さる9月16日午前0時50分頃、兵庫県川西市の国道を走行していたバイクが転倒し、運転していた男性が死亡する事故がありました。
事故の現場は見通しのよい片側2車線道路で、緩やかな下り坂になっており、近くにタヌキの死骸があったのですが、防犯カメラの映像などから事故の直前に車にひかれたようで、バイクの男性はその死骸をよけようとしてバランスを崩したものとみられています。
夜間、山間部の道路を走行しているときに、急に出てくる野生動物を避けようとして事故になったり、直接衝突して事故になるケースがありますが、先に車と衝突して死亡していた動物を避けようとして事故になるケースもあります。
道路に死骸を放置していると、新たな事故を招くおそれがありますので、見つけた際には、警察に通報したり道路緊急ダイヤルなどで道路管理者へ連絡することが大事です。
また、路上の死骸は、いかに遠くから存在を見つけることができるかにかかっています。
ロービームで走行していると、直前まで発見することができませんので、対向車や前車がいないときは、ハイビームで走行するようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2021.10.6更新)
今年も、「2022トラック運行管理者手帳」と「2022バス運行管理者手帳」を好評発売中です。運行管理者の皆様は、ぜひ、お早めにお申し込みください。
本手帳は運行管理者として知っておきたい知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめて収録し、最近の法改正、告示・通達の改正にも対応しています。
カレンダー、メモ欄も充実した内容ですので、スケジュール管理も万全です。