今月の運転管理/2022年5月(令和4年5月)

高速道路での車間距離を保とう


5月の安全運転管理(2022)

 

 相変わらず都道府県によって新型コロナウイルスの感染が増えてはいるようですが、一時のような行動制限が緩み、行楽シーズンに入って高速道路を利用してレジャーに行く車が増えています。

 高速道路を走行する運転者は、久しぶりに長距離走行をする車が多いことに注意し、車間距離を保って無理な進路変更や追越しをしないようにしましょう。

 

 事業所では、新入社員や転勤者、配置転換した従業員が新たな運転業務につく頃です。運転適性診断などの結果を踏まえて、特性に応じた安全運転指導を徹底することが大切です。

  

 コロナ禍で生活習慣病の予備軍が増えたと言われています。従業員の健康指導では、糖分・塩分の摂り過ぎなどの指導も実施してください。 

  

5月の安全運転目標──運転者の皆さんへ

●高速道路での安全を心がけましょう

車間距離不足が招くトラブルに注意

年末の事故防止

 高速道路走行時には、燃費面からも速度を維持したいと考えますが、速度差のある遅い車が前方にいると、あっという間に車間距離が詰まってしまうことがあります。

 そこで、慌てて進路変更しようとすると、後方からきた追越車線の車と衝突したり、後方の車にブレーキを踏ませる危険に結びつきます。

 

 速度を落とすのを避けたいときには、前方の車の走行状態をよく観察し、早めに余裕を持って進路変更をするように心がけましょう。

 また、安全な進路変更が難しい場合は自分も速度を落として、車間距離を維持することが大切です。

 

 前車との車間距離が詰まりすぎると、前の車の運転者が不快感を覚え、あおり運転ではないかと勘違いされることがあります。

 誤解から互いにあおり合いをして、事故に結びつく例も少なくありませんので、流れの速度を意識して速度を出しすぎないように調整し、常に車間距離を取ることを意識してください。

 また、車間距離を詰めすぎると渋滞発生の原因となります。速度を維持するのではなく、車間距離を維持する意識を高めると、渋滞などを防ぐことにも結びつきます。

高速道路のトンネル
ミラーの写影では後続車の接近が判断しづらい

トンネル等でも車間距離に注意

 

 また、トンネルやカーブ、勾配が変化する地点で車間距離を詰めたり進路変更をするのも危険ですので、そうした行動を避けるようにしましょう。

 

 トンネルは入り口からしばらく上り勾配の場所も多いので、減速する車がいることを予測する必要があります。車間距離が詰まってくることを意識して早めに減速し、進路変更をしたくなる誘惑と戦いましょう。

 トンネルでは、ライトを点灯しないで走行する車がいて、ミラーの写影だけでは後方の車の速度などがよくわかりません。進路変更は危険です。

 

 また、カーブと上り勾配が重なった場所でも減速する車が多いため、車間距離が詰まり慌てて進路変更するなど危険な行動をする車がいますが、カーブやアップダウンのある場所での進路変更は操作ミスなどから接触を招きやすいので避けましょう。 

●こんな事故が起こっています

高速道路のトンネル事故

 さる2022年3月6日、午後6時ごろ大阪府茨木市の新名神高速道路の竜王山トンネル内で、乗用車が側壁に衝突して車が大破し、同乗していた1歳の女の子と21歳の母親が死亡しました。

 

 乗用車を運転していた父親(21歳)は、「進路変更をしようとして、壁にぶつかった」と話していて、車がトンネル左側の壁に衝突した後、右側の壁にぶつかりさらに再び左側の壁に衝突し、女の子と母親が車外に放出されて亡くなったとみられています。

 進路変更操作のミスと考えられます。

下の項目をチェックし、自らの高速道路における運転態度を反省してください

・高速道路では速度を維持することより車間距離の維持を心がけている

・車間距離が詰まってきたら減速して距離を保つよう心がけている

・遅い車がいてもすぐに追越しをしないで、周囲の状況を確認する

・上り坂にさしかかったら前車と車間距離が詰まることを予測して走行する

・トンネル入り口では、前車の減速を予測する

・トンネル内では遅い車がいた場合も、進路変更は控えている

・照明のあるトンネルでも、必ずライトを点灯して走行する

・カーブや勾配変化地点での進路変更、追越しは避けている

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ

 ハイ・イイエ


  

月の重点管理目標──管理者の皆さんへ

●運転者の適性を把握して指導しよう

運転適性診断

 

 4月に入社した新入社員や新しく運転者として選任した従業員への運転適性検査(適性診断)は実施しましたか?

