暗いと感じる前にライトを点灯しよう

 さる12月13日午後5時半頃、佐賀県唐津市の市道で、道路を横断していた高齢者が軽乗用車にはねられ、死亡する事故が発生しました。

 

 警察によると、亡くなった高齢者は、横断歩道や信号機のない場所を横断していたとみられています。

 

 事故を起こした軽乗用車のヘッドライト点灯状況は明らかにはなっていませんが、事故当日の佐賀県の日の入り時刻は午後5時13分であることから、視界はだんだんと悪くなっていくような状態であったと考えられます。

 

 薄暮時間帯は、運転者も歩行者も、お互いの存在に気づくのが遅れてしまいます。運転者は、いち早く歩行者を発見できるように早めのヘッドライト点灯を実践してください。

 

 また、十分な視界を確保するため、先行車や対向車がいない場合には、ハイビーム(上向きライト)を活用し、薄暮時や夜間の事故防止に努めましょう。

 

(シンク出版株式会社 2022.12.20更新)

■酒気帯び確認のABCをわかりやすく解説

 道路交通法施行規則の改正(2022年4月1日)により、新たに安全運転管理者の業務として、運転前・運転後の「酒気帯び有無」の確認とその記録、記録の保存、並びにアルコール検知器を使用したチェックが義務づけられました。

 

 2021年6月の千葉県八街市における白ナンバートラックによる飲酒死傷事故が大きな社会的問題となり、飲酒運転根絶に向けた取組みとして位置づけられたのです。

 

 本冊子は、管理者が運転者の酒気帯び確認をする方法について、イラスト入りでわかりやすく解説しています。

 

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