コロナ禍の行動制限が緩和され、社会が動き始めた日本列島。交通状況も混雑や渋滞などが見られ、車列への追突事故などが各地で多発しています。
6月はそろそろ南から発達して北上する梅雨前線の影響により、雨の日が目立ち始めます。雨天時の事故防止運転を指導しましょう。
運転管理面では、雨天時の安全走行には欠かせないタイヤ・足回りを中心とした車両の点検・整備を徹底してください。
気温が高まり、熱中症などへの心配も増える時期です。温度だけでなく、湿度が高いと熱中症の危険が高まりますので「暑さ指数(WBGT)」に気をつけて健康管理を行うように指導しましょう。
●雨の日は追突に注意しましょう
停止距離が長くなる危険を意識して運転しよう
雨の日は、路面が濡れているために乾いた路面より確実に停止距離が長くなります。このため、車間距離を詰めて走行していると、前車でトラブルが発生したときに追突事故などが発生しやすくなります。
雨で視界が悪くなっていると、自転車や歩行者も車を見落として危険な横断などをする場合があります。そこで、こうした追突の遠因となる危険を予測して車間距離を維持し、少し速度を控えて運転することが重要です。
トンネルの出口付近では、路面が乾いたトンネル内でスピードを出しすぎた車がトンネル出口の激しい雨に驚き、急ブレーキを踏んで後続車に追突されることがあります。また、出口でタイヤがスリップする恐れも高まります。
このほか、右左折時などフロントガラスに付着した水滴で、横断歩道上の歩行者などの発見が遅くなり、急にブレーキを踏む車が増えます。
こうした危険を常に予測して運転しましょう。
高速道路での事故も増加する
また、雨の日は高速道路でも追突事故が増加する傾向が高まります。
首都高速道路が晴天・雨天別での1時間当たり交通事故件数を算出した統計によると、晴天時は0.95(件/時間)、雨天時では3.34(件/時間)となっていて、雨天時は晴天時の約4倍の割合で交通事故が起こりやすいというデータがあります。
高速道路で最も起こりやすい事故は追突ですが、雨天時には施設衝突事故(側壁や中央分離帯などへの衝突)の割合も増加します。
施設への衝突はカーブやアップダウンの多い場所での運転操作ミスが原因となりやすいと言われています。
また、追突事故では進路変更時や合流時などに、雨滴で安全確認を十分にできないまま操作をしたり、後続車の速度判断を誤って、追突を誘発してしまう事例が少なくありません。
★下の項目をチェックし、自らの運転態度を反省してください
・雨が降ってきたら車間距離をとって運転するよう心がけている
・雨のとき、交差点で右左折する際は前車の急停止を予測している
・雨の日は黄信号で無理に交差点通過しないように心がけている
・路面が濡れているとき、下り坂では早めに減速しておく
・雨の日はミラーの視界が悪いので進路変更は慎重に行う
・雨天時はトンネル出口付近で前車が減速することを予測しておく
・雨の高速道路では速度を落とし車間距離を多めにとって運転する
・高速道路で雨が降ってきたら進路変更をしないよう心がけている
ハイ・イイエ
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●車両の点検・整備を徹底しよう
足回りのチェックが重要
さる4月23日に発生した知床・観光船沈没事故では、事業者の様々な安全管理違反が明らかになっています。
2016年に発生した軽井沢スキーバス事故を思い出した人も多いと思いますが、両者に共通するのは、ずさんな管理実態と安全対策の形骸化です。
車の運行を管理する立場の人たちも、こうした悲惨な事故を他人事と片付けてしまわないで、自らの管理・指導の在り方を顧みる他山の石としたいものです。
6月は雨が多くなり、気圧配置によってはこの時期から集中豪雨による広範囲な災害が発生しやすくなります。
車両管理面では、タイヤ・ブレーキなど足回りやワイパー・ライト等の点検・整備をしっかりと実施しておくことが重要です。
また、運行管理面では気象情報などに留意し、悪天候時の運行ルールを再度確認して、川沿い・海沿いや急峻な峠越えのルートなどを避けるように経路指導を徹底することが求められます。
●管理・指導の形骸化が事故を招く
