夏場のスタッドレスタイヤは慎重な運転を

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる7月23日午前7時半すぎ、北海道大樹町の緩いカーブを走行していた軽乗用車がカーブを曲がりきれず、対向車線にはみ出して乗用車に正面衝突する事故がありました。

 

 軽自動車はスタッドレスタイヤを装着しており、法定速度を上回るかなりのスピードでカーブに差しかかり、反対車線にはみ出したものとみられています。

 

 冬場にスタッドレスタイヤを履いていて、溝が減ってくるとそのまま夏場も使って履き潰す人は少なくありませんが、その際に注意しなければならないのは、夏タイヤと比べて運転感覚が違うということです。

 

 スタッドレスタイヤは、細かな溝が入っていてトレッドが柔らかいことからグリップ力が弱く、ブレーキを踏んでも踏力が路面に伝わらず車がなかなか止まりません。また、カーブなどでも踏ん張りが効きませんので、車線をはみ出しそうになることがあります。

 

 スタッドレスタイヤを装着しているときには、夏タイヤと同じようにスピードを出していると、止まり切れずに前車に追突する危険が高まりますし、カーブを曲がり切れないことがありますので、慎重な運転をしてください。 

(シンク出版株式会社 2023.8.1更新)

■ヒューマンエラーの危険度をチェックして事故を防止しよう

 運転中の「ヒューマンエラー」は、事故に直結する危険が非常に高いため避けなければいけません。

 

 事故診断テスト「事故を防ぐヒューマンエラー危険度診断」は、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくことで、「手抜き行動」「思い込み・錯覚」などの6つの危険度のうち、自身がどのようなヒューマンエラーを起こしやすいかを診断することができます。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月30日(水)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。