 まだ検査などをしていないという事業所では、ぜひ適性のチェックをして、運転者の管理・指導に生かしてください。

 

 バス・タクシー・トラックなどの事業用自動車の運転者に対しては適性診断を受けさせる義務がありますので当然ですが、安全運転管理事業所でも運転適性をつかむことには意味があります。

 

 運転者によって、注意の配分に偏りがあったり、操作の性急さ、危険感受性にかける、感情の安定性にばらつきがある、といった問題点が発見できることがあります。

 

 管理者はこうした特性を踏まえて、問題点を克服しようとする運転者を援助することが大切です。

 適性検査は損害保険会社や安全運転管理団体などの協力を得て実施することができますし、独自にテスト機関に申し込んで実施する事業所もあります。

●作業の様子なども観察して運転指導に生かす

運転適性指導

 事業所によっては、運転適性テストを実施しないものの、入社時にクレペリン検査などの性格検査・職業適性検査、心理検査を実施している場合があります。

 

 これらの検査は、長らく工場の生産ラインなどに適材適所の配置を判断するうえで参考にされてきました。

 ある安全運転管理者は、性格・心理検査結果で「集中力に問題がある」「軽はずみでミスが多い」といった成績の新入社員に対して、仕事机の周りなどを観察するようにしています。

 

 机の整理整頓がうまくできていなかったり、重要な書類がすぐ見つけられないなどの作業上の問題点に気づいた場合、運転者としてはまず車の運転席周りの整理を指導し、書類かごを助手席下に入れるなど、余計な物を置かないようにしています。

 未整理の伝票などが助手席にあることでわき見運転を起こす危険や、経路調査が不完全で焦って事故に結びつくといったことを指導するそうです。

 

 また性格検査から「亢進性」が強く行動力がある反面、無理をしがち、カッとしやすいといった特性を見たら、あおり運転などを防ぐため「社有車に乗る時は常に看板を背負っている。嫌な車がいても相手にしない冷静な気持ちを保ってほしい」といった内容を強く指導しています。

【適性診断に基づく指導は運送事業者の義務

 

 事業用自動車においては、運送事業者が、事故惹起運転者、初任運転者、高齢運転者に対し、国土交通大臣が認定する適性診断を受診させることが義務付けられています。※

 運行管理者は、この結果を運行の留意点として理解し、運転者に自分自身のくせなどを自覚させることで、指導・監督を行っていくことが求められています。

 国土交通省の重大事故報告書などをみると、「適性診断結果に基づく指導・監督が不十分だったことが事故の背後原因にある」という表現がたびたび出てきますので、適性指導が重視されていることを自覚しましょう。

 

 ※貨物自動車運送事業輸送安全規則・第10条/旅客自動車運送事業運輸規則・第38条 など

  

5月健康管理目標──従業員の皆さんへ

塩分・糖分の摂りすぎを防ごう

リモート勤務による偏頭痛

1日あたり塩分摂取量は6~7g程度

 

 皆さんは、成人が1日に接種できる塩分量をご存知ですか?男性で7.5g、女性で6.5g程度が目標と言われ、高血圧の人は6.0gが目標とされていますので、高血圧を予防するべき中高年の人は、1食2g程度が目安と考えましょう。

 現実には、日本人の塩分接種量は目標値より2g~2.5g程度多いようです。

 

 外食好きな人はサービスエリアで「ラーメンとカレーライス」などを食べることがあると思いますが、ラーメンは大体少なくとも5~6g程度の塩分量があり、カレーで2g~3gです。

 昼食だけで1日の限度を超えてしまうおそれがありますので、ラーメンなどのスープを全部飲むのは禁物です。

 

