11月の第3日曜日=11月20日は「世界道路交通被害者の日」(World Day of Remembrance for Road Traffic Victims)と名付けられた国際デーです(「犠牲者」という訳もあります)。
11月は先月に引き続き、日没時刻が早くなるので、日没直後の夜間運転事故が増加します。夜間の事故は歩行者・自転車の被害が多くなっています。
とくに、歩行者や自転車に乗る人が、スマートフォンの画面を見ながら移動しているときが危険です。
上向きライトを徹底するとともに、夜間運転に則した危険予測を行うように指導しましょう。
そろそろ凍結路でのスリップ事故が増え始める時期です。気温が下がった日は早朝の橋の上における走行などに注意させましょう。
健康面では、仮眠による健康増進と疲労回復効果が注目され、仮眠室を設けて積極的な昼寝(仮眠)を呼びかける企業が増えています。
居眠運転を防ぎ、運転時などの集中力を高めるため、効果的な仮眠を促しましょう。
●歩きスマホ、ながら運転自転車に注意
「ながらスマホ」族が危険な行動をすることを予測しましょう
歩行者や自転車が突然、赤信号の場所を横断してくるなど意外な行動に出るため、ヒヤッとすることがあります。
最近、そうした行動をする歩行者は、歩きながらスマートフォンアプリを見ていたり、SNSに記事を投稿しようと夢中になっていて、周囲の安全を確認していないことが多いのです。
JAF(日本自動車連盟)が視線計測装置を装着して実施した調査でも、歩きスマホをしている人は、視線が手元に集中しているため、左右や前方の情報がほとんど認知できていないため、頻繁に他の歩行者などと衝突しそうになっていることがわりました。
とくに、夕方など互いに見えにくい状況では、こうした歩行者の危険行動を予測することが重要です。
狭い道で、歩きスマホをしている歩行者がやってくるのを見かけたら、スピードを落として側方間隔をとり、相手が少し眩しいと感じても、事故を起こす危険を防ぐためライトを上向きに切り替えて注意を促すなど、防衛運転に努めてください。
自転車の危険行動にも注意!
また、自動車による宅配・デリバリーなどをしている人が、スマホを手に持って片手運転をしたり、ハンドルホルダーにスマホを取り付けて地図アプリを見ながら走行している姿をよく見かけます。
地図アプリを見ながらの走行も非常に危険であり、突然、後方の安全を確認しないで進路変更をしたり、一時停止標識を見落として交差点を飛び出してくることがあります。
信号のない交差点で、自転車との出会頭事故などが発生した場合は、たとえ四輪車側が優先で相手に一時停止規制がかかっていても、車の過失割合が高くなります。基本の割合は自転車側40に対して四輪車側60です。
自転車側の過失が非常に大きいと認定される場合は少し減額されますが、それでも5割程度の損害賠償責任がかかってきますので、防衛運転に努めることが重要です。
見通しの悪い交差点の手前では、常に飛出しを予測する構えが重要です。とくに夜間はライトを上下にパチパチと切り替えるなど、少しでも相手にアピールすることに努めましょう。
★下の項目をチェックし、自らの運転態度を反省してください
・薄暮時は、早めのライト点灯を心がけている
・歩行者や自転車の発見漏れを防ぐため「上向きライト」を基本にする
・スマートフォンを見ながら歩く人がいたら、その動きを強く警戒している
・自転車が前方にいるとき、「ながら走行」をしている危険を警戒する
・見通しの悪い交差点では、自転車の飛出しを警戒している
・デリバリー自転車を見たら、乗員が手元に脇見している危険性を予測する
・交差点でスマホを見ている横断歩行者がいたら、徐行して様子をみる
ハイ・イイエ
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●スリップ事故を警戒しよう
夏タイヤの車のスリップ事故が発生
11月ともなると、川沿い、山沿いの道路では道路凍結などに関係するスリップ事故が早朝・夜間に発生する危険があります。
深夜に気温が低下すると、雪や雨が降っていない地域であっても、橋の上、堤防道路や湖などの付近道路では、路上の霜などの水分が凍っていることがあります。
スタッドレスタイヤに交換する前の夏用タイヤの車が、こうした場所でスリップ事故を起こすことがあります。
事業所の社有車だけでなくマイカー通勤の車両にも注意を促し、早めに冬用タイヤに交換するように指導しましょう。
●こんな事故が起こっています
夏用タイヤのトレーラーがスリップして、橋の欄干をつき破る
2017年11月21日、新潟県上越市内の国道253号を走行していた大型トレーラーが路外に逸脱し、橋の欄干に衝突する事故が起こりました。
幸い運転者は無事でしたが、現場付近の約25km区間が一時通行止めとなりました。
