同乗者の寝ている姿勢に配慮しよう

写真はイメージです
写真はイメージです

 

 ドライブ中に助手席や後部座席の同乗者が寝入ってしまったとき、少しぐらい姿勢が悪くても「起こすのは気の毒」と考えて、そのままにしていることはないでしょうか。

 

 しかし、姿勢が悪いと事故や衝突時に同乗者が大きな被害を受ける可能性があります。

 自分は安全運転をしていると思っても、対向車線の車などがミスをして衝突事故に巻き込まれることがないとは言えませんので、車の中で寝ているときの防御措置が重要です。

 

 たとえば車の中で寝るときにシートベルトから身体がずれたり、ベルト自体を外して寝てしまう人がいます。ベルト非着用は違反であるだけでなく衝突時に車外放出事故などに結びつき、死亡・重傷の確率が非常に高まります。また、座席を深く倒して寝ると、衝突時に身体がシートベルトをすり抜けて車内で二次衝突などを起こすやすくなります。

 

 このほか同乗者が窓に寄りかかって眠ると、車が横転したとき地面に頭を叩き付けられ、重傷や死亡事故に結びつく危険があります。

 ドア上部からサイドエアバッグが展開する車の場合、上半身が守られると思われがちですが、窓に寄りかかっているとエアバッグ作動の邪魔をしたり、上半身に怪我をする危険もあります。

 

 助手席や後部座席で危険な寝方をしている人がいたら、安全な場所に車を止めて同乗者の姿勢を直し、シートベルトの正しい着用を確認するようにしましょう。

 

(シンク出版株式会社 2021.10.11更新)

■「2022運行管理者手帳(トラック・バス)」を好評発売中です!

 今年も、「2022トラック運行管理者手帳」と「2022バス運行管理者手帳」を好評発売中です。運行管理者の皆様は、ぜひ、お早めにお申し込みください。

 

 本手帳は運行管理者として知っておきたい知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめて収録し、最近の法改正、告示・通達の改正にも対応しています。

 

  カレンダー、メモ欄も充実した内容ですので、スケジュール管理も万全です。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月30日(水)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。