車両の点検・整備や毎日の点呼による点検結果の確認、そして安全運転指導などは、どの事業所でも規定にそって実施することになっていると思います。しかし、その実態はどうでしょうか。
事業所によって実施内容に温度差があり、中には日常点検記録簿などが形骸化して、実態として誰も点検やチェックをしていないまま、月末にまとめて捺印するといった例があり得ます。
また、悪天候時の経路判断なども現場任せ、運転者任せになっていて、実際には運行を管理する責任者は、車両が運行を取りやめたかどうか知らないことがあります。さらに管理者不在のときの補助者も有名無実で、車がどこを走行しているか、誰もわからないといったことが起こる危険性があります。
このように車両管理や運行管理が形骸化していながら、事故が起こるまで気づかないことが多いのです。
6月は「全国安全週間」の準備月間でもありますので、自社の実態把握に努めて、点検・整備や安全指導を徹底するように呼びかけてください。
なお、台風や豪雨災害、爆弾低気圧などが発生した場合に、トラック運送事業に対して運行を取りやめることを判断する目安を国土交通省が定めて公表しています。こうした基準を参考にして、運転者と運行の可否を確認することを徹底しましょう。
*上記の目安で輸送を中止しないことを理由に直ちに行政処分が行われるものではありません。
*ただし、監査などで輸送の安全を確保するための措置を適切に講じずに輸走したことが確認された場合には 「貨物自動車運送事業者に対する行政処分等の基準について」に基づき行政処分が行われます。
また、荷主などが上記の異常気象時に輸送を強要した場合には、荷主勧告の検討材料となります。
※出典:国土交通省自動車局貨物課長通達
整備不良による転落事故で
運送会社元所長に実刑判決
さる2019年9月神戸市灘区でブレーキ不良のため暴走したトラックが川に転落して運転手が死亡し、歩行者ら8人がけがをした事故が発生しました。この事故について、車両整備を怠った疑いで業務上過失致死傷罪に問われた運送会社の元営業所長に対して、神戸地裁は2022年3月16日、禁錮1年4か月(求刑は禁錮2年6か月)の実刑判決を言い渡しました。
元所長は事故前に、運転手から複数回も車両の異常を報告されていましたが、点検や修理を行わなかったことが指摘され、エアブレーキの部品は2年に1度の交換が推奨されていますが6年間も交換していなかったことが判明、「事故はエアブレーキの不調に起因する」とされました。
その上で、地裁は「所長自らもトラックの警告音を聞いて不具合を認識しており、ずさんな安全管理だったことは否めない」と指摘し、利益優先の組織の体質にも問題があり、公判で亡くなった運転者へ責任転嫁した点を重く見て、猶予刑にはできないと判断したものです。
●熱中症に気をつけよう
マスクをつけての屋外労働に注意
今でも屋外でマスクをつけて仕事をしている人が多いと思われます。この時期は、徐々に気温が上がり湿度も上昇しますので、熱中症に注意しましょう。
熱中症は「真夏に多い」と考えがちですが、むしろまだ暑くなりきっていないこの時期は、身体が暑さに慣れていないので、身体の適応ができないで熱中症リスクが高まると言われています。
普段から運動をよくしている人はリスクが少ないのですが、デスクワークが多く暑さに慣れない人が急に屋外で労働すると危険です。筋トレやヨガなど運動で汗をかくなどして身体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」が重要です。
暑熱順化がうまくいくと、汗をかきやすくなり、身体が熱放散を上手に行えるようになってきます。また、汗に含まれる塩分が減り、大量に汗をかいてもナトリウム不足による熱中症発症を防ぐことができるようになりますます。
また、政府は屋外での新型コロナ対策について、人との距離が確保できなくてもほとんど会話を行わない場合は「マスク着用の必要はない」との基本方針を示しています(5月23日)ので、屋外作業中や運転席などでは適宜マスクを外して、熱中症の予防を習慣づけましょう。
*厚生労働省:「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントも参照してください。