現場は片側1車線の緩やかなカーブとなっている橋の上で、大型トレーラー(キャリアカー)は右カーブを進行中に道路左側の欄干に衝突し、トラクターヘッドがトレーラー部分に押し出されるようにして欄干を突き破りました。
当時、現場の路面は濡れた状態で路肩の一部には雪が少し残っていましたが、トレーラーは夏タイヤのまま走行していて、スリップしたため路外に逸脱したものとみられています。
●凍結しやすい場所を指導する
出発地は路面が乾いていて夏タイヤで走行できる場合も、この時期は、移動中に天候が変化して突発的に雪が降ってきたり、低温のため路面凍結が発生している場所がありますので、スリップ事故の危険が高まります。
運転者には、次のような場所が凍結しやすいことを意識させましょう。
こうした場所では、ブレーキはもちろん、アクセルを急に戻すだけでタイヤが制動力を受けて滑り出す恐れがありますので、アクセルワークを慎重にすべきです。
また、ハンドル操作の慎重さも必要です。進路変更をしようとしてハンドルを回すだけで滑り出す恐れがあります。
本来、夏タイヤで凍結路面を走ってはいけないのですが、やむを得ず凍結の危険がありそうな場所を走行する場合は、基本的に「何もしない」で通過する心構えが必要です。踏切前などは、かなり手前で減速して近づき、踏切直前ではブレーキ操作をしないことが重要でしょう。
●「仮眠」で健康と活力を取り戻そう
30分未満の「うたた寝」で十分
最近、健康増進と集中力アップのため、昼間の「仮眠」を会社ぐるみで取り組む事例がふえています。
脳医学や身体科学の研究から仮眠の重要性がクローズアップされ、導入してみると社員の評判も非常に良い反応が返ってくるそうです。
研究の一つは、米国のNASA(航空宇宙局)が行った実験で、宇宙飛行士に昼間26分間の仮眠を取らせたところ、飛行士の認知能力が34%、注意力が54%も向上したという結果が出ています。
また、ギリシャ・アテネ大学のデミトリオス・トリホプロス博士の研究では、成人を対象として週に3回以上、30分未満の昼寝をした人を対照群と比較したところ、心臓病によって病死するリスクが37%低下することがわかりました。
皆さんも、業務中の仮眠を取り入れて、疲労回復と健康増進をはかりましょう。
長く眠り過ぎないように注意する
ただし、昼間の仕事中の仮眠は、25分ぐらいまでが適当で、30分を超えないように注意しましょう。
その理由は、30分未満であればノンレム睡眠がステージ2の段階にあり、脳のリフレッシュ効果があるものの、目覚めやすい段階にとどまります。
しかし、それ以上眠り続けると深いステージ4の眠りに達してしまうため、起きたときに、かえって「もっと寝たい」と身体が要求するからです。
深い眠りに達した後に起こる現象を「睡眠慣性(スリープ・イナーシア)」
と呼びますが、身体が「もっと寝たい」状態に陥ると、疲労感がより増してしま
う結果に繋がることもあり、その直後に運転をすると居眠運転に陥る危険があります。
深い眠りに入らない秘訣は、水平の姿勢で横にならないことです。椅子に座ってリクライニングを少し傾けるとか、机などにかがみ込んで頭を柔らかいものに当てて寝るような姿勢の方が、浅い眠りを維持しやすいとされています。
また、深夜勤務の人が夜に仮眠したときには、身体が深い眠りの段階に入りやすいので、覚醒後は部屋の灯りを最大にして明るい光を浴びることが大切です。
サービスエリアなどで深夜に販売店が営業を終えて休憩スペースの中が暗いときには、明るい光を出している自動販売機等の前で光線を全身に浴びて、軽く身体を動かす体操などをすると、睡眠慣性を防ぐ効果があると言われています。
※この記事は、以下の研究論文を参照しました。
「午後の眠気対策としての短時間仮眠」(林 光緒・堀 忠雄)──生理心理学と精神生理学 25(1):4
11月の第3日曜日=11月20日は「世界道路交通被害者の日」(World Day of Remembrance for Road Traffic Victims)と名付けられた国際デーです(「犠牲者」という訳もあります)。
2005年10月26日の国連総会決議で毎年11月の第3日曜日と定められました。
英国の事故防止NGO ”ロードピース”によって「道路交通被害者(犠牲者)の日」活動が1993年から行われていましたが、ヨーロッパを中心に支持が広がり国連決議となりました。
「道路での死傷は世界が負った傷であり、これを防ぐために世界中すべての人が犠牲者のことを思い、手を携えて行動することが必要です」というのが記念日設立の趣旨です。
この日にちなむ運動では、常に以下のことが訴えられています。
125 年前の8月に世界で初めて交通事故死が発生して以来、延べ 5,000万人以上が死亡し、数億人が負傷している計算になります。
