ご記憶の方も多いと思いますが、昨年12月16日から18日にかけて、関越自動車道を走行していた多くの車両が大雪のため立ち往生をして、多いときは1,000台以上の車が道路から降りられませんでした。
気象庁の予報によりますと、この冬は、早い段階から強い寒気が日本列島に入る可能性があることが指摘されていますので、スタッドレスタイヤへの履き替えやタイヤチェーンのメンテナンスなど早めの冬道走行対策をしておきましょう。
実際に雪が降らないと、スタッドレスタイヤに交換しない人が多いのですが、普通タイヤのままで走行していて、突然冷え込んだ朝に路面が凍結していることに気づかず、いつもの調子で運転していてスリップする事故が毎年のように起きています。
さる12月6日、今シーズンで一番の冷え込みとなったの宮城県仙台市内の片側2車線道路で、走行していた軽乗用車が並んで走っていた車の横に衝突する事故がありました。
現場の路面は凍結していたことから、路面凍結によるスリップが原因とみられています。
最近の気温の変化は非常に激しく、夜間に突然冷え込んで路面が凍結することがあります。気温が下がった朝などに運転するときにはスリップに十分注意してください。
(シンク出版 2021.12.8更新)
運行管理に必要不可欠な情報を網羅した実務手帳である「2022トラック運行管理者手帳」と「2022バス運行管理者手帳」を好評発売中です。運行管理者の方はお早めにお求めください。
本手帳は運行管理者として知っておきたい知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめて収録し、最近の法改正、告示等の改正にも対応しています。
カレンダー、メモ欄も充実した内容ですので、スケジュール管理も万全です。