さる12月25日午前、神奈川県横浜市で、信号機のない横断歩道を渡ろうとしていた高齢者が軽自動車にはねられました。
警察によると、高齢者の横断を待って止まっていた軽自動車が後ろから別の車に追突され、そのはずみで軽自動車が歩行者にぶつかったとのいうことです。
信号機のない横断歩道を横断しようとしている歩行者がいた場合、車は止まらなければなりません。
さらに、今回のような悲惨な事故をなくすためには、「横断歩道付近では、前車が止まるかもしれない」と考え、前車の停止に備えて運転しなければなりません。
信号機のない横断歩道での一時停止率は年々改善されつつありますが、まだまだ歩行者が犠牲となる交通事故は後を絶ちません。「横断歩行者がいたら必ず止まる」「横断歩道付近では追抜き、追越し禁止」等、横断歩道の正しい通過方法を再度指導してください。
(シンク出版株式会社 2023.1.6更新)
近年、交差点などで道路を横断している歩行者や自転車と衝突する事故が多発しています。
事故の原因は、ドライバーが漫然運転をしていて前方をよく見ていなかったり、安全確認が不十分だったため、発見が遅れるケースがほとんどです。また、歩行者が止まるものと思い込み、横断歩道手前で全く警戒しないために発生する事故もあります。
本冊子は、横断歩行者や自転車を見落とさないために、どこをチェックするかを詳しく解説していますので、事業所での事故削減に効果的な1冊となっています。