そしてさらに、毎年百万人単位の交通犠牲者が追加されています。
世界的に見ると、これは実際にパンデミックに等しい事態であり、主に弱者や若者に影響を与えています。自分自身の負傷や家族との死別によるトラウマに加えて、国、地域社会、家庭に壊滅的な経済的影響を与えています。
したがって、世界デイの協会では新しい行動の10年として、2021年から2030年の間、交通事故死傷者数を50%削減するという目標の達成のため、被害者への理解と重要な支援を呼びかけています。
多くの国・地域で交通事故・交通公害防止の活動が行われます。
日本では残念ながら国や公共団体の働きかけはみられないのですが、交通事故被害者の団体では活動を行っています。
安全運転管理者未選任事業所などへの措置が、10月から厳しくなっています。
2022年4月27日に「道路交通法」の一部が改正され、安全運転管理者等選任義務違反(副管理者の選任義務違反も含む)、安全運転管理者の解任命令違反の罰則が、改正前の「5万円以下の罰金」から「50万円以下の罰金」へと、大幅に強化されました(2022年10月1日から施行)。
また、安全運転管理者が業務を行うための必要な権限や機材が付与されていないため安全運転が確保されていないと認められる場合は、自動車の使用者に対して、是正のための必要な措置命令を出すという条文が道路交通法に新設されました。
この「是正措置命令」に対して違反した場合についても、50万円以下の罰金が科せられることになりました。
このほか、安全運転管理者等の選任・解任を行った場合、自動車の使用者は公安委員会へ15日以内に届け出る義務がありますが、届出を怠った自動車の使用者に対する罰則も「2万円以下の罰金または科料」から「5万円以下の罰金」に引き上げられています。
※詳しくは、警察庁のwebサイトも参照してください。
■プラットホームが現れたら雪道走行は危険
そろそろ、冬用タイヤを装着する時期になってきましたが、大型車を運行するバス・トラック事業者の運行管理者の皆さんは、タイヤの残り溝深さのチェックを忘れずに指導してください。
2021年1月の関連通達の見直しにより、バス・トラック運送事業者に対しては、冬用タイヤの安全性を確認することが義務づけられています。
具体的には、雪道を走行する可能性がある場合、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤを装着することはもちろん、
が定められています(トラック運送事業、乗合バス、貸切バスに限る)。
■スタック事案なども監査・処分の対象になる
トラック・バスなどの事業用自動車が雪道で冬用タイヤの点検ミスやチェーンの未装着によりスリップ事故を起こしたり、大雪の中でスタックして大規模な道路滞留などを引き起こした場合、事業者が運輸局の監査や行政処分の対象となります(点検整備義務の違反)。
■冬用タイヤの溝深さに注意!大型車の冬用タイヤ使用上の注意点 (国土交通省作成チラシより)
※詳しくは国土交通省のWEBサイトを参照してください。
さる10月13日午前11時50分頃、静岡県小山町の県道で、観光バスが乗客を乗せて運行中、カーブで止まりきれずに横転して1名が死亡、3名が重傷を負う事故が発生しました。
このバス事故を受けて、国土交通省は全国のバス協会などを通じて「貸切バス・観光バスの安全確保の徹底を図るように」と通知を出しました。そのポイントは以下のとおりです。
1.運行管理業務を再確認し、安全確保の原点に立った確実な運行管理を実施すること。特に次に掲げる事項について改めて実施を徹底すること。
(1)確実に点呼を実施すること
(2)乗務員の健康状態、過労状態の確実な把握に努めること
(3)適切な運行計画を作成し、確実に指示すること
(4)適切な運転操作等運行の安全を確保するために遵守すべき事項について指導すること
2.乗車中のシートベルトの使用等、乗客の安全確保を図るための周知事項を再徹底すること。
3.運行にあたっては、車両の点検整備を確実に実施するとともに、乗務員に対して制限速度の遵守をはじめとした道路交通法等の法令順守の徹底を図るなど、安全の確保を最優先するよう関係者に徹底すること。
また、事故原因について現在調査中ですが、「ブレーキが効かなかった」という情報もあることから、改めて下記事項について運転者に周知徹底を図ってほしいと訴えています。
日 付 | 行 事 等 |
1日(火)~ 30日(水) |
・過労死等防止啓発月間(過重労働解消キャンペーン)──厚生労働省が主唱し、著しい過重労働や賃金不払残業の撲滅に向けた監督指導や電話相談(0120-794-713/9時~17時)などを実施します。 ★著しい過重労働、長時間残業はないか? ★36協定の違反はないか? ★悪質な賃金不払残業はないか? |
