先日、ニュース報道で高速道路のETCレーンで前を走る大型バスの後方にピッタリとついて、開閉バーが降りる前に料金所を通過する乗用車の映像が流れていました。
これは、カルガモの親子が連なって歩いている様子に似ていることから「カルガモ走行」と呼ばれているのですが、こうした悪事を繰り返していた男が逮捕されたという内容でした。
料金所には、不正通行監視システムが設置されており、不正行為をする車のナンバーやドライバーの顔も映っているために、犯行はすぐにバレてしまいます。
逮捕された男は「金がなくて、通行料金を支払いたくなかった」と供述しているということですが、ほとんどの人が通行料金を支払って高速道路を利用しているのですから、一人だけ支払わずに利用するという身勝手が通用するわけがありません。
ETC不正通過の違反は、1回につき30万円以下の罰金が科せられるということで、警察が裏付けた違反は100回程度あり、大な出費を迫られることになりそうです。
前車の後について料金を払わずに通過するのは、事故の危険も高くなりますので絶対にやめてください。
(シンク出版株式会社 2021.6.29更新)
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