「自動車運送事業者における視野障害対策マニュアル」が策定され、2年が経とうとしています。
視野とは、見ることのできる範囲をいいますが、視野が狭くなったり、一部が欠けたりする「視野障害」を自覚しないまま運転していると、信号や歩行者等を見落として、重大事故を引き起こすおそれがあります。
ここで注意したいのが、「視野」と「視力」は異なるということです。
「自分は視力がよいから視野障害は関係ない」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、視力とは、物をどれだけ細部まで見分けられるかを測るものです。
そのため、どれだけ遠くや小さなものが見えても、視野が欠けているおそれはあるのです。
「視力は悪くないから検査は不要」とは考えず、「もしかしたら視野が欠けているかもしれない」ということを念頭に、眼科検診や精密検査の受診を進めましょう。
(シンク出版株式会社 2024.1.30更新)
多くの事業所で朝礼を実施されていると思いますが、本冊子は交通安全の話題に特化した朝礼話題集です。
テーマを6つに分類しており、1・「交通ルール」、2・「安全運転の知識」、3・「安全運転意識」、4・「高速道路」、5・「駐車・後退時」、6・「トラブル対処法」の計22話を掲載しています。
また、各話題には関連したスローガンも掲載していますので、運転者の記憶に残りやすい工夫もされています。
職場の指導的立場にある管理者はもちろん、実際に運転される運転者がお読みになられても、安全意識向上にもお役立ていただける冊子です。