「暑さ指数(WBGT)」を理解する
なお、熱中症を予防するためには、温度だけでなく湿度や熱輻射などを加味した「暑さ指数(WBGT)」に着目しておくことが重要です。この指数は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目して熱中症を予防することを目的として考えられた指標です。
WBGT値が高い環境では、曇っていて気温もそう高くならないと予想される場合でも熱中症が発症する恐れが高くなります。
密閉度の高い製造工場や建設現場など熱中症の危険がある職場では、朝礼時に当日のWBGT予測値などを発表して休憩の頻度などを具体的に指示しています。
また、右のような「WBGTチェック表」を掲示して、注意を呼びかけています。
運転業務や倉庫業務などに従事する皆さんも、常にWBGT指標をチェックしましょう。熱中症の兆候(下表参照)などを感じたら、速やかに冷房の入った場所で休憩し、水分・塩分を摂取するように努めてください。
*暑さ指数(WBGT)の実況と予測値については → 環境省のサイト なども参照してください。
※この記事は以下のサイト記事を参照しました。
・一般財団法人 日本気象協会「熱中症ゼロへ──みんなの力で熱中症をゼロにしよう」
6月の1か月間は、7月1日から実施される全国安全週間の実効を上げる準備期間となっています。職場の安全総点検を実施する絶好の機会です。
道路における交通災害の防止はもちろん重要ですが、構内や作業現場でも事故が発生しています。誘導する作業員がフォークリフトやトラックにひかれたり、運転者が荷台から転落するといった事故が起こっています。
墜落・転落事故やフォークリフト事故防止のための情報を集めて、この時期に指導しておきましょう。
また、物流現場や製造工場の出荷場所、流通業の配送拠点などでは、ロールボックスパレットによる労働災害が多発しています。
「カゴ台車」とも呼ばれ、開口部以外の3面が囲われていることから、荷崩れが起こりにくい便利な道具です。利便性が高いためどんどん普及してしますが、ロールボックスパレットが原因となって荷物の下敷きになるなどの労災事故が数多く発生しています。
厚生労働省では、「ロールボックスパレット使用時の労働災害防止マニュアル」を公表して事故防止を呼びかけています。
安全な使い方について、幅広い従業員に指導しておくことが重要です。
*ロールボックスパレットの教育資料は厚生労働省のWEBサイトからダウンロードできます。
*また、パレット災害を低減するための改良版も考案されています。ロールボックスパレット自体の改良ポイントに関するリーフレットは、独立行政法人労働安全衛生総合研究所のWEBサイトからダウンロードできます。
国土交通省が対策マニュアルを公表
事業用自動車の運転者が健康問題によって運転を継続できなくなる事故などが依然として多発しています。
その中で、緑内障など重度の視野障害をもつ運転者が、自身の病気に気付かないまま運転を続けていて、信号や標識を見落とすことなどにより、重大事故を引き起こす可能性があります。
そこで、国土交通省は運転者の視野障害が原因となる事故を防ぐために事業者が知っておくべき内容や取り組む際の手順等を具体的に示した「自動車運送事業者における視野障害対策マニュアル」を策定して、公表しました。
マニュアルを活用することにより、眼科健診の受診や治療の継続の必要性について理解が浸透し、事業者による自主的な視野障害対策を拡大してほしいと期待しています。
マニュアルでは、視野障害に関して注意すべき症状の把握ポイントを示し、症状がある場合は、眼科精密検査の受診を指導してほしいとしています。
*同マニュアルは、 → 国土交通省のWEBサイト からダウンロードできます。
■視野障害対策マニュアルの一部
日 付 | 行 事 等 |
1日(水)~ 30日(木) |
・全国安全週間準備期間 6月は、7月1日から実施される全国安全週間の実効を上げるための準備期間です。総合的な安全管理の総点検を行いましょう。 ■2022年度 安全週間スローガン 「安全は 急がず焦らず怠らず」 詳しくは厚生労働省、中央労働災害防止協会サイトを参照。 |
