一瞬の居眠り等に注意しよう
集中力の低下や寝不足による危険を自覚する
梅雨があけ暑さが厳しくなってくると、直射日光のせいで疲れやすくなりボンヤリとして、運転中のミスが増える時期ですので、注意しましょう。
暑い夏は寝苦しく、睡眠不足から日中の眠気を催す危険が高まります。
いつも以上に体調を気遣い、早めに休憩して冷たいコーヒーやお茶などを飲んでリフレッシュし、眠気やボンヤリ運転を防いでください。
とくに睡眠不足による眠気は、午後の昼食を食べたあとの時間帯に生じやすく、一瞬の居眠り(マイクロスリープ)が発生しても運転者自身が眠ったことに気づかない場合があります。
前車が停止しない追従走行では気づかないまま、信号などで一瞬の居眠りが発生したときに、交通事故に結びつくことがあります。
運転を続けるうちに眠気が弱くなって、事故が発生しないまま終わることが多いので、運転者には自覚がありませんが、実は極めて危険な状況です。眼がショボショボする、あくびが出るといったときはすでに一瞬のマイクロスリープを体験しているかも知れません。注意しましょう。
■サングラスを使うときはトンネルなどに注意
また、強い直射日光が眼に入るのを避けるために、サングラスなどで自衛することがありますが、トンネルなど暗い場所に入ったときには、サングラスを外したり通常の眼鏡に戻すことが大切です。
とくに照明の暗いトンネルに入ったときは、サングラスをしていると前方を走行している自転車などを見落としてしまう危険性が高いことを意識しておきましょう。
また、可視光線の透過率が非常に低い色の濃いサングラスをかけると稀に眠くなるという人もいます。
なお、偏光度の高いレンズを使用し、眩しさをカットできるものの光線の透過率が高く、暗闇でも見えにくくならない運転専用のサングラスがあります。眼の弱い方はこちらのサングラスの使用を検討してください。
■以下の項目をチェックし、すべてハイとなるように自らの態度を反省してください
・少しでも眠気がしたときは、車を止めて休憩する
・目がショボショボしてきたら、居眠り運転の危険を警戒している
・長距離走行をする前の日は十分な睡眠をとるように心がける
・車中の休憩や仮眠が続いているときには、昼間でも少し昼寝をする
・特に暑い日は、いつもより少し早めに休憩をとるようにしている
・暑さで寝苦しかった翌日は、運転時間を短めにするよう心がけている
・あくびが度々でるときには、すぐ休憩して仮眠をとる
・サングラスをかけたままトンネルに入らないように気をつけている
ハイ・イイエ
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ハイ・イイエ
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ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
■飲酒運転の根絶に取り組もう
暑くなりビールなどの飲酒量が増える時期です。飲酒運転根絶に向けた管理・指導を今一度徹底しておきましょう。
飲酒運転事故の件数は減少傾向にあり、2020年中の飲酒運転による死亡事故は159件で前年より17件(-9.7%)減少しています。
ただし、飲酒なしの死亡事故も -13.6%と大幅に減少していますので、死亡事故全体に占める飲酒運転の構成率はむしろ増加傾向にあります(6.3%から6.6%に増加)。
飲酒運転の程度による増減で目立つのは、呼気中のアルコール濃度0.25mg/ℓ未満の酒気帯び運転による死亡事故はー36.8%と大幅に減少しているものの、呼気中の濃度が0.25mg/ℓ以上で発生した死亡事故は -5.6%と微減であるということです。
また、酒酔い運転による死亡事故は20件ながら、2020年は前年の2倍(+100%)と大幅に増加しています。
■自宅勤務の従業員に対しても飲酒運転
防止の管理・指導を実施しよう
コロナ禍のためアルコールを提供するお店の営業自粛などが続き、外食時の飲酒運転は減少していると思われます。一方で、リモート勤務などで自宅にいる時間が増えたため、人によっては飲酒量が増えて、飲酒運転をするときの危険度が高まっている恐れがあります。
自宅勤務の従業員や直行直帰の社員に対して、飲酒運転の恐ろしさや罰則の厳しさなどを再度指導するともに、車利用時のルールについて再考しましょう。
たとえば、トラック・バスなど事業用自動車の運行管理者は、運行前のアルコール検知器によるチェックを実施していますが、遠隔地にいる運転者に対しては電話点呼やIT点呼を実施し、スマートフォンなどの端末機器と携帯アルコール検知器によって、酒気帯びチェックを行っています。
一般事業所でもこのようなチェックシステムを取り入れて、飲酒運転根絶に向けた取組みに努めることが重要です。
マスク熱中症の危険を意識しよう
■人のいない場所ではマスクを外す
気温が上昇する7月は、環境庁などの主唱で「熱中症予防強化キャンペーン」が実施されています。
コロナ禍によるマスク着用が日常化されていますが、とくに高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。
屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクを外すように心がけましょう。
上越教育大学・健康教育研究センター池川茂樹准教授らがマスク着用中の運動による体温上昇を調べた研究によると、不織布マスクを着用して自転車に乗る運動をしたときの食道温度は、運動時間が長くなるほどマスクを付けない状態より顕著に高くなり、熱中症リスクが高まりました。
運動せず安静にしている状態でも同じ傾向が現れました。これは、口や皮膚からの熱放散が妨げられたためとみられています。
■定期的な水分補給を心がける
対人接触がある業務でマスクを着用せざるを得ない場合は、強い負荷のある作業は避けましょう。
また、マスクを着用すると、のどの渇きを感じにくくなるので、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がける必要があります。
ときどき周囲の人と距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的に外して休憩する時間を設けてはいかがでしょうか。
マスクを外す機会を定期的に設ければ、水分補給や塩分補給をするチャンスが生まれます。
このほか、炎天下での移動時に日傘を利用すると、体温上昇が抑えられ発汗量が2割程度減少するので熱中症リスクを低減できます。男性も積極的に日傘を利用しましょう。
なお、顔が異常にほてる、頭が痛い、めまいがするなど熱中症の自覚症状を感じた場合は、ためらわずに冷房のある室内に入って身体を休め、水分を大目に摂取して様子をみましょう。体調が回復しない場合は早めに医師を受診してください。
また、熱中症の症状は「発熱・けん怠感」など新型コロナウイルス感染症と似ている部分があり、救急隊員や看護師が対応に戸惑うこともありますので、症状だけでなく「長時間炎天下にいて倒れた」など熱中症が起こった経緯を具体的に説明することが大切です。
7月1日から7日まで、第94回の「全国安全週間」が実施されます。
厚生労働省では、以下のような重点で職場における安全管理の徹底を呼びかけています。
●スローガン
持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場
●重点実施項目
詳しくは、厚生労働省、または中央労働災害防止協会のWEBサイトを参考にしてください。
実施項目 | 実施内容(例) |
安全意識の高揚 |
●経営トップや工場長、営業所長などが安全についての決意表明をする ●営業所や作業部署単位の安全衛生会議等を開催する ●無事故・無災害職場や優良な運転者の表彰をする ●運転者代表による「安全の誓い」などの決意表明をする ●家庭においても安全の重要さを共有する |
安全活動の実施 |
●職場の安全パトロール、安全総点検の実施 ●構内等における不安全行動の確認 ●危険な場所での単独作業が常態化していないかチェック ●取り扱い危険劇物や機器の定期安全検査の実施チェック ●運輸マネジメント・道路交通安全マネジメントに則した安全管理点検 ●職場一斉の設備、フォークリフト、車両、搭載品等の点検 ●墜落制止器具の整備、着用状況のチェック ●感染防止対策のチェック/アルコール消毒資材の管理 ●5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)による環境整備 |
安全教育・訓練 |
●安全運転、職場安全に関する講習会 ●ヒヤリ・ハット体験を活用した安全運転教育 ●朝礼、点呼時の事故事例による教育 ●構内危険箇所に関する情報共有教育 ●緊急時の対応方法・応急措置に関する訓練の実施 |
東京2020オリンピック・パラリンピックは今年に延期されましたが、そのため7~8月の国民の祝日は「海の日」「スポーツの日」「山の日」がそれぞれ右のように移動しています。
祝日移動の決定は2021年の1月であったため、市販のカレンダーでは移動の記載が間に合わなかったものがほとんどです。
事業所や家庭のカレンダーと実際の祝日が異なっていますので、従業員に注意を促しましょう。
詳しくは内閣官房作成のチラシを参照してください。→ 「2021年の祝日移動について」
車内事故防止キャンペーン
(7.1~7.31)
各地のバス協会では7月1日~31日までの1か月間「車内事故防止キャンペーン」を実施しています。
バス事業所でも運転者への指導を強化してください。最近の車内事故事例として、国土交通省から以下のような事故事例がたびたび報告されています。
●バス停寸前の車内事故
2021年2月22日午後2時10分頃、広島県で乗合バスが乗客3名を乗せて運行中、バス停の手前に軽自動車が駐車していたため、軽自動車の手前で一旦停止し、追い越すために発車したところ、バス停で降車しようと席を立ち上がっていた乗客が発車時の揺動により転倒し、重傷を負った。
●発進揺動で乗客が転倒
2021年3月31日午前10時58分頃、京都府で、乗合バスが乗客9名を乗せて運行中、交差点を青信号に従って発進したところ、座席を移動しようとしていた乗客が転倒し、乗客が重傷を負った。
●停止反動で乗客が転倒
