推進運動では日常点検整備、定期点検時における以下のような重点チェックを促しています。
10月は、日暮れが早く薄暮から夜間の事故が多発する時期です。
夕刻は早めの点灯を促すとともに、ライトの正しい使用法を確認しておきましょう。
とくに、郊外の暗い道路や高速道路などでも、依然として、下向きライトで走行する車両を見かけますので啓発が必要です。歩行者や自転車の発見には上向きライトの活用が不可欠であると教えましょう。
また、10月の労働衛生週間では、とくにメンタル面の指導に力を入れることが重要です。
長引くコロナ禍で、運転者の心身のストレスが高まっていることに配慮し、運転者の気持ちに寄り添った指導を心がけましょう。
■早めの点灯で発見に努めよう
歩行者・自転車の側も点灯で自動車の接近を警戒する
10月は日没が早いので、業務時間中に薄暗くなります。早めのライト点灯を意識しましょう。
日没時刻の前後2時間が「薄暮時間帯」といわれますが、日暮れ1時間前くらいから山沿いなどではすでに薄暗くなり、周囲のコントラストが薄れて、日陰にいる歩行者などの発見が遅れます。
また、歩行者側からも車との距離や車の速度がわかりにくくなります。
このため互いのミスから、歩行者、自転車などと車との事故が多くなりますので、早めの点灯が重要となります。
車のライトが看板に反射して歩行者が車の存在に気づくことがあったり、カーブミラーに映るライトを見て交差道路にいる自転車が警戒したりします。
人も車も、自分では「まだ周囲が見えている」と思い込んでいますが、見落としの危険が増していますので、ライトの光は重要な情報となります。
■10月から歩行者事故が急増
1~9月平均の2倍近くの歩行者死亡事故が発生
警察庁が発表しているデータによると、毎年10月から12月にかけて寒くなる時期では、日没前後のいわゆる「薄暮」と呼ばれる時間帯に発生した交通事故で死亡事故が急に増える傾向にあります。
2013年から2017年の交通事故を時間帯別に分析した結果では、5年間に発生した交通死亡事故は16,786件でしたが、そのうち17~19時の「薄暮」時間帯の死亡事故は2,170件ありました。
月ごとの推移を見ていくと、1月から9月までは平均は150.55件ですが、10月には250件と急激に増加し、11月は283件、12月が282件と、いずれも9月までの1.7倍から1.8倍近くの人が犠牲になっています。
とくに、薄暮時間帯の事故ではお年寄りの事故が目立つ傾向にあり、高齢者が外出する時間帯と日没前後の時間帯が一致するためとも考えられ、この時間帯はとくに高齢者の発見に努めることが重要です。
■以下の項目をチェックし、すべてハイとなるように自らの態度を反省してください
・いつも、日没の少なくとも30分前には、点灯するように心がけている
・曇や雨などで周囲が暗い日は、昼間でもライトを点灯している
・とくに生活道路ではライトの点灯を意識し、歩行者の気づきを促している
・木の下や建物の陰になった薄暗い場所に歩行者がいないか確認している
・カーブミラーのある場所では、自車のライトが映ることを意識している
・見通しの悪い交差点では、ライトを上下に切り替えて接近を伝えている
・早朝でも、薄暗い場所では見落としが増えることを意識して走行する
・ライトを点灯したら、自転車の反射材などが光らないか意識している
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
ハイ・イイエ
■上向きライト活用を指導しよう
10月以降は夜間事故が多発する時期です。運転者に対しては、夜間の走行用ライトは「上向き」が基本であることを機会あるごとに指導して意識づけましょう。
上向きライトでないとなかなか歩行者が見つけられないことを理解させ、対向車や前車のいない場所で、すぐにライトを上向きに切り替えることを習慣づけるようにしましょう。
上向きライトは照射距離100メートル、下向きライトは照射範囲が標準で40メートルとされています。
下向きライトでも、歩行者が反射材を着用していると57メートル離れた距離から車のドライバーが歩行者を発見できるという実験結果がありますが、反射材を着用する人は非常に少ないというのが実態です。
そして黒っぽい服装の人がいる場合は26メートル近くまで近寄らないと発見できないのが実情であり、郊外などの暗い場所では「下向きライトだと歩行者が殆ど見えていない」という危険を強く意識させることが重要です。
■ライト上向きであれば防げる事故は多い
