さる2月2日午前5時10分ごろ、鹿児島県薩摩川内市の国道を走行していた大型トラックが橋から転落する事故がありました。
事故の現場は、片側1車線の緩やかなカーブになっており、トラックを運転していた男性は「路面が凍っていて滑った」と話しているということです。
事故当時の映像を見ると、周辺には雪が積もっているような景色は見られませんでしたので、運転者としてはまさか路面が凍っているとは思っていなかったのではないでしょうか。
しかし、橋や高架になっている部分などでは、早朝などでは気温が下がり路面が凍結していることがあります。
そういう場所で少しカーブしていたりすると、いつもと同じ感覚でブレーキを踏んだり、ハンドル操作を行うと、簡単にスリップしてしまいます。
今年の冬は全国的に厳しい寒さが続いており、鹿児島県などの南国でも、早朝などは橋の上が凍っていることがあります。
雪が降っていなくても、橋の上や高架部分、日陰になっている所、トンネル内などでは、早朝は路面が凍結していると考えて、慎重な運転をお願いします。
(シンク出版株式会社 2022.2.9更新)
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