さる11月30日午後11時45分ごろ、京都府宇治市にある京滋バイパスの宇治トンネル内で停車していた軽乗用車に、後ろから走行してきた大型トラックが追突し、路上に出ていた運転者が死亡する事故がありました。
高速隊によりますと、運転者は軽乗用車を運転中に外れたタイヤを取ろうと停車して車外に出た際に、トラックに追突された自車と側壁の間にはさまれたということです。
なぜ、タイヤが外れたのかはわからないのですが、走行中にタイヤが外れる要因としては、ホイールナットが緩んでいたり、ホイールボルトが破損したりすることが主な原因となっています。
タイヤが外れるときには、必ず予兆があります。走行中に普段の走行では聞きなれない異音がしたり、ハンドルが重く感じたり、ハンドルを切ったときに動きが鈍いなど、異変や異音を感じたら、安全な場所に停止して点検するようにしてください。
また、走行中にタイヤが外れるということは、日頃タイヤの点検をあまりしていない可能性が高いと思われます。
定期的にナットが緩んでないか、ボルトが破損していないかなどをチェックしておきましょう。
(シンク出版株式会社 2021.12.6更新)
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