警察庁の2016年の事故統計から、夜間の直進死亡事故「自動車対歩行者」について、車のライトを上向に点灯していれば、衝突が避けられた可能性を推察した研究データがあります。
ここでは、わき見など運転者の人的ミスによる発見の遅れや衝突回避が困難な著しい高速度の事故、あるいは下向き点灯であっても余裕をもって停止できる速度などの事故は除外し、750件の中から225件に絞り込んで分析しています。
そして、上向きライトにしていれば回避の可能性が高かった事故が56%もあることがわかりました。
たとえ、横断歩道ではない場所などで歩行者が道路を横断をしようとしていても、上向きライトであれば、歩行者を発見してすぐ減速することで容易に避けられるケースが少なくないのです。
上向きライトの活用を指導することがいかに重要であるかがわかります。
*警察庁webサイト「ハイビームの上手な活用で夜間の歩行者事故防止」を参照しました
目の健康に配慮しよう
■眼科の定期検診を受けよう
目の健康は重要だと考えている人が多い割には、2人に1人は定期的な検診を受けていないといいます。
2020年にジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社が、世界6か国を対象に初めて実施した「目の健康に関する意識調査」によると、日本においては50%の人が2年以上眼科検査を受けていない実態が明らかになりました。
他国の割合では、中国が22%、アメリカが24%、英国が23%、全体で31%ですから、明らかに日本が劣っています。
一番の理由は「面倒だから」です。
目の検診は目の健康維持にとって、重要なだけでなく慢性的な身体疾患の発見にも役立ちます。
例えば、糖尿病や高血圧、ビタミン欠乏症、脳卒中のリスクなどの早期発見に結びつきます。
■白内障の早期発見に努めよう
白内障とは、眼の中のレンズである水晶体が、加齢や、長年にわたる紫外線曝露などで濁ってしまう病気です。
目がかすむ、暗く感じる、明るいところでまぶしいといった症状が典型的で、年齢が上がるに従って発生するのが最も多いのですが、早ければ40歳から発症するとも言われていますので、注意が必要です。
また、アトピー性皮膚炎や糖尿病の症状として白内障が現れたり、目の外傷や薬の副作用で起こる場合もあります。
早めに診断がついて軽い状態で発見すれば、点眼薬などで進行を食い止めることも可能です。また、ある程度進行して運転などに支障が生じる場合は手術がいちばん良い治療法です。
白内障手術は濁ってしまった水晶体を人工のレンズと入れ替えるだけの簡単なもので、ほとんどの症例で視力の回復が見込めます。
目がかすむ人は、放置しないで眼科医を受診しましょう。
*この記事は、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社のニュースリリース、および厚生労働省のWEB
サイト "e-ヘルスネット"などを参照しました。
最近、台風や前線などの影響で大雨警報が発表されるなか、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測したとき、各地の気象台から「記録的短時間大雨情報」が発表される例が増えています。
また、今年6月から気象庁は積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」の発生を知らせる情報の運用を開始しています。
これらの情報は予報ではなく、実態の速報であり、該当の地域で土砂災害や浸水害、中小河川の洪水害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味し、災害の深刻な危険が迫っていることを示しています。
実際にどこで災害発生の危険度が高まっているか、気象庁WEBサイトの「警報の危険度分布(土砂災害、浸水害、洪水害)」や気象ニュースの情報で確認する必要があります。
通勤や配達などのため車を運行するのは危険な場合があり、運転者に対しては速やかに運行を中止したり安全な場所に避難するよう指示してください。
記録的短時間大雨情報が発表された場合、すでに屋外は猛烈な雨となっていて車などで避難することは危険な場合があるので、近隣のより安全な場所や建物へ移動するなど、情報をもとに的確に危険を把握して判断・指示するようにしましょう。
【令和元年東日本台風】
