高齢者の生活をサポートする乗り物の1つに、電動車いすがありますが、近年、電動車いすの不注意による重大事故が多発していることをうけ、独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)は注意喚起を行っています。
事故事例としては、利用者が操作を誤り林道から転落したものや、踏切を渡ろうとした際に脱輪して動けなくなり、列車と接触したもの等が挙げられています。
また、事故の原因としては、電動車いすに不慣れなことや、操作を誤ることが多くなっています。
そのため、車を運転中に電動車いすに乗る高齢者を見かけた場合、まずは転倒や急な進路変更を予測してください。合わせて、追い抜く際には側方間隔をしっかりと確保するように努めましょう。
電動車いすを見かけた際には決して邪魔者扱いするのではなく、温かい気持ちで見守ってあげてください。
(シンク出版株式会社 2023.9.19更新)
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