さる11月1日午前8時半ごろ、静岡県焼津市の道路にいた男性がトラックにはねられる事故がありました。
警察では、男性が持っていたものが風で車道の方に飛び、散乱した紙を拾おうとした際に、走行してきたトラックにはねられたものと見ています。
強い風が吹いているときに運転していると、歩道を歩いている人の帽子や書類などが飛ぶことがあります。
道路の外に飛べば運転にあまり影響はないのですが、ときには車道の方に飛んでくることがあります。
誰でも経験があると思いますが、帽子や書類などを飛ばされるととっさに拾いに行くことが多く、それが車道であっても危険を顧みずに出ていくことがあります。飛んでいったものが、重要なものであればあるほど危険を犯して回収しようとする傾向にあるのではないかと思います。
強風下で運転しているときに、歩道にいる人が風で飛ばされた書類などを拾いに車道に出てくることを予測するのは難しいとは思いますが、強風時の運転には、こういう危険もあることを頭に入れて運転する必要があると思います。
(シンク出版株式会社 2022.11.9更新)
業務運転中に生じる「怒り」「焦り」などの感情や「手抜き・省略」「慣れ・油断」などからくる運転行動は安全運転にとって大敵です。
また、一日の業務運転の流れのなかで、運転場面によって注意すべきポイントは異なります。
このテストは、業務運転での運転行動や自分の感情を思い起こし、質問に「ハイ」「イイエ」で答えることで、どのような危険要因によって事故に結びつく恐れがあるかを知ることができるテストです。