1日(火)~ 30日(水) |
・冬の省エネキャンペーン──暖房の使用などによってエネルギーの消費量が多くなる季節ですので、積極的な省エネキャンペーンが行われます。 |
1日(火)~ 30日(水) |
・エコドライブ推進月間──警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省で構成するエコドライブ普及連絡会は、11月をエコドライブの推進月間として積極的な広報を行いエコドライブ研修会などを通じて普及・推進を図ります。詳しくは、環境省のWEBサイトを参照してください。 |
1日(火)~ 30日(水) |
・フォークリフト等の特定自主検査強調月間──フォークリフトなど荷役運搬機械や建設機械は資格を持つ検査者による年1回の「特定自主検査」が必要、その啓蒙月間です(詳しくは、建設荷役車両安全技術協会のWEBサイトを参照してください)。 |
1日(火)~
30日(水) |
・危険物運搬車両に対する指導取締りの実施──警察庁 消防危険物、高圧ガス、毒劇物、火薬類や届出対象病原体等を運搬している車両への指導取締りが強化されます。9月29日、愛知県の東名高速道路上でLPガス搭載車の火災事故が発生していますので、注意しましょう。 重点項目は、●危険物運搬上の保安基準違反、●車両の通安全運行に関する道路交法等違反、●車両通行道路の制限違反。 また、イエローカードの携行指導なども行われる予定です。 |
9月~ 11月 30日(水) |
・大型自動車の点検整備推進月間 ──大型自動車を使用する事業所は9月から11月までの3か月間、定められた項目での重点点検を行い、点検結果を各運輸支局等に報告します。 |
1日(火)~ 14日(月) |
・「危険物の荷卸し時における相互立会いの推進」全国キャンペーン──石油連盟、全日本トラック協会 タンクトラック・高圧ガス部会などの共催。石油や高圧ガス等の荷卸し時に荷卸・荷受双方の危険物取扱者立会いを行い、事故防止の徹底を求めています。詳しくはこちらを参照。 |
1日(火) |
・交通事故で家族を亡くした子供の支援に関するシンポジウム 警察庁による交通事故被害者サポート事業の一環。 ・於:くまもと森都心プラザ プラザホール 13:30~15:35 ・参加無料 定員100名(ライブ配信 定員500名) ※詳しくは、警察庁のWEBサイトを参照してください。 |
3日(木) |
・文化の日 ──旧「明治節」、戦前は明治天皇の誕生日であることで祝日となっていました。1946年に日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、1948年(昭和23年)文化の日となりました。 |
5日(土) |
・津波防災の日(世界津波の日)──この日は1854年の安政南海地震による津波が和歌山県を襲った際の「稲むらの火」の逸話にちなんでいます。津波が襲ったとき、濱口梧陵(儀兵衛)が取入れの終わった稲わらに火をつけて、村人を安全な場所に誘導したという実話があります。津波の脅威を共有し対策を進めるため、2015年に国連でも制定されました。 |
5日(土) |
・関西大学社会安全学部 公開講座(第35回) 「この世の中はリスクだらけ?~暮らしに役立つ『リスク学』」 ・於:関西大学 高槻ミューズキャンパス西館 ・日時 13:00-16:00(開場/12:30~) ・定員 90名(先着順) ・申込は、関西大学社会安全学部 のWEBサイトより |
7日(月) |
・立冬──24節気の一つ。暦の上での冬の始まり。日の光が弱くなり、朝夕など冷え込む日が増えてきます。 |
8日(火) |
・11月の製品安全点検日──経済産業省は、毎月第二火曜日を「製品安全点検日」として、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提供・注意喚起を行っています。 |
9日(水) |
・119番の日──消防庁が電話番号「119」に因んで1987(昭和62)年に制定しました。 |
9日(水)~ 15日(火) |
・秋季全国火災予防運動──火災が発生しやすい時季を迎え、119番の日から1週間、全国の消防本部等が火災予防を訴えます。 |
10日(木) |
・いい点灯の日──「おもいやりライト事務局」が企画する一斉点灯の実施日。11.10(イイ テン トウ)の語呂合わせから。「見るためだけではなく、見られるための光を」を合言葉に点灯を呼びかけます。 |
10日(木) |
・第58回 全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会 会場:広島市文化交流会館 広島文化学園 HBG ホール 主催:陸上貨物運送事業労働災害防止協会 |