2021年4月5日午後0時20分頃、神奈川県で乗合バスが乗客18名を乗せ運行中、交差点の赤信号に従って停車したところ、中扉付近で手すり等につかまらず立っていた乗客が転倒し、乗客が重傷を負った。
車内事故は65歳以上の高齢者の被害が多い傾向にありますが、それ以外の年齢層でも発生しています。乗客が席を離れたり、吊り革・手すりなどにつかまっていない状態を認識せずに運転者が運転操作をしたことが原因で起こるケースが多くみられます。また、前車の急停止や割込みなどによりバスが急ブレーキを踏んで発生する事故も少なくありません。的確な危険予測と乗客の状態確認、車内アナウンスの徹底を繰り返し、実践的に指導することが重要です。
※なお関東運輸局が事業者と協力して乗合バス事故防止対策を取りまとめ、車内事故対策について重要ポイントを詳しく整理しています。 詳しくは → こちらを参照
貸切バスの街頭指導が復活(6.21~7.31)
貸切バス事業者は新型コロナウイルス感染症の影響拡大により、著しく需要が減少している現状があり、しばらく国土交通省も街頭監査などを休止していましたが、緊急事態が解除された6月21日以降は少しずつ観光需要も回復していくことが予想されるとして、安全運行の徹底など、輸送の安全確保を図るため、同省は6月下旬から7月にかけて貸切バスの街頭指導を全国一斉に実施することを公表しました。
街頭指導が実施される期間は、6月21日(月)から7月31日(土)までの41日間で、実施場所としては、観光施設の駐車場、高速道路SA、主要駅、空港などとなっています。
異常気象時の措置を徹底しよう
台風や豪雨等による異常気象時下に無理な運行をしたため、近年、事業用トラックの横転事故などが相次いでいます。
そこで、国土交通省は昨年2月に「異常気象時における措置の目安」を示し、トラック運送事業の安全を図ることを目指しています。
7月は台風等の接近により、異常気象被害の多発が予測されます。
このような場合には、以下の「目安」などを基に、着荷主・発荷主等と連携を図って、ドライバーの命と大切な荷物を守るための行動に取り組んでください。
*なお、安全な輸送を行うことができないと判断したにもかかわらず、荷主等に輸送を強要された場合、国土交通省のホームページに設置する「意見等の募集窓口」や、最寄りの地方運輸局又は運輸支局等にその旨通報する手段が設けられています。
東京オリンピック・パラリンピック大会2020の開催に伴い、東京圏を中心とした高速道路などにおける交通規制が実施される予定です。
実施期間は7月19日(月)~9月5日(日)で、首都高速道路や外環道などで大規模な規制が行われ、料金も高くなりますので、東京2020組織委員会のWEBサイトや、首都高速道路のページで、規制内容の確認をしておきましょう。
高速道路本線を通過する交通量を調整するために、本線料金所の解放するレーンの数が制限されたり、高速道路の入口が閉鎖されます。
また、本線の利用できる車線が制限されたり、ジャンクション部分でも方向別規制など利用が制限されます。
日 付 | 行 事 等 |
1日(木) |
・国民安全の日 ──交通事故、火災、産業火災などの日常生活を脅かす災害の防止を目的に、総理府が1960年(昭和35年)に制定しました。 |
1日(木) |
・名神高速道路全通記念日──1965年(昭和40年)に愛知県小牧市から兵庫県西宮市までの名神高速道路が日本で初めての本格的な高速道路として全線開通したことによります。東名高速道路は1969年5月26日に全通。 |
1日(木)~ 7日(水) |
・全国安全週間──2021年度 安全週間スローガン 「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」 詳しくは厚生労働省、中央労働災害防止協会サイトを参照。 |
1日(木)~ 14日(水) |
・2021年度 Gマーク(安全性評価認定)申請受付──全日本トラック協会のwebサイト で申請書を作成することができます。 本年度は感染予防のため、郵送による申し込のみ。 |
1日(木)~ 31日(土) |
・車内事故防止キャンペーン(バス)──走行中のバス車内での転倒事故等を防止するため、全国で都道府県バス協会やバス事業者が車内事故防止のキャンペーンを展開します。 |
1日(木)~ 31日(土) |
・熱中症予防強化キャンペーン──熱中症の予防対応策について正しい知識を普及するため、環境省が実施しています。 |
1日(木)~ 31日(土) |
・2021年度 陸上貨物運送事業「夏期労働災害防止強調運動」 ──全国安全週間と相まって、7月1日から31日にかけての1か月間は 陸上貨物運送事業労働災害防止協会も独自の安全運動を実施します。 詳しくは、同協会のWEBサイトを参照してください。。 |
1日(木)~ 9月30日 |
・2021年度 港湾労働安全強調期間──港湾貨物運送事業労働災害防止協会による全国安全週間に呼応した活動。港湾内の事故防止活動を推進。 ●本年度のスローガン── 「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」 詳しくはこちらを参照してください。 |
