さる6月9日の夜、三重県鈴鹿市の片側1車線道路を走行していた乗用車が、横断歩道を渡ろうとしていた歩行者に進路を譲るために横断歩道の手前で一時停止をしたところに、後続車がノーブレーキで追突する事故がありました。
後続車を運転していた20代の女性は、運転中に車内に落としたスマートフォンを拾おうとして追突したと説明していたということです。
スマートフォンを落としたということは、運転中もスマホを見て運転していたということであり、その間は頻繁に前方から視線を外していたと思います。
落ちたスマホを拾おうとしたときも、当然前方から視線を外していたはずです。
こうしたことを考えると、事故を起こした運転者は運転中に前方から視線を外すと、事故を起こすリスクが高くなり危険だという認識があまりない人のように思います。
運転中に、前方から視線を外すことほど危険なことはありません。運転中にスマホを見るなど、運転に関係のないものを見て前方から視線を外すようなことは絶対にやめてください。
(シンク出版株式会社 2023.6.20更新)
最近、他の車をあおって危険を生み出したり、運転中にスマートフォンを操作して、重大事故を起こすなど、ドライバー失格と言える行為が目立つようになりました。
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