じめじめとした蒸し暑い日が増え、熱中症への警戒が必要な時期になりました。
厚生労働省が発表した令和4年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」によると、職場での熱中症による死傷者は827人で、前年と比較して47%も増加しています。
業種別にみると、建設業がもっとも多く、次いで製造業、運送業となっています。
熱中症による死亡災害は、多くの事例で暑さ指数(WBGT)を把握せず、予防するための教育も行われていなかったようです。
これからの時期は、暑さ指数の把握に努めるとともに、こまめな水分補給と休憩を心がけるなど、その値に応じた熱中症対策を適切に実施していきましょう。
(シンク出版株式会社 2023.6.9更新)
※暑さ指数=WGBTをチェックするには、環境省のWEBサイトなどが便利です。
最近は地球温暖化などを原因とした異常気象により、猛暑や豪雨、強風・突風、豪雪などによる自然災害が多発しています。
また我が国は地震大国ですので、いつ何時、大きな揺れに襲われるかもわかりません。しかしながら、日々自然災害への対応意識を高めておけば、被害を最小限に留めることができます。
本冊子は、運転中に自然災害に見舞われた6つの運転場面を提示しています。それぞれの危険要因と対処方法を考え、学び、いざという時に適切に対応する力を身につけるための教育教材です。