さる10月24日午後4時頃、愛知県阿久比町の横断歩道で、男性が横断歩道を渡るのを待っていた軽乗用車に、後ろから走行して来た軽乗用車が追突し、追突された軽乗用車がその弾みで男性と衝突する事故がありました。
毎年、JAF(日本自動車連盟)では、信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている場面で、どれくらいの車が一時停止するかを調査していますが、今年の一時停止率は約40%と過去最高になっています。
この傾向は、年々増加している傾向にあるのですが、逆に言えば未だに約6割の車が止まっていないということです。
ということは、横断歩道で歩行者が渡ろうとしている場面に出会うと、一時停止しようとする車と無視して通過しようとする車が混在することになります。
こうした車が前後で走行していると、歩行者がいる横断歩道の手前で一時停止をした車に、一時停止をしないで通過しようとする後続車が追突することが考えられます。
前車に追従して信号機のない横断歩道に差しかかったときは、前車が停止するかも知れないと意識しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2022.11.4更新)
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