去る1月17日、停車していた幼稚園送迎バスにわき見運転の大型クレーン車が追突し、バスが横転する事故が発生しました。幸い、園児や教師は軽傷ですみましたが、悲惨な大事故につながるおそれがありました。
追突は、車両相互事故では一番多い事故形態ですが、その原因としてはわき見運転が非常に多いと言われています。
車間距離を取らなかったり速度の出しすぎで走行中の車同士が追突事故を起こすケースもありますが、停車していた車に追突するのは前方をよく見ていなかったからです。
走行中のわき見は誰でもする危険があり、たまたま前車が停止や減速をしていなかったから事故になっていないという場合が多いと思われます。
ですから自分がどんな状況でわき見をしやすいかを考え、意識しておくことが大切です。
食事場所を探しているとき、道路の案内表示に気を取られているとき、趣味や興味・関心のあるものに関わる施設を見つけたときなども、長時間のわき見をしやすいので注意しましょう。
(シンク出版株式会社 2024.1.22更新)
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