 また、レトルト食品やインスタントで食事を済ませることが多い人も要注意です。

 減塩表示のない一般的なレトルト食品は2.5~3.5gの塩分含有量のものが多く、たとえば「ビーフシチュー=2.5g」「肉じゃが=3.2g」といった物が普通です。これに粉末スープ(1.5g)インスタント味噌汁(1.8g)などをつけると、合計で塩分が4~5gとなります。カップラーメンでは1食で塩分量が5gを超えるものがあります。

 

 しかし、塩分摂取量が増えても野菜などを同時に大量に食べると解消効果があります。たとえば、ラーメンにもやしやネギ、きのこなどをたくさん入れる、ほうれん草のおひたしを食べる、わかめの酢の物を摂るといった食生活の工夫をすれば、カリウムなどが塩分を分解し排出してくれます。

 

 レトルトや外食任せにしないで、毎食おかずを手作りすることで塩分の過剰接種を防ぎましょう。 

【参考──市販食品に含まれる塩分量の目安】

 市販のインスタント食品やレトルト食品などに含まれる塩分量の目安です。ただし「減塩」などの表示がある場合、通常より4割~5割程度塩分を削減しているものがあります。



意外に多い健康飲料の糖分含有量

 糖分の過剰摂取も糖尿病や肥満などの原因となります。ケーキやお菓子などを食べることには気をつけている人で、菓子パンに対しては油断して、気軽に食べることはありませんか。

 

 菓子パンはほとんど糖質だと言われています。ごはん1杯で約240kcalですが、菓子パンの中には1つ500kcalといったものがあり、「3時のおやつ代わり」という感じで食べていると、糖質を摂り過ぎてしまいます。おやつをチーズなどにすると、腹持ちがよくタンパク質を摂取できます。

 

 このほか、健康に良いからと野菜ジュースや果物ジュース、飲むヨーグルト等を毎日摂る人がいますが、これもよく見ると、糖分が15g~25gとかなり大量に入っているものが多く見られます。

 WHO(世界保健機関)は、1日の砂糖摂取量の目安を1日に摂る総エネルギー量の5%未満に抑えるべきというガイドラインを公表していますが、大体砂糖25gに相当します。 

 コーヒーや紅茶をブラックで飲むように心がけていても、ジュースやヨーグルトから糖分を摂りすぎている可能性があるので、注意しましょう。

※この記事は以下のサイト記事を参照しました。

 ・厚生労働省e-ヘルスネット「栄養・食生活」「栄養・食生活と高血圧

  

その他の管理・指導項目

●車幅の1.2倍、車長の1.2倍まで荷物の積載が可能に──5月13日施行

 道路交通法の施行令が改正され、車の積荷制限の緩和措置が5月13日から施行されます。

 自動車の積載制限として、改正前は積載物の長さは自動車の車長の1.1倍まで、幅については車幅までとされていました。これが、改正後は車長の1.2倍、車幅についても1.2倍までに緩和され、この範囲を超えなければ制限外積載許可の申請をする必要がなくなります。

 

 なお、自動車の左右1.1倍をそれぞれ超えてはみ出すことは禁止されます。長さについても前後いずれかで1.1倍を超えることはできません。

 それぞれ、1.2倍の規制を超える場合は管轄の警察署へ制限外許可申請が必要となります。

 

 警察庁では、住宅建築関係団体や物流関係の要望を踏まえて、周囲の交通に与える影響がない範囲で規制を緩和できないか検討していました。 

 サイドミラーなどの効用等を失わせることなく、自動車の車体からはみ出して積載可能な長さまたは幅を確認するための走行実験を実施し、1.2倍までなら自動車の走行安定性等が確保されること、周囲の交通に与える影響がほとんどないこと等を確認したとしています。

車幅からのはみ出し1.2倍まで可能
車長の1・2倍まで積載可能

  

事業用自動車の運行管理者の皆さんへ

●19歳の若者でも二種免許、大型免許取得が可能に──5月13日施行

運行管理者CBT試験

特別な講習を受けると受験できます

 

 改正道路交通法の施行により、2022年5

月13日から中型・大型自動車免許や第二種免許の運転資格取得の特例が実施され、普通免許等を保有してから1年以上であれば、19歳でも「大型車など」の免許が取得可能になります。中型免許をスキップして、すぐに大型免許を受ける運転者も現れると思われます。