2019年(令和元年)10月12日に日本に上陸し、静岡県や関東、甲信越、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした台風19号です。
台風中心の北側に非常に発達した広い雨雲があり、関東甲信地方、静岡県、新潟県、東北地方では、各地で3時間、6時間、12時間、24時間の降水量が観測史上1位を更新するなど、記録的な大雨となりました。
台風の影響で、洪水・土砂に襲われ亡くなった者が続出し、死亡した際の状況が判明した64人のうち、住宅内で水や土砂に襲われ死亡したのは27人で4割超を占め、少なくとも3割近い17人は車での移動中に死亡したとされています。
最終的に、台風による死者・行方不明者は108人、負傷者375人となり、平成以降では最悪の台風被害となりました。
【令和元年10月25日豪雨】
2019年(令和元年)10月25日に台風21号により豪雨が発生し、千葉県を中心に多大な被害をもたらしました。
千葉県と福島県では総降水量が200mmを超え、わずか半日足らずで平年の10月1か月分の降水量を上回る記録的な大雨となりました。
千葉県を中心に、河川の氾濫や洪水・土砂災害などが発生、死者13人、負傷者13人、住家被害4,998棟などという記録があります。
中でも、死者のおよそ半数が車での避難中に車体が水没したり河川に流されたことなどによる「車中死」であった点が特徴です。
重 点 事 項 | |
多発災害・多発疾病 対策 |
●転倒、墜落・転落災害防止のための対策チェック ●職業性疾病で最多の「腰痛」防止策を指導 |
過重労働による健康 障害防止 |
●時間外・休日労働の削減、年次有給休暇の取得促進など ●ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の推進 ●労働時間の状況把握や長時間労働者に対する医師の指導 ●健康診断の適切な実施、異常所見者の管理・指導の徹底 |
メンタルヘルス対策
の推進 |
●メンタルヘルスケアを積極的に推進する旨の表明 ●「心の健康づくり計画」の策定、実施状況の評価及び改善 ●メンタルヘルスケアの推進に関する教育研修・情報提供 ●労働者が安心して健康相談を受けられる環境整備 ●ストレスチェック制度の適切な実施 他 |
高年齢労働者に対す る健康づくりの推進 |
●高年齢労働者の労働災害防止対策 ●施設、設備、装置等の改善及び体力低下等を踏まえた労働内容見直し ●高年齢者の身体機能の維持向上のための取組み |
治療中労働者への 両立支援対策の推進 |
●「治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」に基づく支援 ●研修等による両立支援に関する意識啓発 ●両立支援に活用できる休暇、勤務制度や社内体制の整備 |
化学物質管理 |
●義務化された化学物質のリスクアセスメントを実施 ●曝露評価を実施して、低減措置を実行する |
新型コロナウイルス 感染症の拡大防止 |
●取組の5つのポイント(下)に基づく、事業所内の感染防止策の徹底 |
●職場における新型コロナウイルス感染症対策──取組の5つのポイント
実施すれば □内にチェック |
取組の5つのポイント |
□ |
テレワーク・時差出勤等を推進しています。
|
□ |
体調がすぐれない人が気兼ねなく休めるルールを定め、実行できる雰囲気を 作っています。 |
□ |
職員間の距離確保、定期的な換気、仕切り、マスク徹底※など、密にならない 工夫を行っています(※布マスク・ウレタンマスク使用を避けています) |
□ |
休憩所、更衣室などの“場の切り替わり”や、飲食の場など「感染リスクが高 まる『5つの場面』」での対策・呼びかけを行っています。 |
□ |
手洗いや手指消毒、咳エチケット、複数人が触る箇所の消毒など、感染防止 のための基本的な対策を行っています。 |
■大型自動車への重点点検指導
9月に引き続き10月も「自動車点検整備推進運動強化月間」です。
とくに乗車定員30名以上の大型バスを運行するバス事業者や事業用トラックを50台以上使用する貨物運送事業者は大型自動車の重点点検を行い、その結果を報告するよう地元の運輸支局から注意喚起が行なわれます(重点点検期間は11月末までですので、3か月定期点検結果も報告します)。
これ以外の事業者も自主点検に取り組みましょう。
とくに、点検整備ミスによるバスの火災事故、車体腐食事故、大型車のホイール破損・車輪脱落事故、ブレーキペダルの戻り不良による火災事故等が発生しています。
