交通違反で検挙される人は多いと思いますが、いちばん件数が多い違反は何かご存じでしょうか?
令和4年に最も件数が多かった交通違反は「一時不停止」で、約146万6千件でした。
1年間の検挙総数は614万件ですので、3割弱が「一時不停止」が占めていることになります。
住宅街などを走行していると、交差点などの一時停止箇所で、一時停止をせずに少しスピードを落としただけで通過していく車が少なくありません。
こうした運転をするドライバーは、一時停止の標識があるので申し訳程度にスピードを落としているだけであり、一時停止をして交差道路の安全確認をするという意識が欠けているように思います。
言うまでもありませんが、一時停止は徐行程度のスピードに落とすことではなく、タイヤの回転を完全に停止させて左右の安全確認を行うことが基本です。
一時停止箇所で、スピードを落としただけで通過するような運転は絶対にやめてください。
(シンク出版株式会社 2023.7.13更新)
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