14日(月) | ・世界糖尿病デー ── 国連が2006年採択しました。厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40歳以上の日本人男性の21.6%・女性の9.8%が糖尿病と指摘されていて、男性の19.9%、女性の8.9%は糖尿病が強く疑われるとされています(平成30年度)。血糖値管理を徹底して低血糖症状などによる意識喪失事故を防ぎましょう。 |
16日(水)~ 1月10日 |
・第62回「正しい運転・明るい輸送運動」
全日本トラック協会主催──詳しくは、全ト協のWEBサイトを参照してください 。 |
20日(日) |
・世界道路交通被害者追悼の日(毎年11月第3日曜日)
交通事故被害者の救済及び、交通事故予防のための取組みの重要性を啓発するための国際デー。2005年10月26日の国連総会決議で毎年11月の第3日曜日と定められました。詳しくは「世界道路交通被害者の日」世界事務局のWEBサイト 、または英国のロードピースのWEBサイト(英文)を参照して下さい(Victimsを犠牲者と訳す場合もあります)。 ※The World Day of Remembrance for Road Traffic Victims |
21日(月) |
・名神高速道スマホ脇見事故から5年──2017年11月21日滋賀県の名神高速道路上でスマートフォンで運行計画アプリなどを操作して10秒間もわき見し、渋滞に気づかないまま乗用車などに追突し4人が死傷しました。 刑事裁判で裁判長は「通常の過失態様を逸脱する運転」と批判し「一般的な過失運転の量刑では軽すぎる」として、検察の求刑(禁錮2年)を上回る「禁錮2年8月」の実刑判決を言い渡し、注目されました。 |
22日(火) |
・小雪 |
23日(水) |
・勤労感謝の日──第二次世界大戦前は新嘗祭(にいなめさい)の日とされていましたが、戦後のGHQ占領政策によって天皇行事・国事行為から切り離される形で「勤労感謝の日」に改められました。 |
28日(月) |
・東名高速飲酒運転死亡事故から23年──1999年11月28日、東京都世田谷区の東名高速道路東京IC付近で、家族4人が乗った普通乗用車に飲酒運転のトラック(高知県の運送会社)が追突、乗用車が炎上し幼い女児2人が死亡しました。事故の捜査過程でトラック運転者の常習的な飲酒運転が判明し、社会に大きなショックを与え飲酒運転の罰則強化に結びつくとともに、遺族らの粘り強い活動はその後の「危険運転致死傷罪」成立に大きな影響を与えました。 |
10月21日 ~ 11月18日 |
・交通事故総合分析センター第25回交通事故・調査分析研究発表会 アーカイブ配信(ITARDAホームページ上で公開) 詳しくは、交通事故総合分析センターのWEBサイトを参照。 |
9月~12月 |
・過重労働解消のためのセミナー(厚生労働省委託事業)──長時間労働削減対策などに必要な知識やノウハウ、取り組み事例の紹介。オンライン開催と会場開催があります。 令和4年9月29日(木)から12月16日(金)まで ※オンライン開催は44回、会場開催も3回を予定されています。 詳しくは、過重労働解消セミナー運営事務局のWEBサイトを参照してください。 |
11月中旬 | ・2022年9月末までの交通事故発生状況発表(警察庁) |
11月下旬 |
・2022年9月分 トラック輸送情報(国土交通省) |
11月下旬 |
・2023年使用 交通安全年間スローガンの公表 毎日新聞紙上、全日本交通安全協会ホームページなど |
◆11月の日没時刻 (国立天文台 暦計算室による)
1日(火) | 福岡 17:27 |
大阪 17:05 |
東京 16:46 |
札幌 16:27 |
15日(火) |
福岡 17:16 |
大阪 16:54 |
東京 16:35 |
札幌 16:11 |
30日(水) | 福岡 17:10 |
大阪 16:47 |
東京 16:28 |
札幌 16:01 |
11月の日没時刻は全国的に16時台から17時台。午後になって、気がつくとあっという間に日が暮れてしまいます。
日没時刻が毎日早まるだけでなく、薄暮の時間も短くなりますので、生徒の下校や夕刻の買い物なども時刻的には日没後になる地域が多くなります。日没前後は非常に危険であることを意識しましょう。
あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。
JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。
※詳しくは JAF Safety Light
のサイトを参照してください