さる2月3日午前3時半ごろ、東京都品川区の第一京浜国道で、矢印信号に従い右折しようとした軽自動車と、信号を無視して交差点を直進してきたトレーラーが衝突する事故が発生しました。
軽自動車の運転者は、この事故で左足の膝を折る重傷を負いました。
報道によると、信号を無視したトレーラーの運転者は、「もう一つ先の信号を見ており、赤信号に気づかなかった」と話しているそうです。
この事故の主な原因は、トレーラーの信号無視にあります。
しかしながら、矢印信号に従い右折する運転者は、速度を落とさず接近してくるトレーラーを不信に思わなかったのかとも疑問に思います。
もし軽自動車が、トレーラーの動きに危険を感じて右折をあきらめていれば、被害にあうのを防げたかもしれません。
このような事故事例を教訓に、信号に従って進行する際にも、周囲の安全確認を怠らないことを徹底してください。
(シンク出版株式会社 2023.2.21更新)
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