さる9月29日午前7時40分ごろ、富山県高岡市の道路を走行していた大型トラックが道路沿いの店舗の駐車場に入ろうと左折した際に、歩道を走行していた男子中学生の自転車を巻き込む事故があり、男子中学生は右足の骨を折る重傷を負いました。
自転車は登校途中で、大型トラックと同じ方向に進んでいたということです。
道路沿いの店舗の駐車場に左折して入るときに、歩道を同じ方向に走行している自転車と事故を起こすことがあります。
その事故原因の大半は、駐車場の手前で歩道を走行している自転車を見逃していることと、歩道を横切るときに一時停止をしていないことにあります。
左折する地点の手前を走行しているときに、歩道に自転車がいないかをチェックし、いれば左折する歩道の手前で停止して、自転車がどれくらい近づいているかをチェックすれば、この類の事故は確実に防ぐことができると思います。
また、歩道を横切って駐車場などに入るときには、歩行者がいない場合もその手前で一時停止が義務づけられていますので、絶対に怠らないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2022.10.7更新)
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