推進運動では日常点検整備、定期点検時における以下のような重点チェックを促しています。
■重点点検項目 | ■点検箇所 |
タイヤ・ ホイール |
タイヤの摩耗・亀裂・残り溝等 |
ホイールナット、ボルトの緩み・損傷 スペアタイヤ取付装置の緩み、スペアタイヤの取付状態等 |
|
エンジン | 燃料漏れ |
電気装置 | 配線接続部の緩み、損傷 |
ブレーキホース・バルブ | ブレーキ液漏れ、損傷及び取り付け状態 |
ブレーキ・ペダル |
ペダルの遊び、踏み込んだときの床板とのすき間等、 ペダルの戻りは正常か、泥・砂などの付着はないか |
車枠・車体(バスのみ) ターボチャージャー(〃) |
非常口の扉の機能/緩み及び損傷 タービンロータの回転具合など(メーカー指定) |
※車両火災防止やホイールボルトのメンテナンスについては日本自動車工業会のWEBサイトも参照
日 付 | 行 事 等 |
1日(金)~ 7日(木) |
・全国労働衛生週間 令和3年度 労働衛生週間スローガン 「向き合おう! こころとからだの 健康管理」 副スローガン うつらぬうつさぬ ルールとともに みんなで守る健康職場 ※詳しくは、厚生労働省のWEBサイトを参照してください。 |
1日(金)~ 31日(日) |
・体力つくり強調月間──スポーツ庁が、国民の健康・体力づくりを推進するため、行事や広報活動などを通じて啓蒙キャンペーンを実施します。 |
1日(金)~ 31日(日) |
・全国不正軽油撲滅強化月間──軽油に灯油・重油等を混入する行為など悪質な脱税行為を防ぐキャンペーン月間(軽油引取税全国協議会が主導) |
1日(金)~ 31日(日) |
・自動車点検整備推進運動強化月間 ──9月~10月の2か月間、国土交通省が点検・整備の重要性を呼びかけています(大型車使用事業者に対しては、都道府県トラック協会・バス協会や整備振興会などの自動車関係団体を中心に重点的な点検整備の取組みを推進します)。 |
2日(土)~ 3日(日) |
・第36回全国フォークリフト運転競技大会 於:中部トラック総合研修センター 詳しくは、陸上貨物運送事業労働災害防止協会のWEBサイトを参照してください。 |
7日(木) |
・盗難防止の日──(一社)日本損害保険協会が提唱。 「盗(10)難(7)」からの語呂合わせで自動車盗難や車上ねらい、住宅侵入盗などに対する防止策を呼びかけています。 |
8日(金) |
・寒露(かんろ) |
8日(金) |
・観音寺大太鼓への衝突死傷事故から5年──2016年10月8日午後10時前ごろ、香川県観音寺市の国道11号を走行中の大型トレーラが太鼓台を引いていた秋祭り関係者60名の列に追突し、1名が死亡5名が重傷、34名が軽傷を負う事故が発生しました。運転者は改善基準告示を超える長時間労働のため疲労が蓄積して居眠運転に陥り、秋祭りの列に気づくのが遅れました。運転者は禁錮4年の実刑判決を受けています。 |
8日(金) |
・糖をはかる日──糖尿病治療研究会により制定され、一般社団法人日本生活習慣病予防協会が継承、血糖を知る、はかる、コントロールすることを啓蒙する日となっています。 |
9日(土) |
・トラックの日──全日本トラック協会が平成4年に制定。毎年この日を中心に都道府県トラック協会が広報活動、イベント等を実施します。 |
10日(日) | ・目の愛護デー ──運転者にとって、目の健康はとても重要です。この日を機会に目を大切にすることについて考えてみましょう。 |
11日(月) |
・平日──例年、10月第2月曜日は「スポーツの日」となり祝日ですが本年のみ、TOKYO2020オリンピック・パラリンピック開催のため、7月23日に移動しました。 |
12日(火) |
・10月の製品安全点検日
──経済産業省は毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
14日(木) |
・全国トラック運送事業者大会(第26回愛知大会) 名古屋東急ホテル(名古屋市中区栄4-6-8)に於いて開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて中止と決まりました。 |
17日(日)~ 23日(土) |
・薬と健康の週間──「医薬品を正しく使用すること」の大切さを訴える週間。車などの機械を運転をするときには、薬の副作用を確認するとともに、必要な薬は正しく服用しましょう。 |
20日(水) |