 

 貨物自動車や大型バスを運行する運送事業者では、深刻なドライバー不足となっていますので、業界にとってはプラスの緩和策となります。

 ただし、安全性を担保するために、免許取得後に若年運転者期間(※)設けられます。

 この若年運転者期間中に、道路交通法違反の点数が累計で3点以上となったとき(1回の違反で3点の違反をした場合を除く。この場合はもう1回違反して4点以上となったとき)、若年運転者講習(9時間)を受ける義務が発生します。

 

 特例教習(下表)も教習時間が36時限と増大しています(従来のように、普通免許の経験が3年で21歳から大型免許を取得する場合は教習19時限で受験できます)。

 なお、運行管理者としては、教習所の教習だけで大型トラックやバスの安全運転を担保するのは完璧ではないと考えて、免許取得後の実践的なOJT(職域教育)を準備しておきましょう。

 

【※若年運転者期間とは、大型・2種免許取得年齢の21歳(中型免許は20歳)に達するまでの期間】

運転者としての資質向上や大型車等の運転に必要な適性に関する特別な講習(36時限)

年齢要件に関する特例

受けるための教習

 適性検査に基づく個別的指導を含めて実施する

 ──1時限50分として「7時限以上」

経験年数要件に関する

特例を受けるための

教習

① 自動車の構造を踏まえた各装置等の運転に関する操作

② 交差点の通行、横断歩道・踏切・坂道・鋭角なコースの通過、転回など

③ 交通法規・道路状況に応じた走行

④ 時間的な余裕がない場合の安全な運転
⑤ 危険予測など安全運転に必要な技能に基づく走行
 ──1時限50分として「27時限以上」
危険予測教習

 危険予測などの必要な知識に関する教習──「2時限以上」

  

令和4年─5月の安全運転管理ごよみ(2022.5/May)

日  付 行 事 等

 1日

 ~31(火)

・消費者月間──5月は「消費者月間」。事業者、行政が一体となって消費者問題に関する啓発・教育等の各種事業を集中的に行っています。消費者安全法に基づく報告義務のある重大事故は消費者庁のホームページで毎週、公表されています。乗合バスやタクシーの事故による乗客被害、自動車の火災事故なども含まれます。

 1日

 

 ~31(火)

・自転車月間──1981年(昭和56年)5月に日本で「自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」(自転車法)が施行されたことを記念して設定されました。自転車の安全運転、対歩行者事故の防止等を目的として、自転車利用者の交通ルールの遵守及び交通マナーの向上を図ることを目的としています。

 1日

 9月30日 

・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」期間

 厚生労働省が主唱する今年の熱中症予防対策キャンペーンは、令和4年5月1日から9月30日まで。政府全体の取組である熱中症予防強化月間の7月を重点取組期間としています。環境省・気象庁による「熱中症警戒アラート」(熱中症の危険性が高まった警戒呼びかけ)もスタートします。 

 1日

・メーデー

 2日(月)

・八十八夜
 3日 
・憲法記念日
 4日 
・みどりの日
 5日  ・子どもの日/立夏
 8日 ・世界赤十字デーWorld Red Cross Red Crescent Day)──赤十字 を創設したアンリ・デュナンの誕生日を記念して制定されました。 
 8日 ・大津保育圓児被害事故から3年──2019年5月8日午前10時15分頃、大津市内の交差点で前をよく見ないで右折した車と直進車が衝突、はずみで車が保育園児の列に突っ込み、園児2人が死亡、園児と保育士計14人が重軽傷を負う事故が発生しました。この事故の刑事裁判では、右折した運転者の女性に対し禁錮4年6月の判決が確定しました。
 8日 ・母の日(第2日曜日)

 10日(火)

・5月の製品安全点検日──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供し、注意喚起を行っています。
 12日(木 ・自転車重過失事故(大阪)から11年──2011年5月12日、大阪市浪速区の国道25号線で、車2台の前を強引に横切った危険な自転車の行動により歩道上の歩行者2名が死亡しました。車の運転者は不起訴となり、自転車乗用者が重過失致死罪で禁錮2年の実刑判決を受け、危険性帯有者として運転免許の180日停止処分も受けています。
 12日(木) ・看護の日
 13日(金)

