さる11月12日午前8時過ぎ、茨城県古河市で交差点を左折しようとしていた大型トラックが、自転車に乗って通過しようとしていた通学途中の女子高生を巻き込む事故がありました。
大型トラックの運転者は「左折時の確認が不十分だった」と話しているということです。
交差点を左折する際、左後方からくる自転車との事故を防ぐポイントは大きく分けて二つあります。
一つは、左サイドミラーの死角に注意するということです。
サイドミラーには大きな死角がありますので、自転車は死角に隠れているかもしれないと考え、自転車が映っていなくても横断歩道の手前でサイドビューウインドウを覗き込んだり、目視などで何度も確認する必要があります。
もう一つは、自転車はスピードが出ますので、交差点に近づく前に歩道にいる自転車をチェックすることです。
交差点の手前で歩道の自転車をチェックしていれば、左折するときにミラーなどで確認できなくても、自転車が近づいてくるだろうと予測できますし、もう一度左後方を安全確認しにいくといった安全運転行動に結びついていきます。
交差点を左折する場合には、何度も自転車の存在を確認するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2021.11.19更新)
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