7月1日~31日にかけ、バスの「車内事故防止キャンペーン」が実施されています。この期間中、バスドライバーの皆さんは、より一層の安全運転を心がけて運転されていることでしょう。
普段からバスを利用する方はご存じかと思いますが、バスの車内では、繰り返し「バスが完全に止まるまでそのままでお待ちください」「走行中は手すり・つり革をご利用ください」等の注意喚起が行われています。
これは車内事故を防止するために行っているものですが、その原因の一つに「急ブレーキ」が挙げられます。
バスのブレーキは非常に強力であるため、乗用車ではなんともないようなブレーキでも、バスにとっては急ブレーキとなってしまうことがあります。
「無理な割込みをしない」「バス停では進路を譲る」など、バスが急ブレーキを踏むことがないよう、思いやりを持って接することで、みなさんも車内事故防止に協力しましょう。
(シンク出版株式会社 2023.7.11更新)
2016年1月に発生した軽井沢スキーバス事故を契機に、国土交通省ではバス事業所への監査を徹底するなど、再発防止のための法改正を行いました。その中でも、初任運転者に対する教育は重点的に強化されましたが、具体的な教育テキストはありませんでした。
本書は、中国バス協会様のご指導のもとに制作したテキストで、事業所における初任運転者教育の方法を具体的に紹介した決定版です。初任運転者教育の内容をイラストや写真を使って、わかりやすく解説しています。
また、指導記録用紙や記入例、実技指導のチェック項目も備えていますので、バス運転者の初任運転者教育を行うにあたって欠かせない1冊となっています。