さる10月25日午前8時20分ごろ、北海道の平取町内を走行していた軽トラックが橋の上で欄干に衝突し、運転していた男性が死亡する事故がありました。
事故当時、現場周辺の道路は凍結していてアイスバーン状態になっていたということで、軽トラックがスリップしたものとみられています。
このところ、日本列島は急激に冷え込んでおり、各地で今シーズン一番の冷え込みになった地域も少なくありません。
雪がよく降る地方のドライバーは、早めにスタッドレスタイヤに履き替えていると思いますが、そうでもない地方のドライバーはもう少し寒くなってから、タイヤを履き替えようという人も少なくないと思います。
そういうときに限って、急に気温が下がって雪が降ったりすることがあります。そうなると、心ならずも夏タイヤのまま走行しなければならず、スリップ事故を起こすリスクも高くなります。
今年の冬は、平年よりも厳しい寒さが予想されていますので、早めにスタッドレスタイヤに履き替えるようにしてください。
(シンク出版株式会社 2022.10.28更新)
小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するドライバーに対して、安全な運転方法を指導するのに最適の教材です。
雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。