先日、清掃事業などを展開する有名企業の営業車が、赤信号を無視して横断歩道に進入するドライブレコーダーの映像がSNS上に投稿されて拡散したことを受けて、ホームページ上で危険な走行があったことを認めて謝罪文を掲載しました。
映像には、赤信号で停止した車の横を車体に社名が記載されている軽自動車が猛スピードで走り抜けており、横断歩道を渡り始めていた幼い子どもが、びっくりして固まっている様子が映っていました。
この車は、フランチャイズ店のスタッフが運転していて「前方不注意で赤信号を見落とした」と話しているということですが、信号が黄色から赤に変わる瞬間とかではなく、赤になってから通過しておりかなり悪質な運転行為だと思います。
最近は、ほとんどの車にドライブレコーダーがついており、危険な運転をしていると、その映像がすぐに報道されたりSNS上で拡散されます。
こうした危険な運転をする企業の商品やサービスの品質がいいとは誰も思いませんので、企業の受けるイメージダウンは計り知れないものがあります。
社名の入った社有車を運転するときには、会社の看板を背負っていることを忘れないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2022.9.6更新)
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