車を運転していて怖いのは、何気なく「わき見」をして、一瞬前方から目を離して運転をすることです。
「わき見」をする理由はいろいろあるのですが、いちばん無意識にしてしまうのが、事故や火事の現場に出会って、そちらを見てしまうことではないでしょうか?
先日、東京都練馬区で自転車に乗っていた女性が、乗用車にはねられる事故があったのですが、事故現場から約140m先の住宅街で火事が起こっており、運転していた男性は「火事に気をとられていた」といった話をしていました。
「わき見」は、自分が興味・関心があるものに目がいきますので、運転する人によって「わき見」をする対象が変わってきます。
しかし、火災現場や事故現場に出会うと、ほとんどすべての人が興味・関心がありますので、思わずそちらを見てしまいます。
ある程度目を向けるのは仕方がないとは思いますが、問題は見ている時間です。見るのは一瞬にして、絶対に何秒も見ないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2024.2.7更新)
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