6月30日~ 2日(金) |
・安全工学シンポジウム2021(日本学術会議総合工学委員会) ※新型コロナウィルス感染拡大を考慮し、オンライン講演開催 テーマ:ウイズコロナ時代の安全・安心 詳しくは、同シンポジウム事務局を参照してください。 |
2日(金) |
・あおり運転「殺人」事故から3年──2018年7月2日大阪堺市の府道で、22歳の大学生が乗ったバイクにあおり運転の車が追突し死亡させた事故が発生、大阪府警は車の運転者(40歳)を殺人と道交法違反(ひき逃げ)で逮捕しました。運転者は追い抜かれたことに腹をたててあおり運転を行い、追突で死ぬかもしれないという「未必の故意」があったとして、2019年1月25日に殺人罪で懲役16年の判決を受けました。 |
7日(水) | ・小暑、七夕、川の日 |
6月28日~ 8日(木) |
・平成30年7月豪雨発生から3年──2018年6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方を含む全国的に広い範囲で集中豪雨が発生。台風7号および梅雨前線等の影響によるもので、死者224名、行方不明者8名、負傷者459名にのぼる被害がでました。 |
13日(火) | ・7月の製品安全点検日──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
~14日(水) |
・運行管理者試験(2021年度第1回)のインターネット申請締切 ※詳しくは、運行管理者試験センターのWEBサイトを参照。 ※今年度よりCBT試験に全面移行(マークシートや問題用紙を使用しな いで、パソコン画面上の問題にマウス等で解答する) ※試験日程:2021年8月7日(土)~9月5日(日) |
16日(金) | ・国土交通Day──国土交通行政の意義や重要性を国民にアピールする日。国土交通省が2001年に制定しました。 |
17日(土) | ・勤労青少年の日(7月第3土曜日) |
~19日(月) | ・「ダメ。ゼッタイ。」普及運動──麻薬・大麻・危険ドラッグなどの薬物乱用を防止するため、毎年6月20日からの1か月間、啓発運動が実施されています(厚生労働省、都道府県などが実施)。 |
22日(木) | ・大暑/海の日(東京2020五輪に伴い19日から祝日移動) |
23日(金) |
・スポーツの日(東京2020五輪に伴う祝日移動、オリンピック開会式) |
23日(金) |
・日本最高気温の日──2018年(平成30年)7月23日に埼玉県熊谷市で 41.1℃を観測。さらに、2020年(令和2年)8月17日に静岡県浜松市でも同じく41.1℃を観測。現在、これが日本の最高気温となっている。 |
30日(金) |
・東北自動車道全通記念日──1986年(昭和61年)のこの日に浦和-青森 間 674kmの東北自動車道が全線開通しました。 |
5月~9月 |
・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」期間 厚生労働省が主唱する今年の熱中症予防対策キャンペーンは、5月1日から9月30日まで。政府全体の取組である熱中症予防強化月間の7月を重点取組期間としています。 |
~9月30日 |
・夏の省エネキャンペーン──エネルギー消費の大きなピークの季節を迎え、省エネキャンペーンが行われます。 |
7月9日~ 9月10日 |
・交通安全ファミリー作文コンクールの募集 (応募締切は例年9月10日──詳しくは、警察庁のWEBサイトを参照) |
7月中旬 | ・2021年6月末までの交通事故発生状況発表(警察庁) |
7月下旬 |
・2021年5月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
◆7月の日没時刻 (国立天文台 暦計算室による)
1日(木) | 福岡 19:33 |
大阪 19:15 |
東京 19:01 | 札幌 19:18 |
15日(木) |
福岡 19:29 |
大阪 19:12 |
東京 18:57 |
札幌 19:12 |
31日(土) | 福岡 19:19 |
大阪 19:01 |
東京 18:46 |
札幌 18:58 |
7月は、すでに日が短くなる時期です。6月末にはすべて7時台だった日没時刻が夕方6時台になる地方もあります。夏の日は長いと考えがちですが、7月上旬は雨も多いので、ライトの点灯を早めにすることを意識しましょう。また、夏の夕刻はランニングをする人や自転車のツーリングが増える時期ですので、見落としには十分な注意が必要です。早めのライト点灯を実践してください。
あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。ライト活用を意識して、周囲の警戒を徹底しましょう。
また、薄暮・夜間には横断歩道上の歩行者の発見遅れが目立ちます。前方の路面にダイヤマークを見かけたら横断者の存在を予測しましょう。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light
のサイトを参照してください