・舞鶴市の台風23号によるバス立ち往生事故から17年──2004年10月20日の夜、台風の影響のため国道175号で由良川から氾濫した水につかりツアー客ら37人を乗せた観光バスが立ち往生しました。乗客らはバスの屋根に避難、濁流の恐怖と戦いながら翌21日の朝を迎え、約10時間ぶりに全員が救出されました。 |
21日(木) | ・中秋の名月 |
21日(木) |
・あかりの日──1879年にトーマス・エジソンが京都八幡町(現・八幡市)産の竹を使って白熱電球を完成させた日にちなんでいます。
車のライトを点検し、早めのライト点灯を心がけましょう。 |
22日(金)~ |
・交通事故総合分析センター 第24回 交通事故・調査分析研究発表会 昨年同様に、WEB開催となります(本年は事前視聴登録が必要──1か月ほど視聴が可能)。詳しくは、交通事故総合分析センターのWEBサイトを参照してください。 |
23日(土) |
・霜降 |
23日(土)~ 24日(日) |
・第53回 全国トラックドライバー・コンテスト 於:安全運転中央研修所(茨城県ひたちなか市) 感染防止を図るため、完全無観客開催となります。詳しくは、全日本トラック協会のWEBサイトを参照してください。 (開催期間中に、茨城県に対して新型コロナウイルス感染拡大防止のため、緊急事態宣言が発令された場合は、開催が中止となります) |
23日(土)~ 29日(金) |
・高圧ガス保安活動促進週間──経済産業省・高圧ガス保安協会などが毎年、高圧ガスの保安活動の促進を呼びかけます。 令和3年度キャッチコピー「点検に 不要不急の 文字は無し」 高圧ガス保管者は点検・確認を徹底して高圧ガス災害を防ぎましょう。貨物運送事業者は、タンクローリー、バラ積みトラック等における高圧ガス移走時の保安対策を進めてください。 |
27日(水)~ 29日(金) |
・第80回(令和3年度)全国産業安全衛生大会(東京) 主催:中央労働災害防止協会(中災防) 於:東京国際フォーラム(オンラインでも同時開催) 詳しくは、 こちらのWEBサイト を参照してください。 |
31日(日) |
・ハロウィン──古代ケルト人に由来すると言われる西欧の魔除け祭。
近年、日本でも仮装イベント、コスプレ祭りとして人気を呼んでいます。今年も新型コロナウイルスの感染防止対策を踏まえ、街頭活動が規制される見込みです。仮装パーティーなどをオンライン実施する団体が多いようですが、夜間に若者の歩行者等が都心部で増加する可能性はあります。ドライバーはこの日の前後、歩行者の行動に気をつけましょう。 |
~ 12月 |
・過重労働解消のためのセミナー(厚生労働省委託事業)──長時間労働削減対策などに必要な知識やノウハウ、取り組み事例の紹介。各都道府県別に各回100名定員で開催されます【事前申込制・参加無料】。 9月1日(水)~ 12月15日(水) 13:30~16:00(全60回) ※オンライン開催ですが、一部は会場開催を予定しています。 詳しくは、過重労働解消セミナー運営事務局のWEBサイトを参照してください。 |
10月中旬 | ・2021年9月末までの交通事故発生状況発表(警察庁) |
10月下旬 |
・2021年8月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
◆10月の日没時刻 (国立天文台 暦計算室による)
1日(金) | 福岡 18:03 |
大阪 17:43 |
東京 17:25 | 札幌 17:16 |
15日(金) |
福岡 17:45 |
大阪 17:24 |
東京 17:06 |
札幌 16:52 |
31日(日) | 福岡 17:28 |
大阪 17:06 |
東京 16:47 |
札幌 16:28 |
10月は日没が午後4時台という地域もあり、日没時刻は日に日に早くなります。早めのライト点灯を強く意識しましょう。
一方で、緊急事態開けもあってレジャーや旅行などで外出する人が多く、夕刻の歩行者、自転車の見落としを警戒する必要があります。
自分は見えると思っても、歩行者・自転車のためにライト点灯を実践してください。
あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
※詳しくはおもいやりライトのサイトを参照してください
JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light
のサイトを参照してください