皆さんは、信号機のない横断歩道の近くに歩行者がいた場合、どうしていますか?
歩行者が道路を明らかに横断しようとしている場合には、横断歩道の手前で一時停止して、進路を譲っていることでしょう。
では、渡るかどうかわからない人がいた場合はどうでしょう。
渡るかどうかわからないからといって、そのままの速度で通過していませんか?
道路交通法第38条第1項では、横断しようとする歩行者等がいないことが明らかな場合を除き、横断歩道の手前で停止できるような速度で進行しなければならないとされています。
つまり、道路を渡るかどうかわからない人が横断歩道の近くにいた場合には、速度を落として横断に備える必要があるのです。
横断歩道は歩行者優先であることを頭に入れて、横断歩道付近ではいつでも止まれる準備をしておきましょう。
(シンク出版株式会社 2023.10.17更新)
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