さる12月9日午後7時前、熊本県宇城市の道路を横断していた歩行者が、走行してきた車にはねられ死亡する事故がありました。
事故の現場は、片側一車線の直線道路で、横断歩道や信号機はなく、車を運転していた女性は「ぶつかるまで気づかなかった」と話しているということです。
最近のニュースを見ると、夜間や薄暮時の時間帯に走行している車が、横断歩道や信号機がない場所を横断してくる歩行者をはねる事故が多発しているように思います。
その事故形態を見ると、右から横断してきた歩行者に、車の運転者が気づくのが遅れて衝突するというパターンが多いように思います。
横断歩道や信号機がない場所なので、運転者も横断する歩行者などいないという油断があると思いますし、ヘッドライトを照射していても前方しか照らしませんので、右側から横断してくる歩行者を発見しにくいこともあります。
また、運転者から見るとフロントピラーが死角となって右側から横断してくる歩行者が見えづらいことも一因になっています。
夜間、横断歩道や信号機がない場所でも横断してくる人がいます。決して油断しないで右側方向にも注意を向けるようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2021.12.10更新)
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