先日、テレビのニュースで右折した乗用車と直進車の衝突事故をとらえたドライブレコーダーの映像を流していました。
右折待ちをしていた車が、交差点の信号が黄色になり右折を始めようとしたところ、信号の変わり目に突っ込んできた直進車と衝突した映像です。
衝突した右折車の後続車が撮影した映像で、対向車線は右折車の死角になっていて、衝突するまで直進車は写っていませんでしたが、右折車の運転者からは直進車が見えたはずです。
黄色から右折矢印に変わるタイミングだったので、「直進車は来ない。自分は右折できる」と思って進んだところで衝突したような映像でした。
対向直進車の側としては、黄信号で信号交差点に入ったので「通過させてもらえるだろう」と思ったのかもしれません。
信号の変わり目にはこうした互いの思惑違いによる事故が起こりやすいので、「行ける」と感じても慌ててアクセルを踏むのは禁物です。
ひと呼吸置いて対向車の動きに十分注意し、安全を確認してから発進しても、右折レーンの先頭にいるのですから十分に余裕を持って右折できたはずです。
何事も「急いてはことを仕損じる」と言います。交差点では落ち着いて行動しましょう。
(シンク出版株式会社 2022.4.21更新)
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