高速道路を走行中、道路上に立つ人と衝突しそうになる動画がSNSに投稿され、話題となりました。
高速道路各社によると、高速道路を走行中に人や停止車両に衝突する「まさかの事故」は後を絶たず、毎年多くの尊い命が失われています。
高速道路上に人が降り立つ主な原因は、車両の故障や交通事故が多くを占めており、投稿された動画も、道路上の人はタイヤのような物を拾おうとしていました。
こうした「まさかの事故」を防止するためには、高速道路を走行する前に車両の点検を行うとともに、万が一、故障等が発生した場合には、必要な危険防止措置をとった後は道路上を歩き回らず、速やかにガードレールの外側などの安全な場所に避難しましょう。
また、高速道路を走行する際には「まさか人が路上にいることはないだろう……」と油断するのではなく、「停止している車や人がいるかもしれない」と考え、速度と周囲の安全に注意しながら走行してください。
特に夜間は前方の安全確認のため、前照灯の切り替えをこまめに行いましょう。
(シンク出版株式会社 2022.8.4更新)
高速道路では、一般道路に比べると高速で移動するため、ひとたび事故を起こすとその被害は拡大する危険が高くなります。
この冊子では、「高速道路でトラブルに巻き込まれない運転」をテーマに、他車の危険行動への対処法や、自車が安全に走行するための運転行動を解説しています。
高速道路走行時においての、自身の運転の危険度を測るセルフチェックも設けていますので、事業所全体における高速道路での事故撲滅に向けて、運転者教育に最適に一冊です。