左折合流時は対向車に注意

 先日、埼玉県の高校教諭が交通事故で相手に骨折などのけがを負わせたとして、戒告の懲戒処分を受けたというニュースがありました。

 

 この教諭は、ショッピングセンターの駐車場から出る際に大きく左折して反対車線にはみ出し、左側から直進してきた乗用車に衝突したものです。

 

 教諭は、左側の縁石に気を取られて大回りに曲がり、反対車線にはみ出したもので、ブレーキをかけたが間に合わなかったと説明しているということです。

 

 駐車場などから、片側1車線の道路に合流していく際に左側にガードレールなどがあると、早めにハンドルを切ることができませんので、どうしても反対車線にはみ出すことがあります。

 

 これは、道路構造上ある程度避けることができませんので、そのとき確認しなければならないのは、反対車線に走行車両が来ているかどうかです。車が来ているのに強引に左折していけば、この事例のように走行車両と衝突するリスクが生まれます。

 

 駐車場などから、狭い片側1車線道路に左折して出ていくときには、反対車線の左方向から来る車がいないかを必ずチェックして、走行車両が来ている場合には通り過ぎるまで待つようにしてください。 

(シンク出版株式会社 2022.3.15更新)

■運転者のための「危険感受度」自己診断テスト

 本テストは、6つの運転場面をイラストで見て、自身が「危ない」と思う危険要因を答えることで、自分自身の危険に対する感受性の度合いを診断していただくことができる一般ドライバー向けの自己診断テストです。

 

 診断では、右折時・左折時・後退時といった3つの交通パターンにおける危険感受度と、3つの危険要素に対する危険感受度の2つの軸から、危険に対する感受性の度合いを知ることができます。

 

 【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

11月25日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。