1日(水)~ 30日(木) |
・不正改造車を排除する運動強化月間──毎年6月は、交通の安全確保と公害を防止するため、車の不正改造の取締りを特に厳しくする強化月間です。違法マフラー等悪質な不正改造の排除に向けた街頭検査などが実施されます。 |
1日(水)~ 30日(木) |
・環境月間──6月5日の環境の日(世界環境デー)を含む1か月間は、「環境月間」となっています。 |
1日(水)~ 7日(火) |
・がけ崩れ防災週間──国土交通省が制定。がけ崩れによる災害防止に関する意識啓発や情報提供を強化します。地震や大雨被害のあった地域はもちろん、土砂災害特別警戒区域に指定されている地域では、日頃から警戒が必要です。 |
5日(日) | ・世界環境デー(環境の日・World Environment Day) |
5日(日) | ・東名あおり運転事故から5年──2017年6月5日、パーキングエリアで注意されたことに腹をたてた運転者が、ワゴン車に対しあおり運転を繰り返し、東名高速道路の追越車線に停車させ、そこにトラックが追突、ワゴン車の運転者夫婦が死亡する事故が発生しました。運転者は危険運転致死傷罪で懲役18年の刑を言い渡されました。警察庁は「あおり運転」に対する取締りを厳しくする方針を明確にし、政府はあおり運転の厳罰化のため、道路交通法・刑法の改正案を国会に提出しました。 |
5日(日)~
11日(土) |
・危険物安全週間 ──消防庁が制定し、毎年6月の第2週(日曜日から土曜日までの1週間)、ガソリン等の危険物の自主保安体制の確立を呼びかけています。 ■2022年度 推進標語 「一連の 確かな所作で 無災害」 詳しくは(財)全国危険物安全協会のWEBサイトを参照。 |
5月31日~
6日(月) |
・禁煙週間──5月31日の世界禁煙デーから6月6日までの1週間。世界中で禁煙やタバコと健康に関するキャンペーンが行われます。詳しくは厚生労働省のWEBサイトを参照してください。 |
6日(月) |
・ワイパーの日──日本ワイパーブレード連合会が制定しました。安全な視界確保のため年1回のワイパー点検を奨励しています。 |
7日(火) |
・6月の製品安全点検日──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
11日(土) |
・入梅(暦の上での梅雨入り) |
13日(月)~ 7月13日(水) |
・運行管理者試験(令和4年度 第1回)のインターネット申請開始 (再受験申請も同じ日程) ※書面での申請はできません。詳しくは、運行管理者試験センターのWEBサイトを参照してください。 ※試験日程は、令和4年8月6日(土)~9月4日(日) |
13日(月) |
・名神竜王トラック追突事故から3年──2019年6月13日、滋賀県竜王町の名神高速道路線で大型トラック(冷凍車)の運転者が一瞬の居眠りで渋滞に気づくのが遅れて乗用車に追突、乗用車にいた20代の乗員3人を死亡させる事故を起こしました。運転者は事故の約15分前に眠気を覚えたにもかかわらず我慢して走行し事故を起こしました。運行管理面でも、休息期間が不足していて、運行指示書は作成されず運転者に休息や休憩場所を決めさせていたなどの不備が指摘されています。 |
19日(日) |
・父の日(6月第3日曜日) |
20日(月)~ 7月19日 |
・「ダメ。ゼッタイ。」普及運動──麻薬・大麻・危険ドラッグ等の薬物乱用を防止するため、厚生労働省と公益財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センター、都道府県による広報・啓発活動が展開されます。 |
21日(火) |
・夏至──北半球ではこの日が1年のうちで最も昼の時間(日の出から日没まで)が長くなります。 |
24日(金) |
・池袋危険ドラッグ暴走事故から8年──2014年6月24日、池袋駅西口付近の路上で、暴走したRVが歩行者に突っ込み7人が死傷する事故が起こりました。RVの運転者は脱法ハーブを吸った直後に運転し、意識が朦朧とした状態で事故を起こしました。この前後に同種の事故が多発、事故当時は法規制にかからない「脱法ドラッグ」も多数ありましたが、同年7月15日に指定薬物の省令が改正され取締りが強化されました。 |
