今年の冬が本格化したようです。
日本海側や山間部だけでなく、太平洋側の平野部でも雪に見舞われる地域があるという予報ですので、通行には十分に注意しましょう。
自車がスリップする危険を防ぐだけでなく、除雪作業が必要となる場所が出てくることを予測し、そうした状況での走行にも気をつけてください。
さる1月20日の早朝午前4時すぎ、北海道小樽市の道路で、除雪車の作業にあわせて通行する車の誘導をしていた50代の男性が、軽乗用車にはねられ重傷を負う事故が発生しました。
現場は片側1車線の緩い坂道で、警察は軽乗用車を運転していた40代の男性から事情を聞いていますが、男性が除雪車の近くに人がいることを予測せず前方をしっかりと確認しないで走行したと思われます。
過去には、後退する除雪車が歩行者や自転車に衝突する事故なども各地で起こっています。
除雪車の運転者や誘導をする人は、プロの熟練者とは限らず、地域のボランティアということもあり得ますので、除雪車を見かけたら周囲に注意し、速度を落として通行するようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2023.1.23更新)
小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するドライバーに対して、安全な運転方法を指導する際に最適の教材です。
雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。
事故事例や冬道の注意ポイントを豊富な写真とイラストで紹介していますので、初心者はもちろん、冬道に慣れている方にもわかりやすいと好評です。