皆さんは、交差点を右左折する際、横断歩道や自転車横断帯を横断している歩行者や自転車がいる場合、どの位置で停止していますか。
先日、自転車で自転車横断帯を横断しようとしたところ、同じタイミングで左折してくるマイクロバスがありました。
明らかにこちらに気づいており、減速もしているのですが、停止する気配はありません。こちらもどうしたらいいのかわからず困惑していると、なんとマイクロバスは、横断歩道を塞ぐ形で停止したのです。
道路交通法第38条第1項では、進路前方の横断歩道を横断している歩行者等がいるときは、横断歩道等の直前で一時停止することが定められています。
皆さんも、進路前方に横断歩道を横断する人等を見かけた際には、横断歩道の手前で止まり、通行を妨げないように注意しましょう。
(シンク出版株式会社 2023.6.28更新)
近年、交差点などで道路を横断している歩行者や自転車と衝突する事故が多発しています。
事故の原因は、ドライバーが漫然運転をしていて前方をよく見ていなかったり、安全確認が不十分だったため、発見が遅れるケースがほとんどです。また、歩行者が止まるものと思い込み、横断歩道手前で全く警戒しないために発生する事故もあります。
本冊子は、横断歩行者や自転車を見落とさないために、どこをチェックするかを詳しく解説していますので、事業所での事故削減に効果的な1冊となっています。