25日(土) |
・指定自動車教習所の日──全日本指定自動車教習所協会連合会が制定。1960年のこの日、改正道路交通法が施行され公安委員会が指定した自動車教習所を卒業すると運転免許取得時の技能試験が免除される制度が定められました。「625ムジコ=無事故」の語呂合わせにもなっています。 |
26日(日) |
・雷記念日──930年(延長8年)に起きた清涼殿への落雷で大納言・藤原清貫が亡くなったことに端を発します。落雷は策略により太宰府に左遷され客死した菅原道真の祟りと信じられ道真公は名誉を回復。これによって菅原道真は雷の神「天神」と同一視されるようになりました。 |
28日(火) |
・雨の特異日──前後数日間も、1年で最も雨の降る確率が高くなっており、東京では53%の確率で雨が降ると言われています。 |
28日(火)~ 7月8日 |
・平成30年7月豪雨発生から4年──2018年6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方を含む全国的に広い範囲で集中豪雨が発生。台風7号および梅雨前線等の影響によるもので、死者224名、行方不明者8名、負傷者459名にのぼる被害がでました。 |
29日(水)~ 7月1日(金) |
・安全工学シンポジウム2022(日本学術会議 総合工学委員会) ※オンライン開催 テーマ:気候変動を見据えた安全・安心・安定 詳しくは、同シンポジウム事務局のWEBサイトを参照してください。 |
30日(木) |
・御堂筋「低血糖事故」から8年──2014年6月30日、低血糖症による意識障害から、男性がワゴン車を運転して3人に重軽傷を負わせる事故が発生、運転者は禁錮1年6月執行猶予3年の判決を受けました。 |
~9月 |
・「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」期間 厚生労働省が主唱する今年の熱中症予防対策キャンペーンは、2022年5月1日から9月30日まで。政府全体の取組みである熱中症予防強化月間の7月を重点取組期間としています。 |
6月下旬~ 9月10日 |
・交通安全ファミリー作文コンクールの募集 (応募締切は9月10日──詳しくは、警察庁のWEBサイトを参照) |
6月1日~ 9月30日 |
・夏の省エネキャンペーン──エネルギー消費の大きなピークの季節を迎え、省エネキャンペーンが行われます。 |
4月~7月中旬 |
・貸切バスに対する街頭指導を全国一斉に実施──今後、貸切バス需要が徐々に回復していくことが予想されるため、輸送の安全確保のため国土交通省が実施します。 実施場所は観光施設の駐車場、高速道路SA、主要駅、空港等 |
6月中旬 | ・2022年5月末までの交通事故発生状況発表(警察庁) |
6月下旬 |
・2022年5月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
◆6月の日没時刻 (国立天文台 暦計算室による)
1日(水) | 福岡 19:23 |
大阪 19:06 |
東京 18:51 |
札幌 19:07 |
15日(水) |
福岡 19:30 |
大阪 19:13 |
東京 18:58 |
札幌 19:16 |
30日(木) | 福岡 19:33 |
大阪 19:15 |
東京 19:01 |
札幌 19:18 |
6月は夏至の前後(今年は6月21日)に最も日没時刻が遅くなる地域が増えます。非常に日照時間が長い時期ですが、油断してライト点灯が遅くならないように注意してください。
日没の時刻が遅いと、それだけ夕方遅い時間まで高齢者が外出したり、外で遊んでいる子どもが増えているということです。このことに配慮し、早めの点灯を心がけましょう。
また雨の日などは昼間から薄暗くて見落としが多くなりますので、少しでも暗いと感じたら、すぐに点灯する習慣をつけましょう。
あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light
のサイトを参照してください