・改正道路交通法施行令が施行される──車の積載制限が緩和され、車幅の1.2倍/車長の1.2倍まで許可なく積載できるようになります。また、大型免許・第二種免許の特例が設けられ、特別な講習を受講した場合は19歳から免許取得が可能になります。このほか、一定の違反をした高齢運転者に対する免許更新時の技能試験などが導入されます。

 18日(水) ・消費者ホットライン188の日──消費者月間の5月にホットライン番号188をあわせて18日に消費者ホットライン188をアピール。188番では、郵便番号を入力すると、地方公共団体が設置している身近な消費生活相談窓口の案内を受けることができる。
 22

企業向け交通安全講習会(日本交通心理学会)──ZOOMミーティング形式による事例セミナー。参加対象は日本交通心理学会員80名(先着順)

申込み締切り:5月16日。 メール送付先: 日本交通心理学会企業部会 : kigyo@jatp-web.jp

 25日(水)~

 28日(土)

・第95回 日本産業衛生学会──産業保健に関する様々な実践報告・学術

 発表。Live配信も実施。オンデマンド開催は6月16日~6月30日

 参加登録は基本的にはインターネットからのオンライン登録のみ

 於:高知県立県民文化ホール他 詳しくは、同学会WEBサイトを参照。

 25日(水)~

 27日(金)

 

・自動車技術会 学術講演会春季大会(パシフィコ横浜での現地講演および 

 オンライン開催)

・人とくるまのテクノロジー展 2021(パシフィコ横浜で開催) 

 ──会場展示に加えオンライン展示会を同時開催

 ※詳しくは同会のWEBサイトを参照してください。

 25日(水)~

 27日(金)

運輸・交通システムEXPO 2022(東京ビッグサイト 西3・4ホール)

 主催:運輸・交通システムEXPO実行委員会

 事業用自動車ドライバーの安全運転、事故防止、省エネ運行、健康管理のためのシステムや製品、技術を集めて紹介。

 詳しくは、同実行委員会のWEBサイトを参照してください。

 26日

・東名高速道路全通記念日──1969年(昭和44年)のこの日、大井松田・御殿場間が開通、東名高速道路の東京・小牧間346kmが全通しました。

 29日

・ダム湖転落5人死亡事故(大阪)から6年──2016年5月29日、大阪府河内長野市の府道で、26歳のドライバーが眠気に襲われたままワンボックス車の運転を続け、居眠り状態で滝畑ダムに転落。同乗の5人が死亡する事故が発生しました。運転者は「睡眠不足だったと思う」と述べて罪を認め、禁錮4年6か月の判決を受けています

 31日(火)

世界禁煙デー ── 禁煙週間は6月6日まで。詳しくは厚生労働省のWEBサイトを参照してください。

   
 5月下旬 ・2022年4月末までの交通事故発生状況発表(警察庁
 5月下旬

2022年3月分 トラック輸送情報国土交通省

 

 ◆5月の日没時刻 国立天文台 暦計算室による)

1日(日 福岡 19:01

大阪 18:43

東京 18:27

札幌 18:35

 15日

福岡 19:12

大阪 18:54

東京 18:39

札幌 18:51

31日(火 福岡 19:23

大阪 19:05

東京 18:51

札幌 19:06

早めのライト点灯で事故防止
「早めにつけよう おもいやりライト運動に
 取り組みましょう!

 5月はもう初夏の雰囲気、日が長くなって夕方も明るいのでドライブなどが気持ちのいい時期です。一方で、歩行者や自転車などに乗る人の活動範囲も広がるため、郊外の閑散とした道路や山道などでも注意が必要な季節です。

 薄暮時を迎える前に早めのライト点灯に努めることが重要です。とくに木々の茂る時期は影になる場所が暗くなっていますので、歩行者などを見落としがちです。ライトを付けて相手が車の接近に気づくよう配慮しましょう。

 

 あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。

 

 「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
 詳しくはおもいやりライトのサイトを参照してください

 

 JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
 JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。

 ※詳しくは JAF Safety Light のサイトを参照してください

 

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